『書く仕事がしたい』から学んだ書く仕事の実態

書く
書く

本記事では、佐藤友美さんの著作『書く仕事がしたい』から学んだ書く仕事の実態をご紹介します。

本記事では以下のような方に読んでいただきたく執筆しました。

  • 書く仕事に興味がある・従事したいと思っている方

特にライター・エッセイスト・コラムニストの話がメインです。

『書く仕事がしたい』から学んだ書く仕事の実態

書く仕事の種類

大きく分けて書く仕事は2つになります。

  • 執筆業
  • 間接的に書く仕事

執筆業

これは実際に自分で文章を書く仕事です。

この中でも、さらに以下の2つに分かれます。

  • 自分でテーマを決め、自分の意見を中心に書く
  • 他者に取材をして、他者の意見を汲み取り、書く
自分でテーマを決め、自分の意見を中心に書く仕事

例えば以下のような仕事です。

  • 脚本家
  • 小説家
  • エッセイスト
  • コラムニスト
他者に取材をして、他者の意見を汲み取り、書く

これは主にライターのことです。

  • スポーツライター
  • 書籍ライター
  • 美容ライター
  • フードライター
  • etc

他の間接的に書く仕事

直接自分で文章を書くわけではないが、書く仕事のそばにいる人たちのことです。

例えば、以下のような職業です。

  • 編集者
  • 校閲・校正者

執筆業の仕事内容

書く タイプライター

ライターの仕事内容

一言で言うと、ライターは「他者の話を正確にわかりやすく翻訳する仕事」です。

主な仕事内容は以下で構成されています。

  • 編集者と企画を考える
  • 取材をする
  • 記事に必要な撮影をする
  • 記事を作成する
  • 記事修正をして仕上げる
  • 納品する

ライターは基本的に他者の意見を書くので、自分の中に書きたいテーマがなくても良いというのが特徴です。

エッセイスト・コラムニストの仕事内容

これらはライターと異なり、自分のテーマを自分の意見を中心に執筆します。

そのため、ライターのように取材は必須ではありません。ただそれ以外の部分は同様で、記事を作成して、修正・仕上げ、納品です。

自分のテーマで書く必要がありますが、佐藤友美さんは戦略的な書き方を提案してくれています。

  • 自分の専門分野で書く
  • 自分で調べながら書く

つまり、なにかしら専門性がある人はその分野を書く。ない場合は興味がある分野や流行りの分野でも良いので、調べながら書く。そうすることで、特別な知識がなくても執筆できます。

書く仕事に就く手段

実際にどうやって書く仕事に就けばいいのかというと、以下のような方法が挙げられます。

  • 知り合いのつて
  • 誰かに師事する
  • 編集部に勤める
  • 募集要項に応募する

いずれにせよ、自分の力を説明するポートフォリオは必要です。

執筆業で大切なこと

書く カフェ

最後に執筆業に従事するうえで、共通して重要なポイントを紹介します。

以下の3点が特に重要です。

  • 好奇心・質問力
  • 需要を見抜くこと
  • 文章力(わかりやすく、面白く)

取材する場合は相手の話を聞くために、質問力が必要です。そして、その質問は好奇心から来るものです。自分でテーマを決める場合においても、そのテーマを掘り下げるための好奇心は必要でしょう。

また、記事を作成する意図は読者に読んでもらうことです。したがって、読者がどういう内容を求めているかを見抜く必要があります。

最後に、文章力です。最低限わかりやすく、明瞭な文章構造で書く必要があります。そして、より読者を引き付けるためには面白く書く必要があります。

面白く書くについて、筆者の佐藤友美さんはオリジナルな切り口でものごとを捉えることがポイントだと言います。

例えば、物語にしても登場人物に着目するのか、ストーリーに着目するのか、舞台に着目するのかなど様々な視点があります。さらに、登場人物の中でも性格から切るのか、見た目から切るのか、仕事や功績から切るのか多様な切り方があります。

この組み合わせで希少性、独自性を狙うということです。

ただし、他の要請(明瞭な文章、読者の需要)を同時に満たすことを注意しなければなりません。

まとめ:『書く仕事がしたい』から学んだ書く仕事の実態

本記事では、佐藤友美さんの著作『書く仕事がしたい』から学んだ執筆業の実態をご紹介します。

まとめると

  • 書く仕事には実際に書く人、書く人の周りにいる人がいる
  • さらに、実際に書く中でも自分の意見を書く仕事(脚本家、小説家、エッセイスト、コラムニストなど)と他者の意見を中心に書くライターに分かれる
  • いずれも好奇心・質問力、需要を見抜く力、文章力(わかりやすく、面白く)が必要

です。

本記事が、書く仕事に興味がある方へ少しでもお役に立てば幸いです。ご拝読ありがとうございました。

他の記事でも読書で得た知識をアウトプットしています。よろしければぜひご拝読ください。

カテゴリー:本紹介

『松丸家の育て方』を読んで、私が子育てで取り入れたいこと

読書 1
読書 1

本記事では、『松丸家の育て方』(松丸 亮吾 (著), メンタリストDaiGo (著), 松丸 悟 (著), 松丸 彗吾 (著), 松丸 怜吾 (著))を読んで、私が子育てで取り入れたいことを紹介します。

『松丸家の育て方』を読んで、私が子育てで取り入れたいこと

『松丸家の育て方』には子育てでとても勉強になることが書いてあります。

本書の概要をまずは簡単に説明します。

『松丸家の育て方』の概要

松丸家は父・悟さん、母・順子さんと息子四兄弟(長男・大吾さん、次男・彗吾さん、三男・怜吾さん、四男・亮吾さん)の6人家族です。本書では、四者四様に育った四兄弟の性格や象徴的なエピソードと両親の教育方針・姿勢を描いています。

松丸家の四兄弟をご紹介すると

  • 長男大吾さん(メンタリストDaigoさん、Dラボ創設者 )
  • 次男彗吾さん(独学でプログラミングを勉強、Dラボの開発者)
  • 三男怜吾さん(薬学部卒、調香師、ドラマーとマルチに活躍)
  • 四男亮吾さん(東大、謎解きで一躍有名に)

本書からは、以上のような輝かしい人生を歩む四兄弟を育てた独自性や個性を活かす・養う子育て法が学べます。

本題:私が実践したい子育て術

子供に答えを教えず、考えさせる

個性や独自性を育むうえで、子供に考えさせる習慣を身に着けてもらうのは重要だと感じました。

私の場合、真逆で子供のころ親に決めてもらっていたことが多かったです。なので、考える習慣はありませんでした。なので、学校でもその癖で、周りに決めてもらうというか周りに流されて過ごしていました。

すると、進学先をどこにするか、何学部に進むか、就職先はどうするかを決める時にとても困りました。

そこで、はじめて周りと自分の考える力の差に直面しました。(まあ、だからこそこうやってブログを始めて反面教師として発信しようと思ったのかもしれませんが。)

したがって、人生の大事な岐路では自分で考えて判断しなければならない場面があるので、子供に答えを教えず、考えさせる習慣を作ることは私はとても大切だと思います。

子供に適度な期待をし続ける

子供は親の期待に応えようとすると本書には書いていました。私はこれにとても共感します。

私も子供のころ、両親がずっと期待をかけ続けてくれた気がします。そして、私は意識せずにそれにこたえようとしていました。

たとえば、私は受験がそうでした。両親が自分はできると適度に期待してくれてたおかげで、それにこたえようと勉強をして、志望校に合格できました。(もちろん、途中は反抗期でさぼっていましたが。)

なので、プレッシャーを感じすぎない程度の期待をかけ続けることは、子供のパフォーマンスを向上させるうえで大切だなと感じています。

子育てのハ(励ます)ヒ(引き出す)フ(奮発させる)ヘ(へこたれない)ホ(褒める)

松丸家の育て方では、このハヒフヘホを意識していたそうです。上記に書いたことも以下のことに集約されると思います。

  • 答えを与えずに自分で考えさせる教育で、子供の個性を引き出す。
  • 適度に期待をかけることや褒めること、必要なタイミングで励ますことで奮発させる。
  • どんなに苦しい状況でも、へこたれずに子供のことを考える。

私は本書から子育てを考えるうえで大切な要素を学びました。

その他私が気づいたこと

自信 女性

私は四男の松丸亮吾さんのエピソードを見て、大変興味深く思ったことがあります。

それは兄弟は小さな社会を形成しているという点です。

彼は、とても負けず嫌いな性格だったようです。ただ、四兄弟の末っ子ということもあり、兄弟間で何を勝負するにしても分が悪かったようです。

たとえば、クイズ番組を家族で見ていても、知識を問われる問題ではどうしても勝てなかったようです。

そんな時、クイズ番組でひらめき力を問う謎解き問題が出たそうで、亮吾さんはその時にこの分野では知識がなくても解けるため、兄弟に勝てると思ったそうです。

兄弟という小さな社会の中ではあるものの、競合優位性を見つけて、自分の能力を発揮することはキャリアを歩むうえで、とても再現性のある考え方だと思います。

それが自然と身につくのが兄弟のいるメリットかもしれません。

最後に:私が重要だと思った子育ての要素

私が『松丸家の育て方』を読んでいて、重要だと思ったのが、夫婦としてのバランスです。

例えば、片方が子供に口酸っぱく注意するなら、もう片方は静観して子供の逃げ場を作ることも必要なのかなと思いました。

これらはどちらか一方だけでは、成立しないので、やはり子育ては一人ではなく、夫婦そろって協力して取り組むことが重要だなと思いました。

まとめ:『松丸家の育て方』を読んで、私が子育てで取り入れたいこと

本記事では、『松丸家の育て方』(松丸 亮吾 (著), メンタリストDaiGo (著), 松丸 悟 (著), 松丸 彗吾 (著), 松丸 怜吾 (著))を読んで、私が子育てで取り入れたいことを紹介しました。

