
私は内向型で生きづらいと感じてきました。
例えば
- なぜか考えすぎと言われてしまう
- 返事や反応が遅くなってしまう
- 書くのは得意だけど、話すとなぜかうまく話を伝えることができない
しかし、これらは内向型の特徴に過ぎないのです。
それにもかかわらず、内向型が生きづらさを感じているのは世の中が
- コミュニケーション能力
- 考えるよりも行動すること
を評価する仕組みだからだと考えています。
そんな内向型の私が、生きづらい人生から抜け出したくて、手に取ったのがジルチャン著「静かな人の戦略書」でした。
本記事ではジルチャン著「静かな人の戦略書」を参考にし、そんな内向型の人が生きづらい生活から脱出する方法を解説します。
結論:内向型の人が生きづらい生活から脱出する方法
内向型の人が生きづらい生活から脱出する方法は以下の2プロセスが考えられます。
- 内向型の人の特徴を知る(自分の特徴を知る)
- 内向型の特徴を活かした戦い方を考える
内向型の特徴を知る
以下のような特徴が内向型にはあります。
内向型が苦手なこと

じっくり考えるため反応が遅い
内向型の人は長期記憶に頼る傾向があるようです。そして、長期記憶にアクセスするのは時間がかかるようです。また、じっくり考える傾向があります。
そのため、反応がついつい遅れてしまいがちだそうです。
オープンな空間がプレッシャー
私は会議室での会話や誰かに見られながらの作業がとても苦手です。
汗が止まらなくなったり、手が震えたりします。
気を遣って質問できない
私は会社でわからないことがあった時に
- 「忙しそうだな」
- 「何か言われたらどうしよう」
とか考えて、質問ができないことがよくあります。
緊張しやすい
特に人前での自己紹介や会議で意見を話すときに異常に緊張してしまいます。
気まずい雰囲気に耐えられない
テレビで人がガチギレされるドッキリがあると思います。
しかし、私はあれが見れません。気まずい雰囲気が耐えられず、チャンネルを変えてしまいます。
アドリブに弱い・不足の事態に弱い
私は当日に仕事をいきなり与えられると軽いパニックになります。
また例えば、先輩と一緒に客先と会議を行うはずが急遽先輩が休んでしまい、一人で客先と会議をしなければいけない時、パニックになります。
急激にたくさんの不安が頭をよぎります。
内向型が得意なこと

傾聴力に優れる
内向型は人の話を客観的に細かく聞くことが得意な傾向があります。
たしかに、私も相手の話を整理するのが得意な自覚があります。特に喧嘩をしている場面に遭遇すると、お互いの意見を聞いて妥協点を探そうとする傾向があります。
内省力が高い
私が会社の新入社員研修を受けていた際に講師の方に言われたことがあります。
当時は意識していませんでしたが、今思うと私は自分の欠点や改善点を冷静に分析することが得意な方だと思います。
内向型の特徴を活かした戦い方を考える
基本的には以下の考え方で内向型の特徴を活かす戦い方を提案します。
- 苦手なことに対策を立てる
- 得意なことを活用する
苦手なことに対策を立てる
| 苦手なこと | 対策 |
| じっくり考えるため反応が遅い | チャットや書いて説明する 改めて連絡するように言う |
| オープンな空間がプレッシャー | できるだけ1対1で話す SNSを利用する |
| 気を遣って質問できない | 先に困った際に質問させてほしいと伝えておく |
| 緊張しやすい | 準備や練習をしっかりする 一人になれる場所を探しておく |
| 気まずい雰囲気に耐えられない | その場から一旦離れる |
| アドリブに弱い・不足の事態に弱い | 入念な準備を行う あらかじめじっくり考えておく |
得意なことを活用する
| 得意なこと | 活かす方法 |
| 深く考えることができる | 問題や想定課題を考える |
| 傾聴力に優れる | 話の整理をする お互いの妥協点を見つける |
| 内省力が高い | 課題を見つける 改善案を探す |
その他内向型におすすめな戦い方
気乗りしないことは断る
内向型には会食やパーティなどは苦痛かもしれません。私も正直苦手です。
思い切って断ることで、内向型は心身ともに健康を保てるかもしれません。
外向型と組む
私は読んだときに目からうろこでしたが、苦手なことを外向型に任せてしまうという作戦があります。
雑談を準備しておく
私が話が苦手なのはそもそもないを話せばよいかわからないというのもあります。
そして、話せなく気まずくなり、いても立ってもいられなくなるという流れです。
そんな時は、あらかじめ話のタネを準備しておけば安心材料になります。
その場を離れるための準備をしておく
例えば、飲み会やパーティなどで「早く帰りたいな」と思うことはありませんか?
そんなときに、その場を離れるための準備をしておくと良いでしょう。
例えば、何時に友達に電話をかけてもらい、その場を自然に離れるとかです。
まとめ:内向型の人が生きづらい生活から脱出する方法
本記事ではジルチャン著「静かな人の戦略書」を参考にし、内向型の人が生きづらい生活から脱出する方法を解説しました。
ポイントは内向型の特徴を把握して、内向型オリジナルの戦い方をすることです。
そうすることで内向型が生きづらい生活から脱出する一助となると考えられます。
本記事が内向型に悩む方のお役に立てれば幸いです。ご拝読ありがとうございました。
また、以下の本紹介では、他にも読んだ本を参考にアウトプットしています。良ければご覧ください。
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