
本記事では、日本からフィリピンへ荷物を送る手順を解説します。今回は日本郵便の国際便で送る方法をご紹介します。
以下のような方にぜひ読んでいただきたく、本記事を執筆しました。
📝 本記事はこんな方に向けて書きました。
- フィリピンの友人や恋人に荷物を送りたい
- あるいはフィリピン留学中の友人・子どもに荷物を送りたい
- だけど、国際郵便の送り方がわからない
また、本記事の信頼性について、以下の事項に留意して執筆しています。
📝 本記事の信憑性について
私は2025年に半年間フィリピンセブ島に留学し、フィリピン人と触れ合いました。そこで、今のフィリピン人彼女と出会い、半年以上交際をしています。
その経験から本記事の信憑性を担保するために以下のポリシーに準拠して執筆しています。
📝 本記事のポリシー
- 私が2025年12月に日本からフィリピン人彼女へ荷物を送ったときの一次情報ベースで書く
- 私自身の半年間のセブ島留学で経験した一次情報ベースで書く
- わかりにくい用語などは必要に応じて、外部サイトを引用し解説する
日本からフィリピンへ荷物を送る方法|彼女へプレゼント
日本からフィリピンへ荷物を送るには以下の手順で荷物を送ります。
- 送れる荷物かどうかを判断する
- 送り状を発行する(日本郵便オンライン)
- 郵便局に荷物を持っていく
1. 送れる荷物かどうかを判断する
国際郵便として送れないものとフィリピンに送れないものがあります。
下の日本郵便公式サイトで、あらかじめ送れる荷物かどうかを確認してください。
例えば、フィリピンでは蒸留酒、ぶどう酒、ビールその他すべての種類の酒精飲料の送付を禁止しています。
「国際郵便として送れないもの」日本郵便公式サイト
「フィリピンに送れないもの」日本郵便公式サイト
2. 送り状を発行する(日本郵便オンライン)
日本郵便ではオンラインで送り状作成の手続きができます。全体の流れは以下のとおりです。
- 国際郵便マイページにログイン
- 新規送り状を作成
- 税関告知の確認
- 郵便局へ発行されたURLリンク(スマホ)を持ち込む
1. 国際郵便マイページにログイン
日本郵便の国際郵便マイページの登録・ログインを行います。
2. 新規送り状を作成
本記事では大まかな流れと必要事項について解説します。
より詳細を知りたい方は下記の日本郵便公式サイトをご参照ください。
「海外へのお荷物の送り方初心者ガイド」日本郵便公式サイト
国際郵便マイページにログイン
国際郵便マイページにログイン後、送り状を作成します。下記からアカウントの作成・ログインができます。
「国際郵便マイページサービス」日本郵便公式サイト
送り状の作成

ログインすると送り状作成に進みます。送り状作成には以下の情報が必要です。あらかじめ準備しておきましょう。
- 輸送方法
- 送付人の英語住所
- 受取人の英語住所
- 受け取り人の電話番号(国番号含む:フィリピンの国番号は+63)
- 内容品の英語表記
- 内容品の重量
- 内容品のHS-code
- 内容品の個数
- 内容品の価格
HS-codeとは荷物を送る際に使用される世界共通の品目分類番号です。税関が関税計算に使う番号で、必須ではありませんが、税関で止まる可能性を下げたいのであれば、記載しておくと良いでしょう。
下に参考として、日本郵便公式サイトの品目とHS-code一覧表を載せておきます。
「内容品のHSコード類の例」日本郵便公式サイト
3. 税関告知の確認
記載した内容に虚偽はないか、内容物に危険物はないかの確認です。
記入内容を確認するとともに、国際郵便として送れないものとフィリピンに送れないものに該当しないかを再確認する必要があります。
4. 郵便局へ発行されたURLリンク(スマホ)を持ち込む
1~3の内容が終了すれば、登録したメールあてに送り状のURLリンクが届きます。
そのURLリンクと梱包した荷物をもって、郵便局に行きましょう。
※注意:送り状URLリンクには有効期限があります。詳細日時は送付されたメールをご参照下さい。
3. 郵便局に荷物を持っていく