  • 答えを与えずに自分で考えさせる教育で、子供の個性を引き出す。
  • 適度に期待をかけることや褒めること、必要なタイミングで励ますことで奮発させる。
  • どんなに苦しい状況でも、へこたれずに子供のことを考える。

これらが私が本書で学び、実際に子育てに取り入れたいことです。本記事がすこしでも子育てのご参考になれば幸いです。

国際恋愛 遠距離で私たちが工夫していること

国際恋愛
国際恋愛

本記事では、国際恋愛の遠距離で私たちが工夫していることを紹介します。

以下のような方にぜひ読んでいただきたく、本記事を執筆しました。

📝 本記事はこんな方に向けて書きました。

  • 国際恋愛中で遠距離生活をして難しさを感じている
  • これから国際恋愛で遠距離生活をする

はじめに|私たちの国際恋愛を簡単にご紹介

私は現在、フィリピン人女性と国際恋愛をしています。交際して8か月が経過します。普段は英語を使って会話をしています。

出会いはフィリピンのセブ島で、私が半年間の語学留学をしていた際に出会いました。現在は、彼女がフィリピンセブ島におり、私が日本にいるので、遠距離恋愛となっています。

本記事では、その実体験をもとに、国際恋愛の遠距離についてご紹介できればと思います。

国際恋愛 遠距離で私たちが工夫していること

その不安を感じるのは、あなただけじゃない

不安

国際遠距離恋愛をしていると、不安や迷いを感じるのはとても自然なことです。距離があり、会える回数が限られていて、将来もはっきり見えない。そうした状況で不安を感じない方が、むしろ珍しいと思います。

私自身も、「この関係は本当に続くのだろうか」「相手の気持ちは変わっていないだろうか」と何度も考えました。

この記事を読んでいる方の中にも、不安を感じてらっしゃる方がいるかもしれませんが、決して弱さではありません。同じように悩みながら関係を続けている人は確実にいます。

国際恋愛 遠距離での不安や困難

国際遠距離恋愛には、最初からいくつもの不安がつきまといます。

  • 本当にこの関係は続くのか不安
  • 相手の気持ちが見えにくく、自分のへの気持ちが薄れていないか不安
  • 会えない時間が長すぎて、寂しい
  • 将来、本当に一緒に住めるか不安

特に「先が見えない」、「気持ちが見えづらい」という不安は、心をじわじわ削ってきます。国内の遠距離と違い、簡単に会いに行けない現実があるからです。

国際恋愛 遠距離の具体的な不安や困難エピソード

気持ちがわかりづらく、喧嘩

国際恋愛の遠距離はどうしても簡単に合える距離でも金額でもないです。そのため、連絡手段はテキストかビデオ通話になります。

しかし、連絡が途切れてしまうと、簡単に不安になったり、相手を不安にさせてしまいます。

「もしかして、誰かといる?」
「自分と電話するよりも誰かと遊んだり、一人でなにかしている方が楽しいのかな?」

とついつい考えてしまいます。そのようなことが続くと、ため込んだものがついつい通話中に出てしまいます。

けんかをしても、気持ちが正確に伝えられない

けんかをした時に、国際恋愛だと言語の壁があり、うまく相手に自分の想いを伝えきれない時が多々あります。

また、国際恋愛の遠距離だとどうしても通話になり、けんか中に電波が悪くなるともう最悪です。

特に、相手を怒らしてしまった時に電波が悪いと、弁明もできないし、謝ることもできず、また電波が悪くなるとますます相手を怒らせてしまいます。

「なんて?聞こえない」と言われると、自分のせいで電波が悪いわけではないのにと、泣きたくなります。

言葉のニュアンスをつかめず、喧嘩

また、国際恋愛あるあるだと思いますが、言葉のニュアンスがつかめず、けんかになることもあります。

例えば、私は「どちらにせよ」みたいな意味で「whatever」を使いました。すると、どうやら相手は「どうでもいいわ!」みたいなニュアンスで受け取り、何時間も口をきいてくれませんでした。

このように、言語が違うと、意図しない形で相手に言葉が伝わり、相手の機嫌を損ねることが多々あります。

文化の違いが原因で喧嘩

国際恋愛だと、文化が異なり、喧嘩になることもあります。

例えば、私の彼女はフィリピン人ですが、フィリピンではクリスマスや行事ごとをとても大切にしています。米国やヨーロッパでもそうかもしれません。

クリスマスで言うと、彼女たちは24日と25日の変わり目は必ずカウントダウンするそうで、その後も夜通しゲームなどをして遊ぶそうです。

しかし、日本ではそのような熱狂はあまりないと思います。そのような調子で、私は2025年のクリスマス、25日さえ空けておけばいいかなと考え、24日と25日の変わり目は夜行バスで移動する予定でした。

すると、彼女は発狂です。お前は頭がおかしいのか?くらいの勢いで咎められました。

このように、文化が異なることで、無自覚に相手を傷つけることもあります。

遠距離で電話ごしだからこそ、悪い言葉が言いやすくなることも

直接だとそこまで言わないことも、遠距離で電話ごしだとねじが外れやすく、とても失礼なことを言ってしまうことが正直あります。

時差の問題

国際恋愛の遠距離だと、時差により連絡を取りたいタイミングが合わないことがあるかもしれません。仕事が終わった頃には相手は寝ている、こちらが寝る頃に相手が起きる、のようなことです。

幸い、私たちは時差が1時間(日本とフィリピン)なので、特別時差を感じることはありません。

国際恋愛 遠距離での不安や困難を乗り越える工夫

自信 成功

以上のエピソードトークで、国際遠距離恋愛の不安や工夫に関して解説しました。

主な要因を分析すると、結局は

  • コミュニケーション不足
  • 言葉の壁
  • 文化の壁

です。本章ではそれぞれに対して、私たちが行っている工夫を記載します。特別なことではありません。

コミュニケーション不足に対する私たちの工夫

  • 連絡頻度をなるべく高くする
  • 連絡できなくなる時や用事があるときは必ず事前に伝えておく
  • どちらか一方だけが発信しないように、お互いで電話をかけあう
  • 毎朝起きたとき、毎晩寝る前は必ず「I love you」と伝える
  • 将来について定期的に話す

言葉の壁に対する私たちの工夫

  • お互いの言語を少しずつ勉強する
  • 一緒に映画やSNS視聴などで楽しみながら勉強する
  • すぐに結果を求めない
  • お互いの言語レベルを理解して、伝える努力と理解する努力を徹底

私が陥りやすいのが、「ちっとも英語が話せるようになってない」とすぐに結果を求めて落ち込んでしまうことです。

必死で勉強している中で、「なんて?」「ごめん、理解できない」と言われると、とても悲しく、落ち込んでしまいます。

ただ、言語は本当にマラソンのようなもので、すぐに結果はでるものではありません。しかも、パートナーはそのことをわかってくれます。

なので、すぐには結果を求めないことが長く国際恋愛を継続するのに大切だと思います。

文化の壁に対する私たちの工夫

  • お互いに文化について興味を持って、質問したりする
  • 自分の文化が当たり前と思わない
  • 違う文化の場合は、しっかりどう違うか説明して相手に伝える

以上が工夫していることです。

特に大事なのは、「相手を安心させる言葉を意識的に使うこと」です。遠距離では、安心は自然に生まれません。意識して作るものだと感じました。

国際恋愛 遠距離での失敗談

フィリピン

以上のように、いろいろ書きましたが、正直に言うと失敗もたくさんありました。

  • 不安を我慢しすぎて突然爆発した
  • ついつい連絡することを忘れてしまった
  • 電話中、他のことをしていて、相手の話をあまり聞いていなかった

私個人の意見を言うと、不安を一気に爆発させるよりも、すこしずつちゃんと伝えていく方がいいと思います。遠距離だと、爆発の勢いで本当に言いたくなかったこともぽろっと出てしまいます。

また、日本人はあるあるだと思いますが、連絡のアップデートが苦手だと思います。また、ついつい返信を待ってから返す人が多いと思います。

しかし、必ずしも相手国の人が同じスタイルとは限りません。特に私の彼女の住むフィリピンでは連絡頻度が驚くほど高く、向こうはそれが普通だと思っています。

合わせるのか、理解してもらうかは話し合いで決めればいいと思いますが、個人的に国際恋愛で遠距離の場合は、無理のない範囲で相手に合わせて少しでも連絡頻度を高めるほうが長続きしやすいのかなと思います。

失敗談から学んだこと

失敗から学んだ一番の教訓は、

「遠距離では、相手の安心感を自分で作る」

ということです。物理的な距離があることで、人間はすぐに不安になったりします。

そこで、その不安を自分の手で摘み取り、相手に安心感を与える努力が必要だと思います。

不安があっても、関係はちゃんと前に進んでいる

正直に言うと、不安が完全になくなったことは一度もありません。それでも、話し合いを重ね、少しずつ信頼を積み上げることで、関係は確実に前に進んできました。

私たちは完璧な遠距離恋愛をしているわけではありません。そもそも無理です。将来に迷うこともあります。それが普通の反応です。

それでも無理のない範囲で、ふたりで安心や信頼できる関係を作り上げていくことが重要だと思っています。

実体験を経て分かった国際遠距離恋愛において大切なこと

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実体験を通して感じた大切なポイントは以下です。

  • 信頼は「積み重ね」でしか作れない
  • 不安は悪いものではない。改善案をふたりで話し合えばむしろ良いもの
  • 将来の話を避けない
  • 相手をコントロールしようとしない

国際恋愛の遠距離は、相手を信じる力と、自分自身を保つ力の両方が試される関係だと思います。

コラム:遠距離恋愛中、海外にいる彼女へのプレゼントについて

国際恋愛の遠距離では、プレゼントが「気持ちを形にする」大切な手段になります。

ただ、国際郵便だとどうやって渡すか、何を渡すか少しハードルになると思います。

下の記事では、日本郵便の国際郵便を利用して、プレゼントを送付する方法をまとめています。フィリピンへ実際に送った例を解説していますが、他の国でも同じ方法を利用するので、ご参考までにどうぞご拝読ください。

