
本記事では、『松丸家の育て方』(松丸 亮吾 (著), メンタリストDaiGo (著), 松丸 悟 (著), 松丸 彗吾 (著), 松丸 怜吾 (著))を読んで、私が子育てで取り入れたいことを紹介します。
『松丸家の育て方』を読んで、私が子育てで取り入れたいこと
『松丸家の育て方』には子育てでとても勉強になることが書いてあります。
本書の概要をまずは簡単に説明します。
『松丸家の育て方』の概要
松丸家は父・悟さん、母・順子さんと息子四兄弟(長男・大吾さん、次男・彗吾さん、三男・怜吾さん、四男・亮吾さん)の6人家族です。本書では、四者四様に育った四兄弟の性格や象徴的なエピソードと両親の教育方針・姿勢を描いています。
松丸家の四兄弟をご紹介すると
- 長男大吾さん(メンタリストDaigoさん、Dラボ創設者 )
- 次男彗吾さん(独学でプログラミングを勉強、Dラボの開発者)
- 三男怜吾さん(薬学部卒、調香師、ドラマーとマルチに活躍)
- 四男亮吾さん(東大、謎解きで一躍有名に)
本書からは、以上のような輝かしい人生を歩む四兄弟を育てた独自性や個性を活かす・養う子育て法が学べます。
本題:私が実践したい子育て術
子供に答えを教えず、考えさせる
個性や独自性を育むうえで、子供に考えさせる習慣を身に着けてもらうのは重要だと感じました。
私の場合、真逆で子供のころ親に決めてもらっていたことが多かったです。なので、考える習慣はありませんでした。なので、学校でもその癖で、周りに決めてもらうというか周りに流されて過ごしていました。
すると、進学先をどこにするか、何学部に進むか、就職先はどうするかを決める時にとても困りました。
そこで、はじめて周りと自分の考える力の差に直面しました。(まあ、だからこそこうやってブログを始めて反面教師として発信しようと思ったのかもしれませんが。)
したがって、人生の大事な岐路では自分で考えて判断しなければならない場面があるので、子供に答えを教えず、考えさせる習慣を作ることは私はとても大切だと思います。
子供に適度な期待をし続ける
子供は親の期待に応えようとすると本書には書いていました。私はこれにとても共感します。
私も子供のころ、両親がずっと期待をかけ続けてくれた気がします。そして、私は意識せずにそれにこたえようとしていました。
たとえば、私は受験がそうでした。両親が自分はできると適度に期待してくれてたおかげで、それにこたえようと勉強をして、志望校に合格できました。(もちろん、途中は反抗期でさぼっていましたが。)
なので、プレッシャーを感じすぎない程度の期待をかけ続けることは、子供のパフォーマンスを向上させるうえで大切だなと感じています。
子育てのハ(励ます)ヒ(引き出す)フ(奮発させる)ヘ(へこたれない)ホ(褒める)
松丸家の育て方では、このハヒフヘホを意識していたそうです。上記に書いたことも以下のことに集約されると思います。
- 答えを与えずに自分で考えさせる教育で、子供の個性を引き出す。
- 適度に期待をかけることや褒めること、必要なタイミングで励ますことで奮発させる。
- どんなに苦しい状況でも、へこたれずに子供のことを考える。
私は本書から子育てを考えるうえで大切な要素を学びました。
その他私が気づいたこと

私は四男の松丸亮吾さんのエピソードを見て、大変興味深く思ったことがあります。
それは兄弟は小さな社会を形成しているという点です。
彼は、とても負けず嫌いな性格だったようです。ただ、四兄弟の末っ子ということもあり、兄弟間で何を勝負するにしても分が悪かったようです。
たとえば、クイズ番組を家族で見ていても、知識を問われる問題ではどうしても勝てなかったようです。
そんな時、クイズ番組でひらめき力を問う謎解き問題が出たそうで、亮吾さんはその時にこの分野では知識がなくても解けるため、兄弟に勝てると思ったそうです。
兄弟という小さな社会の中ではあるものの、競合優位性を見つけて、自分の能力を発揮することはキャリアを歩むうえで、とても再現性のある考え方だと思います。
それが自然と身につくのが兄弟のいるメリットかもしれません。
最後に:私が重要だと思った子育ての要素
私が『松丸家の育て方』を読んでいて、重要だと思ったのが、夫婦としてのバランスです。
例えば、片方が子供に口酸っぱく注意するなら、もう片方は静観して子供の逃げ場を作ることも必要なのかなと思いました。
これらはどちらか一方だけでは、成立しないので、やはり子育ては一人ではなく、夫婦そろって協力して取り組むことが重要だなと思いました。
まとめ:『松丸家の育て方』を読んで、私が子育てで取り入れたいこと
本記事では、『松丸家の育て方』(松丸 亮吾 (著), メンタリストDaiGo (著), 松丸 悟 (著), 松丸 彗吾 (著), 松丸 怜吾 (著))を読んで、私が子育てで取り入れたいことを紹介しました。
- 答えを与えずに自分で考えさせる教育で、子供の個性を引き出す。
- 適度に期待をかけることや褒めること、必要なタイミングで励ますことで奮発させる。
- どんなに苦しい状況でも、へこたれずに子供のことを考える。
これらが私が本書で学び、実際に子育てに取り入れたいことです。本記事がすこしでも子育てのご参考になれば幸いです。