郵便局に郵送する荷物を持っていきます。
2で得られた送り状URLを開くと、QRコードが表示されます。郵便局に設置されているバーコードにかざすと、送り状が発行されるので、それと送る荷物を郵便局職員に預けましょう。
あとは、職員さんが計量など行ってくれます。指示に従って、支払を完了させて送付の手続き終了です。
日本からフィリピンへ荷物を送る際の費用について
荷物を送る時にかかる費用は
- スピード便・船便・航空便いずれを使用するか
- 内容物の重量
で決まります。
詳しくは以下の日本郵便の「国際郵便早見表」に記載されていますので、ぜひご参照ください。
「国際郵便早見表ダウンロードページ」日本郵便公式サイト
ちなみに、今回私は日本からフィリピンのセブ島へスピード便(EMS便)を依頼し、内容物の重量が2.5 kg以上3.0 kg未満だったので、5750円でした。(2025年12月)
また、2025年9月にも送っており、その際もスピード便(EMS便)を依頼し、内容物の重量が1.5 kg以上1.75 kg未満だったので、4200円でした。
日本からフィリピンへ荷物を送る際の配送所要時間について

荷物を送る時にかかる費用は
- スピード便・船便・航空便いずれを使用するか
- 内容物の重量
で決まります。
詳しくは以下の日本郵便の「国際郵便の料金・日数を計算する」サイトで
- 内容物の重量
- スピード便・船便・航空便いずれを使用するか
- 差し出す都道府県
- お届け先の国
を入力すると、かかる料金と時間が算出できます。ぜひご参照ください。
「国際郵便の料金・日数を計算する」日本郵便公式サイト
参考:スピード便・船便・航空便の料金・日数の比較
参考までに、上記サイトを用いて、以下の条件でスピード便・船便・航空便の料金・日数を計算してみましたので、共有します。
条件
- 内容物の重量が3.0 kg
- 差し出す都道府県:東京
- お届け先の国:フィリピン
比較結果
| EMS便 | 航空便 | 船便 | |
| 日数 | 12日 | 15日 | 2~3か月 |
| 料金 | 5750円 | 4900円 | 3100円 |
比較すると、EMS便は航空便よりも3日ほど早く到着し、料金は850円ほど高いという結果となりました。一方、船便は最も料金が安い代わりに、日数が2~3か月とEMS便や航空便に比べて、4倍以上かかるということがわかりました。
参考:算出された日数の妥当性
また、実際この計算の妥当性を評価するために、上記サイトでの計算値と実際にかかった日数を表でまとめました。
条件としては、日本(兵庫県)からフィリピンセブ島へ送付したものです。
| 依頼日 | 到着日 | 計算値 | 実測値 | 誤差 |
| 2025.9.17 | 2025.10.1 | 12日 | 14日 | 2日 |
結果として、2日程度計算値よりも長く日数がかかりました。これはおそらく届け先がフィリピンのセブ島であったことが考えられます。
フィリピン・セブ島へ荷物を届ける際に、本配達の場合
日本ー>マニラー>セブ島
とマニラを経由したため、計算値よりも長く日数がかかったと考えられます。逆に、マニラへは確かに計算値通り、12日程度で到着していました。
結論として、フィリピン・セブ島やその他の離島の際は計算値+2~3日程度かかるものと考えられます。
まとめ:日本からフィリピンへ荷物を送る方法|彼女へプレゼント
本記事では、日本からフィリピンへ荷物を送る手順を解説しました。
まとめると、日本からフィリピンへ荷物を送るには以下の3stepを行う必要があります。
- 送れる荷物かどうかを判断する
- 送り状を発行する(日本郵便オンライン)
- 郵便局に荷物を持っていく
本記事によって、読者さんがフィリピンの友人や家族へ荷物を送る際の一助となれば幸いです。
また以下にフィリピン人への誕生日プレゼントは何をあげればいいか?について執筆した記事を載せてます。ぜひご覧ください。

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