日本からフィリピンへ荷物を送る方法_thumbnail

日本からフィリピンへ荷物を送る方法|彼女へプレゼント

日本からフィリピンへどうやって荷物を送る?本記事では2025年12月、実際に日本からフィリピン人彼女へ荷物を送ったときの手順を解説

また以下のリンクから、日本郵便の国際郵便の送り方ガイドが見れます。ご参考までに。

海外へのお荷物の送り方初心者ガイド」日本郵便公式サイト

まとめ:国際恋愛 遠距離で私たちが工夫していること

国際恋愛の遠距離は決して楽な恋愛ではありません。不安や寂しさを感じるのは自然なことです。

それでも、

  • 丁寧なコミュニケーション
  • 相手を思いやる行動
  • 将来を一緒に考える姿勢

これらを大切にすれば、距離を超えて関係を深めることは十分に可能だと感じています。

この記事が、国際遠距離恋愛に悩む誰かの背中を、少しでも押せたら嬉しいです。

フィリピン男性が好む女性の特徴

フィリピン人彼女_アイコン
フィリピン男性が好む女性

本記事では、フィリピン男性が好む女性の特徴をご紹介します。

以下のような方にぜひ読んでいただきたく、本記事を執筆しました。

📝 本記事はこんな方に向けて書きました。

  • フィリピン人男性との恋愛に興味がある
  • 国際恋愛に興味がある

また、本記事の信頼性について、以下の事項に留意して執筆しています。

📝 本記事の信憑性について

私は2025年に半年間フィリピンセブ島に留学し、フィリピン人と触れ合いました。そこで、今のフィリピン人彼女と出会い、半年以上交際をしています。

その経験から本記事の信憑性を担保するために以下のポリシーに準拠して執筆しています。


📝 本記事のポリシー

  • 私のフィリピン人彼女から得た一次情報ベースで書く
  • 私自身の半年間のセブ島留学で経験した一次情報ベースで書く
  • 必要に応じて論文を引用し、客観的視点を根拠に入れる

フィリピン男性が好む女性の特徴

フィリピン男性は性格、見た目、社会性においてタイプの女性像があります。

私が思うフィリピン男性のタイプな女性

私が半年間フィリピンに留学して、フィリピン男性にモテていた女性の特徴に気づきました。

フィリピン男性にナンパされたり、口説かれていた方は

  • 明るい
  • ノリが良い
  • 色白
  • 比較的肉付きが良い

という特徴がありました。

せっかくなので、私の主観だけではなく、私の彼女(フィリピン人)にもフィリピン男性が好む女性について、尋ねてみました。

フィリピン人が思うフィリピン男性のタイプな女性

私の彼女(フィリピン人)に現地人としての意見を聞いてみました。

すると、以下のような回答でした。

フィリピン人彼女

フィリピン人彼女

フィリピン人男性は肌の色が白い女性が好きだと思う。
あとは、目が細い女性は人気だと思うよ。韓国人とか日本人はタイプだと思う。
それと、フィリピン人は明るい人が多いから、明るく面白い人が好かれると思う。

明るく、面白い女性、色白の女性は私の予想でした。しかし、目が細い人が人気とは驚きました。

なぜなら、日本では真逆で、目がぱっちりしている方が好まれるからです。

フィリピンでは多くの方は目が大きくぱっちりしています。そして、そんな方々が好むのが目が細い人。

他方、日本では目が細い人が多いように思います。そして、日本人の好みは目が大きくぱっちりしている人。

究極、希少性というかないものねだりなのかもしれません。

Google検索で得られたフィリピン男性が好む女性像

フィリピン

実際、Google検索でも調べてみました。

結果、得られたフィリピン男性の好みをまとめると以下のような特徴があげられます。

  • 明るくポジティブな性格
  • 笑顔が多い
  • 会話を楽しめる
  • 気持ちを言葉で伝えられる
  • フレンドリーで親しみやすい
  • 思いやり・気遣いがある
  • 誠実で真面目な姿勢
  • 嘘をつかない、信頼できる
  • 家族を大切にする価値観
  • 清潔感がある
  • 自分に合った身だしなみをしている
  • 価値観を尊重できる
  • 宗教や文化の違いを否定しない
  • 相手の考え方を理解しようとする姿勢がある

研究調査から見えてくるフィリピン男性が好む女性像

より深い洞察を得るために、フィリピン人を対象とした恋愛に関する論文調査を行いました。

今回、参考にさせていただいた論文はフィリピン人の主に大学生の男女を対象とした調査です。

内容は「結婚相手選び恋人選びする上で重視する異性の特徴」です。

結果をまとめると、以下のような特徴をフィリピン男性は求めていると言えます。

※本記事の最後に、出典を明記しております。ご興味ある方はぜひ読んでみてください。

外見・見た目

  • 清潔感
  • 健康的な歯

性格・個性

  • 献身的で面倒見が良い
  • 粘り強い
  • 責任がある
  • 信頼できる・誠実である
  • 理解を示してくれる
  • オープンな性格

社会性

  • 忠誠心(男女ともに)
  • 優しい(男女ともに)
  • ユーモアセンス
  • 話好きな人(communicative)

スキル・素養

  • 家事
  • エチケットマナー
  • 学歴

宗教的・道徳的価値観

  • 誠実さ
  • 節度のある行動
  • 人としての信頼性
  • 家族や価値観を大切にする姿勢

このなかでも、特にポイントが高かったのは性格・個性と宗教的・道徳的な価値観の項目です。

こちらは男女問わずフィリピン人が恋愛において特に重要視する項目です。

私なりの考察:フィリピン男性が好む女性の特徴

自信 女性

以上をまとめると、

  • 明るいこと
  • 価値観・宗教・家族への理解
  • 清潔感があること
  • 誠実であること

がポイントであると言えます。

結論・まとめ:フィリピン男性が好む女性の特徴

本記事では、フィリピン男性が好む女性の特徴をご紹介しました。

私の留学体験、現地人の意見(私のフィリピン人彼女)、研究調査を総合するとフィリピン男性が好む女性は以下のような特徴があると考えられます。

  • 明るいこと
  • 価値観・宗教・家族への理解
  • 清潔感があること
  • 誠実であること

本記事が、フィリピン男性に興味がある方や、国際恋愛について興味がある方のお役に立てれば幸いです。ご拝読ありがとうございました。

最後に、私たちの国際恋愛について良かったことや難しいことをまとめた記事を紹介しておきます。ぜひご拝読ください。

フィリピン人_国際恋愛

フィリピン人彼女との国際恋愛|恋愛の始まりから文化の壁・苦労・喧嘩話まで全部語る

フィリピン人彼女との国際恋愛は実際どうなのか?本記事ではフィリピン人彼女と交際している筆者が恋愛の始まり・文化の壁・苦労話をご紹介

参考文献・出典について


本記事では、以下の学術論文を参考にしています。
Mate Preferences among Filipino Young Adults
Asia Pacific Journal of Multidisciplinary Research(APJMR)掲載
本論文は、「研究調査から見えてくるフィリピン男性が好む女性像」項で引用しています。

タイトル・著者・PDFリンク

タイトル

The Criteria of Love: Trait Desirability of Filipino Youth on Mate Selection

著者・発表年

Racidon P. Bernarte, (DEM), April Kristine L. Jalandra, Jesica Ruby F. Jarquio, Micah E. Sanggo
Polytechnic University of the Philippines

2016年

掲載元

OAJI(Open Academic Journals Index)

URL

https://oaji.net/pdf.html?n=2016%2F1543-1475115031.pdf

対象者


・フィリピン人の若年成人(主に大学生)
・男女双方を含む
・数百名規模のアンケート調査
測定・調査方法
・質問紙調査(Likert尺度)
・配偶者/恋人選択において重視する要素を数値化

著作権・ライセンス表記

本論文は CC BY 4.0(表示)ライセンス のもとで公開されており、著者名および出典を明記することで、引用・要約・再利用が認められています。

Copyright of this article is retained by the author(s),
with first publication rights granted to APJMR.
This article is distributed under the terms and conditions of the
Creative Commons Attribution 4.0 International License (CC BY 4.0).
(https://creativecommons.org/licenses/by/4.0/)

ブログ内でのデータ利用について

本記事では、論文内の数値や表現をそのまま転載するのではなく、調査結果の趣旨を日本語で要約・解釈した形で紹介しています。
そのため、本記事の内容は特定の価値観を推奨・強制するものではなく、調査対象となったフィリピン人学生に見られた「傾向」や「平均的な評価」 を整理したものです。

英語不要と言われも私は勉強する価値があると思う

英語
英語不要と言われても私は勉強する価値があると思う

本記事では、英語不要と言われる世の中でも、私が英語を勉強する価値があると考える理由を実体験をもとに解説します。

以下のような方にぜひ読んでいただきたく、本記事を執筆しました。

📝 本記事はこんな方に向けて書きました。

  • 英語を頑張って勉強している方
  • 海外に興味がある方
  • 英語学習にモチベーションが湧かない方

また、本記事の信頼性について、以下の事項に留意して執筆しています。

📝 本記事の信憑性について

私は2024年にマルタへ留学、2025年には半年間フィリピンセブ島に留学しました。そこで、英語を学習し、今の彼女(フィリピン人)と国際交際をしています。

その経験から本記事の信憑性を担保するために以下のポリシーに準拠して執筆しています。


📝 本記事のポリシー

  • 私自身の留学で経験した一次情報ベースで書く
  • 私自身の国際恋愛で経験した一次情報ベースで書く
  • 客観的視点も入れ、公平性を保つ

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英語不要と言われも私は勉強する価値があると思う

前提:なぜ英語不要と言われているのか?

英語

✔︎ 1. 「日常生活で英語がほとんど必要ない」

日本では日常生活・文化・仕事の多くが日本語だけで完結できるため、「英語は必要ない」と感じるのでしょう。

確かに、日本にいて英語を使用する場面はほぼ皆無だと私も思います。

関西学院大学社会学部寺澤教授の日本人就労者の英語使用の実態と意識を調査した2022年の研究によると

  • 仕事で週1回以上英語を使用する人は7.9%であった
  • さらに、英語を話す機会よりも読むなどの受容スキルの方が2倍以上多い

ということがわかりました。

つまり、日本人で仕事で使用する人は少なく、また仕事で使うにしても英語を話したりする機会は1/3程度だということです。

参考
引用元

寺澤拓敬 (2023). 「How Do Japanese Workers Experience and View International Communication?: A Web-based Questionnaire Survey」『関西学院大学社会学部紀要』第140号, 149-169頁.

調査手法:English use frequency among Japanese workers (社会学論文)
  • 調査名:The Survey of Japanese Workers’ English Use (Second Wave)
  • 実施時期:2022年(実施/March 2022)
  • 方法:Web パネル調査(Cross Marketing モデル)
  • 対象:日本在住の就労者(25~64 歳/週20時間以上労働)
  • 標本数:2,151 有効回答
  • 実施主体:Takunori Terasawa(関西学院大学社会学部 教授)

寺澤拓敬 (2023). 「How Do Japanese Workers Experience and View International Communication?: A Web-based Questionnaire Survey」『関西学院大学社会学部紀要』第140号, 149-169頁.

✔︎ 2. 翻訳技術の進化で「学ばなくても済む」と感じられる

近年ではAI翻訳などの技術が発達し、実用的な翻訳が容易になっています
そのため「英語を学習しなくてもよい」という議論も出ています。

これもその通りだと思います。もし、英語がわからなくて、困った場合でもスマホ一つで音声翻訳、テキスト翻訳ができます。

先の調査で、仕事で利用する機会も少なく、さらに仕事で使う際には英語を話すよりも英文を読むなどの受容スキルの方が2倍以上多いと言いました。

つまり、仕事で英語を使用する機会が少ないうえ、その仕事で求められる6割以上がAI翻訳で代替できる英文を読むなどの受容スキルだということです。

さらに、話すに関しても音声翻訳を利用すれば、今でも会話はできるでしょう。

また、最近ではスマートグラスという眼鏡×翻訳機能を兼ね備えた製品も発売されています。今後、まずまずリアルタイム性と正確性を兼ね備えたスマートグラスが開発される可能性が高いです。

スマートグラス

私が英語不要だなと感じた身近な出来事の例

例えば、私は大学院時代に化学の研究をしており、英語で論文を執筆し、化学の雑誌に出版していました。

また、毎日論文を読んでいましたが、論文は英語で書かれていることがスタンダードでした。

そのため、当時は辞書などで英単語を調べながら、頑張って読み書きしていました。

しかし、今では翻訳に打ち込めばすぐさま日本語に変換できますし、なんなら論文のpdfを読み込めばAIが内容の要点を瞬時に日本語でまとめてくれます。

アカデミックの分野において、英語を使用する機会は減ってるだろうなと感じました。

私が英語を勉強する価値があると思う理由

具体_イメージ

以上のように、技術の発展や需要の低迷を背景に、英語不要という意見があるのは理解できると思います。

しかし、この事実を知ったうえで私は英語を勉強する価値があると思います。

海外の人と国境を越えて仲良くなれる

海外では15億人以上が英語を話すと言われています。なので、英語ができると多くの外国人と話すことができます。

たしかに、翻訳機でも意思疎通はできるかもしれませんが、やはり自然な会話や相槌を通して仲良くなる部分はあると思います。

2025年の夏にスイス人が私の実家にホームステイしたことがあります。その際、英語がそこまで堪能ではない母と比べると、私の方が打ち解ける時間は早かったです。

そして、同じ言語で会話をするからこそ、腹を割って貴重な話をしてくれました。

例えば、今問題となっている移民について、実際に現地に住んでいる住民の意見を教えてくれました。彼女いわく、受け入れる場所も仕事も限りがある一方で、地中海を命がけで泳いでやってくるところも目にするから、とても複雑な心境になるとのことでした。

このように、腹を割って世界の国について知ることはとても面白く、興味深いものです。

私自身も英語を学んでいなければ、今のパートナーと国際恋愛する機会はなかったと思います。

生き方の選択肢が広がる

英語ができるようになると、英語コンテンツや仲良くなった友達を通して、海外の文化や価値観を知ることができます。

すると、日本の考え方+海外の考え方を知れるので、自分の好きな方を選択できます。

一方、日本の考え方だけを知っていると、それに沿って生きるほかありません。そして、それがあなたの幸せに合うかどうかもわかりません。

読書も同じことが言えるかもしれません。要するに、他人の生き方・考え方の情報が何種類も見られるので、生き方の選択肢が広がり、自分に合った生き方ができる期待値を稼ぐことができるということです。

日本の良さに気づける

日本文化

日本語だけ知っていると、日本のコンテンツばかりを見ると思います。YoutubeやInstagramのおすすめ欄の動画はどれも日本コンテンツではありませんか?

そうすると、知識が日本国内ばかりに限定されると思います。

日本のことだけしか知らなければ、比較対象がないので、日本の良いところも悪いところもよくわかりません。

その点、英語を勉強していれば、自然と英語コンテンツを見るようになります。すると、海外との比較や、日本にいるだけでは気づかない海外からみた日本の良さがわかります。

例えば、海外コンテンツでよく流れるのは日本の「野菜無人販売所」です。

海外の方からすると、crazyの一言です。それだけ日本は平和で治安が良いです。

フィリピン人彼女

フィリピン人彼女

あれを初めて見たときは正直びっくりした。フィリピンではありえない。

このように、海外のことを知り、比較を通して日本の素晴らしさに気づけます。私は日本に住んでいて、日本が素晴らしい国だと誇りに持てることは嬉しく感じます。

海外に行きやすい

いくら翻訳機が発展しようと、メンタル的な言語障壁は健在だと思います。要するに、頭ではスマホを使えばなんとかなると思っても、いざ行くとなると不安になりませんか?

その点、すこしでも英語ができるとメンタル的な言語障壁を突破し、海外旅行に行くという選択肢が候補に入ってきやすいです。

私もマルタには知り合い0の一人で行きましたが、多少英語を勉強していたおかげで、これといった不安なく楽しむことができました。

海外に行くチャンスをつかめる

あなたが上司なら、英語ができる部下とできない部下、どちらを海外出張に連れていきますか?

能力や実績が同程度なら、英語ができる方を選ぶと思います。

そのため、もし海外出張にご興味があるなら、英語を学んでおくとそのチャンスをつかみやすいと思います。

実際、私も社会人3年目の時にアメリカに出張しました。その際は、私が海外に興味があり、多少英語ができるという理由だけで行くことができたようなもんです。

なので、英語を学んでおくと、チャンスを拾える期待値が高くなります。

最後に伝えたいこと

結局は英語も他の言語もコミュニケーションツールです。

よって、学習する目的の方が大切です。つまり、あなたは英語を使って何がしたいのかを考えるのが大切だと思います。

逆に、英語を使って何もしたいことがなければ、英語不要かもしれません。英語学習の時間を何か自分のしたいことに使った方が有意義だと思います。先の説明のように、日本では今のところ、使用する機会が低いので。

英語不要かどうかの前に、もし英語を使うならあなたは何がしたいですか?

まとめ:英語不要と言われも私は勉強する価値があると思う

本記事では、英語不要と言われる世の中でも、私が英語を勉強する価値があると考える理由を実体験をもとに解説しました。

英語不要と言われる背景には

  • 「日常生活で英語がほとんど必要ない」
  • 翻訳技術の進化で「学ばなくても済む」と感じられる

などが挙げられます。

それに対して、私が英語を勉強する価値があると思う理由は

  • 海外の人と国境を越えて仲良くなれる
  • 生き方の選択肢が広がる
  • 日本の良さに気づける
  • 海外に行きやすい
  • 海外に行くチャンスをつかめる

です。

本記事が英語学習や海外に興味がある人へ少しでもお役に立てれば幸いです。

また私たちに国際恋愛についてご興味があればぜひ以下の記事も読んでみてください。

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国際恋愛って実際どう?始め方・良いこと・難しさ

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自分が嫌いで生きづらい方へ|自尊心を築く考え方

自信 女性
自分が嫌い 生きづらい アイキャッチ

本記事では、自分が嫌いで生きづらい方に向けて、ジェリー・ミンチントン著『うまくいってる人の考え方』を参考に、自尊心を築く考え方を解説します。

  • 自分が嫌いで苦しい方
  • 自分に自信が持てない方
  • 人生がつらい方

にぜひ読んでいただきたく執筆しました。

自分が嫌いで生きづらい方へ|自尊心を築く考え方

自分のありのままを受け入れる

自信 女性

私もそうですが、自分が嫌いな方は、自分を過小評価する傾向があると思います。

しかし、自分を低く見積もることも、逆に高く見積もることも必要もありません。

自分の特徴・短所・長所・能力・限界をそのまま認識すれば良いと思います。

自分を許す・自分の限界を受け入れる

  • 仕事やテストでよくミスをする
  • 自分が思ってるよりも点数が悪い
  • 教えられたことを覚えられない

こんなとき、「なんで自分はこんなこともできないんだ」と自分が嫌になることはありませんか?

私の場合、なぜか「自分はもっとできる」と思い、高い目標を設定し、当然ながら目標を達成できず、自分が嫌になるという寸劇を日常的に繰り広げています。

また、受験期には以前は解けていた問題が解けなくなると自分が許せなくなって、自分の頭をたたくこともありました。

しかし、今思うと自分がどう思おうが、できないことは変わりません。なので、できないことを受け入れる・今の自分を許す。そして、次できるように対策を練るしか今やれることはありません。

今はこれで良い。いずれできれば良いくらいの気持ちで良いと思います。

短所も長所も受け入れる

人はすぐに自分の短所に集中してしまいます。

あなたの短所は?と聞かれると私はこう答えます。

  • 要領が悪い
  • 怠け癖がある
  • 太りやすい
  • 深く考えすぎる
  • まじめすぎる
  • 頑固
  • 繊細すぎる
  • ・・・

星の数ほどでてきます。

逆に長所は?と聞かれると、「う~ん、、、」となります。これは普段から私が短所ばかり気にしているからだと思います。読者の方にもいらっしゃるかと思います。

しかし、短所ばかり集中していると、自己肯定感が下がる一方です。

誰にでも、苦手なことはありますし、短所があることは普通です。しかし、同時に短所は長所ともとれます。

例えば、私は「要領が悪い」からこそ、できない人の気持ちがよくわかり、面倒見が良い側面がありました。

また、深く考えすぎるからこそ、チームの人が気づけないこと不測の事態を想定でき、対策を立てることに長けていたと思います。

このように、人には短所も長所もあるので、短所ばかりでなくどちらもバランスよく見ると良いと思います。

私の実体験から推察する感覚ですが、短所ばかりに目をむけがちな自己肯定感が低い人は誉め言葉を素直に受け取れない人が多いと思います。

私もなぜか「いや、~なだけだよ」と反射的に反論してしまいます。

一つに、日本文化では自慢=みっともない行為、謙遜=美徳みたいな教えがあり、長所に目を向けずらく、他人の誉め言葉を話半分に聞いてしまいがちな人が多くなると考えています。

しかし、誉め言葉は他人の評価です。そして、他人の評価はあなたではなく他人が決めることです。その人からすると、あなたはすごく見えているというだけのことです。

逆に、本当にその人から見てすごく見えているのに、それを否定されると、「じゃあ私は全然ダメだ」と考えられてしまいます。

したがって、他人からの誉め言葉は自分のためだけではなく、他人のためにも素直に受け取るほうが良いでしょう。

自分の個性・考えを受け入れる

例えば、私は自分が彼女にごはんを奢る日が続くと、心の中で「またか」と感じます。その時、「こう思うなんて心が狭いな」と思うことがあります。

しかし、よくよく考えてみると、自分のお金が一方的に消費されて、負の感情を感じるのは単なる”反応”です。そして、そう感じるのは仕方がありません。

この感じ方自体は変えなくても良いと思います。怒りや苛立ち、悲しみなどの感情はそのまま受け入れればいいと思います。それが私たちの個性です。むしろ、長年育った環境で培われた感じ方を変えるのは無理だと思います。

したがって、そう感じるから心が狭いと思ったり、後ろめたくなる必要性がありません。

私たちが変えられるのは、感じたあとの行動だけです。先の例で言うと、「またか」と思ったうえで、「今度は出してね」と言うのか、「仕方がないな~」と笑って場を和ませるのか。

変えようとするなら、「定数ではなく、変数を変える」です。

私たちが変数ではなく定数を変えようとする別の例に、外見があります。

たしかに、矯正や脱毛など外見を変えられる部分はあります。私も歯並びや青髭が気になり、矯正や脱毛を行いました。私的にはとても効果があったので、できる範囲で外見を変えるのは良いことだと思います。

しかし、身長などは変えられません。そのような定数を変えようと努力するなら、内面などの変えられる変数を変えようと努力する方が生産的だと私は思います。

わからないことを受け入れる

ついわかったふりをして、話を合わせていませんか?

私はめっちゃしていました。しかし、最近は素直にわからないと答え、質問するようになりました。

ソクラテスというギリシャの哲学者言葉ので”無知の知”というものがあります。これは無知の人のほうがたくさん質問をするので、博学になるというような意味です。

そのため、知ったかぶりなどはやめて、素直に質問をする方が自分のためになります。

所有物はあなたの自尊心を高めないと心得る

所有物ではあなたの根本は変わりません。

自分をそれ以上でもそれ以下でもなく、正確に見積もればよいです。

今はそれで良いです。じっくり内側から変えていきましょう。自尊心を養う一歩目は自分を認識することです。

自分のことを最優先する

日本は自己犠牲や他人を気遣うことが美徳とされますが、順番は大切だと思います。まずは自分を最優先しなければなりません。そうしないと、疲弊したり、見返りを求めるようになったり、「なぜ自分だけしないといけないのか」と不満が出たりします。

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したくないことは断る

ついつい他人を気遣って、行きたくない飲み会や遊びにいってませんか?いっぱいいっぱいなのに、仕事を引き受けていませんか?

自分を守るためにしたくないことはできるだけ断る必要があります。相手の立場からしても、乗り気でない場に来てもらうのは憚られると思います。

毎日自分のために時間をかける

自分が嫌いだったり、自己肯定感が低いひとは自分のために時間を使うのが下手な気がします。私もそうです。

しかし、自分が満たされないと他人にも優しくできないと個人的には思います。それが普通だと思います。それなのに、他人に優しくできないことに自己嫌悪に陥ったりするんですよね。

満たされないまま、他人に気を遣ったり、自己犠牲をするからしんどくなって、余裕がなくなる。余裕がなくなるから、他人に気を遣えなくなる。他人に優しくできないなるから、自分が嫌いになる。

人に優しくするためにも、疲れた体や心を回復するためにも、自分の時間を作ることが重要だと思います。本当の優しさとは持続可能なものだと私は考えています。

他人を持ち上げすぎない

自己肯定感が低い私はよく他人を持ち上げて、「自分は勝てない」、「私とこの人は違うから自分にはむりだ」と考えてしまいがちです。

しかし、接してみると意外と普通の人だなとか、やってみると意外と自分でもできるなと思うことがあります。

例えば、以前の私の上司は海外大を卒業し、話していてもとても論理的でとっさに解決策を提案してくれる人でした。若くから実績を買われ、40代前半で部長にまで昇進していました。

最初は全然違うな、私には無理だなと感じていましたが、よくよく聞いてみると、解決策を提案しているに過ぎず、実現性・効率など度外視でした。正直これならおれでもできると当時思ったのを覚えています。

結局、部長とは能力やスキルに大差はなく、堂々としているかや自信を持って発言しているか、やりきる力があるかどうかの精神的な部分の違いが大きいのかなと感じました。

なので、私たちは初手で他人を持ち上げて、自分には無理だとあきらめてしまいがちですが、案外自分にもできることが多いように思います。

「まずは、やってみよう」という軽い気持ちで、良い気がします。

行動の軸を自分に置き、自分の行動に責任を持つ

自分の行動はすべて自分で決めていますか?他人が決めたことだから自尊心を持てないのかもしれません。

自信 成功

自分で考え自分で決断する

全ての行動は自分で決めるべきだと思います。

先の例で、行きたくもない飲み会を取り上げました。これは、典型的な他人軸の判断です。

  • 親が喜ぶから~する
  • 彼女の機嫌が悪くなりそうだから、~しない
  • 上司が怒りそうだから、~しない

自分軸で決めていないから、不満が出し、自分らしさ・自分の考えが皆無。なので、自分の人生を生きている感じがしない。だから、自尊心が得られないのです。

他人に期待しない

日本には見返りを求める文化があります。

例えば、なにか友達にプレゼントをして、お返しがないとおかしいと思いませんか?そして、見返りを求めている自分に嫌気がさしませんか?

しかし、よく考えてみると、本来あなたがプレゼントしたいからプレゼントしたはずです。それなのに、お返しがないと首をかしげることこそおかしくありませんか?

行動の軸を自分に置くと、期待や見返りを求めることはなくなると思います。すると、自己嫌悪に陥ることも人間関係のトラブルも低減すると思います。

これこそ、自分の行動に責任を持つということだと思います。

他人を変えようとしない

よくやってしまうのが、他人の意見や考えを変えようとすることです。

自分軸とは自分の考え行動に責任をもつことです。逆に、他人のことは他人が責任を持つことなので、くっきり境界線を引くべきだと思います。

しかし、家族だったり、パートナーだったりすると、どうしてもその境界線が曖昧になりがちだと思います。

例えば、

  • 「その年齢なら安定した仕事に就くべき」だという親
  • 「気にしすぎ。直した方がいいよ」という友達
  • 「そんなことで怒る意味がわからない」という恋人

正直あなたの普通なんて知らんわ

って思います。ということは、私も知らず知らずのうちにこの類の発現をして、そう思われているかもしれません。

”親しき間柄にも礼儀あり”です。

自分が嫌いになる要因への対処法

自分が嫌いになる要因は他にもいろいろあります。

苦労

他人からの批判

批判は攻撃されたと思い、言い返したくなります。落ち込みます。しかし、自分がよりよく成長できる改善案ともとれます。

言い方や怒りの部分はうまくかわし、批判の内容は「学びが得られる」と解釈しましょう。

不安や後悔

やってしまったことは変えられません。後悔して変えられるなら、私も後悔します。

また、未来への漠然とした不安は情報不足なことが多いです。情報を集めて、冷静に考えてみると、余計な不安感はフィルターできるかもしれません。

しかし、後悔や不安を感じる感情自体は変えなくて良いと思います。あなたを守る大事なサインなので。

もしも、それでも不安や後悔が消えないなら、瞑想をしてみてはいかがでしょうか?今に集中することができます。

今に生きているので、今の行動だけが私たちが変えられる変数です。その結果、逐次的に未来が変わるだけです。

遠すぎる目標

目標や夢が遠すぎると、焦ります。そして、現状の進捗との乖離に絶望して、自分が嫌になります。

なので、短期・中期・長期で目標を立てることで対策しましょう。

人間や人生はそんなすぐに変わりません。石の上にも3年です。

まとめ:自分が嫌いで生きづらい方へ|自尊心を築く考え方

本記事では、自分が嫌いで生きづらい方に向けて、ジェリー・ミンチントン著『うまくいってる人の考え方』を参考に、自尊心を築く考え方を解説しました。

大事なことは徐々に考え方をアップデートし、自尊心を築くことです。

根本となる考え方は

  • 自分の限界を知り、認めること
  • 自分は自分、他人は他人と境界線を引き、自分の考え・選択に責任を持つこと
  • 自分を最優先すること

です。本記事が自分が嫌いで生きづらいと感じている方に少しでもお役に立てば幸いです。

自信のつけ方/成果や実績は要らない本当の自信

自信のつけ方

本記事では、精神科医の水島広子さんの著書『「本当の自信」を手に入れる9つのステップ』を参考に、成果や実績は要らない本当の自信のつけ方を解説します。

以下のような方にぜひ読んでいただきたいと思います。

  • 自信がない方
  • 成果や実績がないと自信は持てないと思っている方

自信のつけ方/成果や実績は要らない本当の自信

結論、自信のつけ方は

  • 自信のなさを自覚する
  • 自信とは何かを知る
  • 自信がつく考え方を身につける

です。それぞれ解説します。

自信のなさを自覚する

自信 女性

自信がない人の特徴は以下のようなものがあります。

  • 自分の価値が低いと思っている
  • 他人がどう思うか優先してしまう
  • 自分へのケアが下手で病みやすい
  • 成果を重視する
  • 秘密主義

まず、自信をつけるためには自信がないことを自覚することから始まります。

自信がないことは恥ずかしいことではありません。まずは認める、そして、そのうえで一緒に対策を学びましょう。

自信とは何かを知る

自信のなさを自覚した次は、自信をつけていく方法を学んでいきます。そのためには、本当の自信とは何かについて、知る必要があります。

よくある誤解

自信とは成果の上にあるものと私は考えていました。

例えば、

  • 大学に合格する。その結果、自信がつく
  • 仕事で昇進する。その結果、自信がつく
  • TOEICで高スコアをとる。その結果、自信がつく

しかし、水島広子さんは成果の結果得られる自信とは、本当の自信ではないと言います。

なぜなら、成果は左右されるからです。つまり、良いときもあれば悪いときもあるのが成果です。

成果の結果得られるのが自信だとすると、良いときは構わないですが、成果が悪いときには自信もなくなってしまうということになります。

私はこれを読んだ時、目から鱗でした。

私はずっと、自信がありませんでした。そのため、ずっと自信を追い求めてきました。

成果や実績が自信になると考えた私は、成果や実績を得るために仕事をがんばり、残業も月45時間はデフォルトで、100時間程度する月もありました。

また、休みの日には英会話や習い事をしていました。

とにかく、当時は何か成果や卓越したスキルが欲しいとずっと思っていました。

すると、結果を求めて焦り、理想の成果と現状の進捗とのギャップに絶望や苛立ちがこみ上げ、ますます自信がなくなりました。特に何もしていない周りの方がうまくいってるように見えて、とてもみじめな気持ちを感じていました。

しかし、よくよく考えてみると、自信とはむしろ成果や実績を得るため必要なのではないでしょうか?

私がずっと欲しかった自信は何か嫌なことから立ち直ったり、遠くにある夢に向かって挫けず歩き続けるための自信だったのです。

成果の上に成り立つ自信はもろいです。

なぜなら、その類の自信は成果に強く依存するからです。そして、1つ成果が得られても、すぐ次の成果が求められるからです。

社会人ならお分かりかもしれませんが、成果を上げ続ける人は、ほぼいません。成果が得られる期間のほうが少ないと思います。

その場合、ほとんどの期間で自信が持てないということになります。

そのため、繰り返しですが、成果が出てないときのほうがむしろ自信が必要だと思います。

結果が得られていないから、焦ったり心が折れそうになります。そんな時にこそ、粘り強く取り組める折れない自信が必要なのではないでしょうか?

本当の自信とは?

水島広子さんは、本当の自信とは行動したあとの成果によらず、自分が好きな自分の「あり方」であると言います。

「自分はこれで良い」という、一緒に居て心地よい自分の状態だと言います。

例えば、

  • 実績はなくても、人に優しく接する自分
  • 成果が得られなくても、途中で投げ出さなかった自分

のように、成果や実績に関係なく、自分が好きな自分流の取り組み方・姿勢が一貫している状態です。

自信がつく考え方を身につけること

自信 ビジネス

上で説明した自信(「自分はこれで良い」という、一緒に居て心地よい自分の状態)はどのようにして得られるのでしょうか?

「成果」よりも「気持ちよさ・心地よさ」を重視する

先の説明のように、成果を基準としていると、不安定な自信しかつかず、また必要なときに自信が得られないことになります。

そのため、行動の結果ではなく、行動の気持ちよさで選択すると、成果主義から脱却できると考えられます。

気持ちよさとは、要するに「自分がしたいからする」とか「自分の取り組み方は自分で言うのもあれだけど、好き」みたいな感覚です。

私で言うと、問題を解くときに「自分のこの部分は良いな」と思うことがあります。

それは難しい問題でも、あきらめずに考え続けることです。たとえ、解けなくても自分のこの諦めの悪さや負けず嫌いは私は好きです。

皆さんも他人の評価は度外視して、なにか「自分のこの部分は良いな」と思うことがあるはずです。この機会に少し考えてみましょう。

完璧主義を求めない

私はエンジニアをしていましたが、社会人になって自分の納得のいく製品がつくれたことはありません。

正直、完璧は難しいと思います。

こうしてブログを書いてても思いますが、やり始めは誰でもうまくできないものです。どんな文豪でも本当の書き始めは稚拙な文章であったはずです。

ところが、なかなか読者に読んでもらえなかったり、PVが増えないと正直、心が折れそうになります。ただ、それは私が成果に目を向けているからです。

なので、「今はこれでいい」と思うように取り組むと気持ちが楽です。「今の自分のできるだけを尽くした。結果は後からついてくるし、経験も得られた。」と思うようにしています。

自信 イメージ

例えば、私の前職での製品開発の話をしましょう。
正直、私は要領があまりよくなく、仕事をしていた時間にしては大した成果はありませんでした。

いつも上司への進捗報告は嫌いでしたし、メールを返すのも嫌でした。

残業するけど成果は0→自分は仕事ができない人間だと考えるようになる→自信がなくなる→加えて、肉体的にも残業で疲労している→ますます生産性が悪くなる→自信がなくなる→ ・・・

自分で書いていて悲しいですが、当時はこのような負のスパイラルでした。

ただ一回だけうまく行ったなと思ったときがあります。それは、完成度を下げて、とりあえず開発を終わらした時です。

期限が厳しい社会では、なかなか満足いくものはできないでしょう。なので、「完璧主義」から「完了主義」の方が、自分もできたと思い、自信がでると思います。

まずは終わらせる。そして、あとから改善する。

そう思うと、このブログもそうです。あとからいくらでも修正できるので、まずは勢いで書いてます。段々と完成に仕上げていくという感覚です。

「成果」よりもコツコツ取り組んできた足跡に着目する

これもなかなか難しいですが、意識すると成果に依存しない自分のあり方を肯定できるようになると思います。

例えば、私は英語の勉強で良く思います。私の彼女はフィリピン人で会話は基本的に英語です。そのため、私は英語を勉強しています。

しかし、語学学習はすぐに上達するものではありません。リスニングも早くて聞き取れないことがよくあり、それが続くと勉強しているのに全然上達しないとみじめになります。

極めつけは「なんて?わからない」と聞き返されるときです。頑張ってるのに、発音が悪くて伝わらず、本当に投げ出したくなります。

しかし、これは私が結果ばかりに囚われているからです。そして完璧主義がまだあるからです。

「今自分のできるだけを行えばいい」と思うことに加え、「毎日単語も頑張って勉強しているから着実に上達しているだろう」と考えると、自暴自棄から脱却できます。

また、私の個人的な意見で言うと、パートナーの存在が大きいです。時々、「全然英語ができるようにならない」と漏らしてしまうことがあります。

しかし、そのたび「大丈夫、うまくなっているよ」と励ましてくれます。そして、どうにか立ち直ることができます。

自分で頑張るだけではなく、誰かに漏らすことも今の自分には必要です。それは正直に認め、周囲の人に感謝しています。

自信喪失する場面を回避する

例えば、同窓会や親せきの集まりです。

周囲と比べやすい環境ができます。そして、「友達と比べて自分はダメだな」と自信が消え失せてしまいます。

本当の自信を得るために、成果ではなく、あり方に注目する訓練をしている最中は、そのような場を回避しても良いでしょう。

例えば、私も昔の部活の集まりを回避しています。今会いたくないからです。今会うと、自分がみじめに感じるかもしれない。話をするときもおそらく、自信がないために自分の話をあまり打ち明けないと思います。

冷たいと思うかもしれませんが、これが私なりの戦略です。いつの日か、私が本当の自信を手に入れたとき、会えば良いかなと考えています。

自分の限界を受け入れる

会社員を経て感じましたが、自分のできる範囲内でしかできません。

私は頭の回転が速い方ではなりませんし、要領も良くないです。

なので、何回か質問して、何回か試してなんとか与えられた仕事をできるようになります。この事実は私が「私ってダメだ」と思っても思わなくても変わりません。

なので、まずは限界を受け入れる。そして、私なりの対策を考える。ということで、私自身と合意しています。

「今はこれで良い」と認める

「私はダメだ」と思っても「私はこれで良い」と思っても、現状の成果は変わりません。ならば、「私は今はこれで良い」と思う方が、気持ちが楽になり、物事に前向きに取り組めると思います。

私もこのブログは、今はこれで良いと思い、まずは出してみることにしています。

今に集中する

過去を考えると、過去の成果や自分、他人との比較をしています。

未来を考えると、まだ起きていない未知のことに関して、漠然とした不安感がこみあげてきます。

なので、今に集中する。少なくとも、不安や比較によるネガティブな思考の連鎖を止めることができます。

自分の価値ではなく、価値を置くものを意識する

「与えられた仕事も満足にできないなんて、私の価値ってなんだろう?」と私は自分の価値についてよく考えていました。

この思考は自己肯定感の低下を招いてしまいます。これも仕事ができるかどうかの成果に基準を置いています。

この思考から脱却し、自己肯定感の低下を防ぐには、成果ではなく自分が大事にしている考え方・取り組み方に重きを置くべきです。

私の友人に自信があるように見える人がいます。話してて思うのは、自分流のルール・ポリシーがあるということです。

その方は成果に囚われずに、自分が好きな自分流のルールとポリシーを守り、自分を守っているように感じました。

その一貫性が自己肯定感を与えているのかもしれません。

私たちの自信を蝕む天敵

不安

不安のほとんどが「情報がない」ことによる漠然とした不安だと思います。

なので、調べてみたり、試してみたりすると実際徒労だったということは私もよくあります。

例えば、私が一人で初めて海外に行ったとき、不安でした。しかし、行ってみると、意外になんとかなるものだし、かたこと英語でも頑張って汲み取って助けてくれました。

このように、実際に試してみると、案外不安とは頭の中にある思い込みであることがわかります。

また、プレゼンがうまくいくかどうかの不安などもあります。

しかし、それも成果に囚われています。正直、今の全力を出すほかに手段はありません。

なので、うまくいくかわからないけど、今はこれが私の限界だから、その限界を見てもらおうくらいで挑むと不安を克服できると思います。

他人との比較・他人の評価・批判

上のプレゼンの話をすると、そもそもうまくいくかどうかの「うまくいくかどうか」は「他人に評価されるかどうか」の意味になっていませんか?

しかし、そもそも他人がどう評価するかは他人が決めることなので、自分が今の全力を出す以外は圏外なことです。

なので、自分ができる範囲の限界を出したらそれで今は良いと思います。

そのあと、なにか問題があれば、都度改善するスタンスで挑みましょう。

「自分にしかできない」という幻想

私はずっと「自分にしかできない」なにかを達成することに人生の意味があると考えていました。

しかし、「自分にしかできないこと」はほとんどありません。幻想です。

私は人生の大半をこの考え方に費やし、「なにもできていない現状」に自信を喪失するという滑稽なループにはまっていました。

私は転職経験がありますが、辞めた職場では私がいなくなっても普通に仕事が回っていることに気づきました。

また、「自分にしかできない」ことが蔓延しているならば、それは会社という組織として破綻しています。

私の個人的な意見で言えば、そのような職場は離れた方が良いと思います。

大きすぎる目標

目標が多すぎると、現状の進捗とのギャップに心が折れそうになります。

大きすぎる目標を持つことは良いと思います。しかし、その目標は細切れにすることが重要だと思います。

例えば、私は将来作家として生計を立てたいです。

ただ、その夢は現状からあまりにも遠い目標です。なので、こうしてブログで文章を書くこととまずは一冊目の本を書くことを最初の目標にしています。

ブログで文章を書く→それで培った文章構成力と整理された考えをまとめて一冊の本にする→これを繰り返す→稼げるようになる→作家として生計を立てられる

甘いかもしれませんが、このようなマイルストーンを考えています。

それでも自信がなくなったときは

自分の為の時間を確保する

私の友人に自信があるように見える人がいます。その人が実践している方法です。

友人曰く、夜9時以降は連絡を断絶する。そして、自分が好きなことで時間を過ごすそうです。

自分が求める「あり方」を再確認する

あなたの好きな考え方・取り組み方は何ですか?

私もこの場で再確認してみます。

私の理想の姿勢は

  • 話を最後まで聞いて、相手の話を理解する
  • 他人の考えを否定しない
  • 自分のできる範囲で最善を尽くす
  • できないことを認め、他人と共有する
  • 忙しくても、家族との時間を確保する

です。

この取り組み方ができるかどうかを今後は重視したいと思います。

信頼できる人と話す

誰かと話すと自分の考えを客観視して、整理できます。

最近は生成AIでも良いかもしれません。

なぜ自信がなくなっているのか、客観的に見て、それは妥当な判断なのか・思い込みに過ぎないのか。

など、なにかしら現状打開のアイディアが浮かんでくるかもしれません。

まとめ:自信のつけ方

本記事では、精神科医の水島広子さんの著書『「本当の自信」を手に入れる9つのステップ』を参考に、成果や実績は要らない本当の自信のつけ方を解説しました。

本当の自信とは成果に関係なく、「自分はこれで良い」という一緒に居て心地よい自分の状態です。

自信をつけるうえで最も大切なことは

  • 成果ではなく、自分の取り組み方を重視する
  • 今のできるだけをすれば、とりあえずOKと考える
  • 完璧主義を捨てる

です。

本記事が少しでも読者さんのお役に立てば幸いです。ご拝読ありがとうございました。

自己肯定感が低いのは親のせいと言われる理由と解決策

苦労
自己肯定感 低い 親のせい

本記事では、山根洋士さんの著書『「自己肯定感低めの人」のための本』を参考に、「自己肯定感が低いのは親のせい」と言われる理由と解決策を解説します。

本記事では以下のような疑問を持っている人に対して、執筆しました。

  • 自分が自己肯定感が低いと悩んでいる人
  • 自己肯定感について学び、子供教育の参考にしたい人
  • まじめで深く考える癖がある人

自己肯定感が低いのは親のせいと言われる理由と解決策

結論、自己肯定感が低いのは親のせいと言われる理由は子供時代に親に言われた固定観念や思い込みが自己肯定感を低下させる原因となり得るからです。

山根洋士さんの著書『「自己肯定感低めの人」のための本』によると、解決策は

  1. 自分の頭にある固定観念や思い込みを認識する
  2. 反射的で受動的だった思考を能動的な選択に変える
  3. ネガティブな思考になる習慣を避けて、自己肯定感低下を予防する

です。

子供時代に親に言われた固定観念や思い込みが自己肯定感を低下させる?

子供時代に親に言われた固定観念や思い込みが自己肯定感を低下させるのは以下のような場合です。

親に「~できないなんて、出来が悪い」と言われた

苦労

幼少期に、親にダメ出しを強くされると、「自分にはできない」、「自分は劣っている」と考えてしまいます。そのような思考が反射的に出ると、自己肯定感が低下してしまいます。

例えば、私の場合、3才年上の兄が親によくダメ出しされているのを目にしていました。学校の算数のテストなどが代表例です。
それを見て、私は怒られたくないから親の前では、点数の高いテスト結果だけを見せて、うまくできている風を装っていました。しかし、裏では実は兄と同じく、悪い点数をたくさんとっていました。

すると、兄が親にダメ出しされているシーンが脳によぎり、「自分はダメなんだ」、「自分にはできない」と考えるようになっていました。

親に「~のほうが良いにきまってる」と言われて、判断を親にゆだねるようになっていた

親が子供の判断を代わりにしてしまうと、自分で考えないようになってしまいます。すると、最終的に自分で考えられなくなり、考えられない・判断できない自分に自信がなくなってしまいます。

自分は子供に判断させていると思ってる親の方も、知らずに自分で決めている場合があります。

例えば、子供がこれがいい!と言ったときに、「え~、こっちにしたら?」とか「なんでそっちを選ぶの?変わってるね」とか言ってませんか?それは、親が決断しているに他ならないです。

私の場合、「変なの~」と言われたり、親が私の決断に機嫌が悪くなることがありました。私は怒られるのが怖いので、親の決断にうまく合わせる癖がついていました。

その結果、大学受験や就職の際、どこに行きたいか何がしたいかと言う自分の考えがなくなっていました。また、自分の考えを持つことだけでなく、発言することもなくなりました。

親が子供と他人をよく比較していた

親が「~さんのお子さんは~」とか「お兄ちゃんは~だった」とか比較すると、知らず知らずのうちに子供は比較癖がついてしまうと思います。

比較癖がつくと、なにかと他人と人生を比べてしまい、落ち込みやすく、自己肯定感が低下してしまいます。

私も自覚していることですが、比較癖があります。私の場合、親が学歴についての固定観念がありました。「偏差値高い=価値がある」みたいな考えです。

すると、自然とテストの結果に敏感となり、他人と比べてテスト結果が悪い時には自分は価値がないと思うようになっていました。

それが社会にでると、仕事ができない自分=価値がない、モテない=価値がない、年収が低い=価値がないみたいな発想が自然と湧いてくるようになりました。

学校で「我慢することは美徳」、「こつこつ頑張るのは偉い」と刷り込まれる

日本文化

親だけでなく、学校の先生も子供の潜在意識に強い影響を及ぼします。

例えば、我慢=良いこと、こつこつ努力する=偉いと刷り込まれた結果、私は社会に出てとても苦労しました。

また、日本のおもてなし文化、自己犠牲=美しいみたいな思想も同時に私の生活を苦しめていました。

私は自分で頑張ってやりきることが大切だと自然に考え、仕事が溜まっていても、仕事を断れず、残業を長時間するようになっていました。月に45時間はデフォルトで、100時間程度するのも珍しくありませんでした。

当時は「苦しいのに、なぜかうまく頼れない」、「うまく甘える人がうらやましい・腹が立つ」と正直思っていました。

自分が苦しいと人に優しくできず、自己嫌悪に陥りました。また、ネガティブな思考が脳内を占領していました。

結果として、私の自己肯定感は皆無でした。

親に言われた固定観念や思い込みの克服法

自分の頭にある固定観念や思い込みを認識する

上で述べたように、潜在的にすりこまれたことは反射的な思考として現れます。

しかしながら、自分の思考回路に単なる固定観念や思い込みが存在し得ると認識しておくと、潜在的な思想を意識することができます。

無意識なことには対策しようがないですが、認識して意識できると行動や思考を能動的に自分で判断・選択することできます。

反射的で受動的だった思考を能動的な選択に変える

重複しますが、ネガティブな思考になったときに、固定観念や思い込みの存在を意識しておくと、①これは自分の考えなのか②それとも、親や学校で植え付けられた固定観念や思い込みなのかを判断できます。

すると、反射的で受動的だった思考が能動的で自分で決めた選択へ昇華します。この自分で決めたという「自分らしさ」「自主性」が自己肯定感の重大要素な気がします。

とは言っても、なかなか固定観念や思い込みはすぐに克服できるものではありません。しかし、山根洋士さんは具体的な対策案を紹介してくれています。

一つ目は、「物事のメリットとデメリットの両方を一旦考えてみる」です。とっさに物事のメリットとデメリットを考えることで客観視ができます。客観視ができると、固定観念や思い込みに捉われていないかを冷静に考えることができます。

例えば、私が就職時に、推薦先の会社の面接に落ちたときの話をしましょう。私の大学からその会社へは推薦であればだれでも通るような会社でした。しかし、私は面接時に余計な事を言ったことと、自分でも行きたい会社がわからず、抽象的な志望理由となり予想外に落ちてしまいました。

この出来事のデメリットは

  • 推薦先の会社に落ちて、周りから同情された
  • 就活が予想外の延長となり、自身の研究・修士論文に支障がでた
  • 研究室の教授から小ばかにされた

などがあります。

一方で、

  • 真剣に進路を考えるようになった
  • 就活を通して、「自分でしたいことがわからない」自分を認識できた
  • その結果、読書が習慣となり、自分の人生に初めて能動性が生まれた

などのメリットがありました。

直後は、ネガティブで反射的な「誰でも通ると言われていた推薦先の会社に落ちた=自分には価値がない。周りよりも劣っている」という思想に囚われました。

しかし、こうして書きだしてみると、今では推薦先の会社に落ちたことは自分の人生に能動性を与えた良かった出来事だと思っています。

したがって、何事にも良いことと悪いことの二面性があるので、「物事のメリットとデメリットの両方を一旦考えてみる」はネガティブで反射的な思い込みから脱却する有効な手段だと私も思います。

この方法はなるほどなと思いました。要するに、潜在的に考えていることを実況中継によって言語化させ、認識できるようにしています。ひとたび認識できると、反射的な思い込みに囚われた行動も少なくなるでしょう。

本文ではぺこぱさんが紹介されていました。

例えば、上の私の実体験で「推薦先の企業に落ちた」と言う事実に、「だけど、真剣に進路を考えるようになった良い機会になった」というポジティブな要素を足します。

要は、ネガティブな考えにポジティブな言葉を添えることで、二面性を生み出し、客観視をもたらす技法と言えます。

客観視をすることで、自分の考え・行動を選択できる余地が生まれて、自己肯定感低下をもたらす思い込みから脱却できます。

また、ネガティブな思考は連鎖しやすいので、その連鎖を断ち切って自己肯定感低下を防止するのに有効だと言えます。

この方法もネガティブな思考の連鎖を断ち切って、自己肯定感低下を防止するのに有効だと思います。

例えば、悪いことがあったときに本文では水に流すようなイメージをすることで思考の切り替えを補助してくれるとありました。

私の場合、ゴミ箱をイメージします。紙をまるめてごみ箱に投げ捨てることをイメージすると、私的には切り替えがしやすくなるように感じます。

また、瞑想は冷静になれるので、私たちに客観視の機会をくれると思います。すると、自己肯定感低下を招く思い込みから脱却し、自分で考えを選択することができるようになります。

ネガティブな思考になる習慣を避けて、自己肯定感低下を予防する

山根洋士さんの著書『「自己肯定感低めの人」のための本』で最も私が共感し、危機感を覚えたのがSNSの使用です。

私はもとより比較癖がありますし、SNSの利用でさらに他人の様子が可視化されて、比較癖がひどくなったように感じます。

また、流れてくる動画やコンテンツを見ていると、自分が能動的に考える機会が減り、なんとなく生きている感じや思考力・記憶力が落ちてきたように感じます。

そのため、この原因となっているSNSの利用は自主的に制限したほうが自分の自己肯定感を保護するために重要だと感じました。

まとめ:自己肯定感が低いのは親のせいと言われる理由と解決策

本記事では、山根洋士さんの著書『「自己肯定感低めの人」のための本』を参考に、「自己肯定感が低いのは親のせい」と言われる理由と解決策を解説しました。

まとめると

  • 自己肯定感が低いのは親のせいと言われる理由は子供時代に親に言われた固定観念や思い込みが自己肯定感を低下させる原因となり得るからである
  • しかし、この事実を意識することで能動的に思考するようになり、自分の選択ができるようになり、自己肯定感を克服できる
  • また、自分で自己肯定感を低下させる要因を回避することで、自己肯定感低下の予防となる

本記事が少しでも自己肯定感に課題意識がある方のお役に立てば幸いです。

本記事では、山根洋士さんの著書『「自己肯定感低めの人」のための本』の中で私が重要と思った部分だけを私なりの解釈で記載しています。より詳しく、丁寧な解説を読みたい方はぜひ直接本を手に取って読んでみてください。

具体と抽象を行き来することとその大切さとは?

具体_イメージ
具体と抽象を行き来すること

本記事では、細谷功さんの著書『13歳から鍛える具体と抽象』を参考に、具体と抽象を行き来することの大切さを解説します。

本記事では以下のような疑問を持っている人に対して、執筆しました。

  • 「具体と抽象を行き来する」とはどういう意味ですか?
  • 抽象化と具体化の目的・メリットは何ですか?

具体と抽象を行き来することの大切さ

結論、具体と抽象を行き来することは「抽象的なものから、具体的なものを捉えること」と「具体的なものから、抽象的なものを捉えること」を自在に行うことです。

そして、「抽象的なものから、具体的なものを捉えること」と「具体的なものから、抽象的なものを捉えること」を自在に行うことがなぜ大切かと言うと、場面ごとに「具体的にものを捉える方がメリットがある」場合と「抽象的にものを捉える方がメリットがある場合の両方があるからです。

したがって、次に

  • 具体的にものを捉えることのメリット
  • 抽象的にものを捉えることのメリット

を説明します。

具体的にものを捉えることのメリット

具体_イメージ

具体的にものを捉えることのメリットは”イメージしやすくなること”です。

”イメージしやすくなること”で、自分にとっても相手にとっても理解しやすい・共感しやすい内容になります。

例えば、私が「フィリピンは家族を重視する文化がある」と言ったとします。おそらく、いまいちピンとこないでしょう。

一方、具体的な場面を想定してみたらどうでしょう?
「私のフィリピン人彼女は毎週末、街から家族のもとへ帰省している。」
「またフィリピンでは、誕生日は家族と親戚一同を集めて、パーティをする。」
「クリスマス・新年も必ず家族と過ごす。」

このように、具体的な場面を想定すると、単に「フィリピンは家族を重視する文化がある」よりも理解しやすいはずです。補足ですが、上記のいずれも事実です。

ちなみに、この「例えば」の話を入れることがすでに、「具体的にものを捉えることのメリット」を「具体的な場面で捉え」ており、理解しやすいものにしています。

抽象的にものを捉えることのメリット

抽象_イメージ

抽象的にものを捉えることのメリットは

  • 物事を整理して、シンプルに考えられること
  • 物事を比較できること
  • 考え方を他分野への汎用できること

だと考えられます。

物事を整理して、シンプルに考えられること

抽象化することで、物事を整理して、シンプルに考えられることができます。

例えば、私は学生時代に数学や化学・物理の方が他科目よりも得意でした。これらの科目を抽象化すると、「理系科目」と捉えることができます。

当時は無意識ながら、「私は理系科目が得意」とシンプルに捉えて、悩むことなく理系の大学に進学しました。

また、物事を整理してシンプルに考えると、暗記量が低減できます。

例えば、英語で「can」「will」「could」「would」などは抽象化すると、「助動詞」に分類されます。英語の助動詞のあとの動詞は原型と決まっています。

すると、「英語の助動詞のあとの動詞は原型」という抽象概念さえ覚えていれば、「can」「will」「could」「would」それぞれの使い方が全てわかります

物事を比較できること

抽象化は物事を比較したいときに役立ちます。

例えば、何か二つのものを比較するときに、条件をそろえる必要があります。”対照実験”です。

ここでは、具体的に「りんご」と「トマト」を比較しましょう。

りんごとトマトは抽象化すれば、同じ「食べ物」と捉えることができます。

「食べ物」の中で言うと、りんごとトマトは「種がある」、「丸い」という点で同じであり、「野菜⇔果物」という点で異なります。

このように抽象化して「食べ物」という同じ条件でくくることで初めて、りんごとトマトの違いを評価できることになります。

考え方を未知の他分野へ応用できること

物事を抽象化することで、他分野にも当てはまる一般的な考え方を発見できます。

例えば、植物を育てる時の話をイメージしてください。植物を育てる時に、水やりはとても重要です。水をあげないと、植物は枯れてしまいます。しかし、植物に水をやりすぎても植物は枯れてしまいます。
すなわち、植物を育てるには、「適切な」水やりが必要です。

この話を抽象化すると、「物事には最適なバランスがある」と言えそうです。

次に、この考え方を子育てに応用してみましょう。つまり、「子育てには最適なバランスがある」と考えるということです。

すると、子育てにも最適なバランスがあり、手間をかけないと子供は愛情不足で非行に走る一方、手間をかけすぎると自立できない子供になってしまうと考えることができます。

このように、物事を抽象化することで、考え方を未知の他分野への応用することができます。

言い換えると、一つの物事からより多くの情報を学びとることができると言えます。

具体と抽象を行き来で学生時代の勉強を有意義にする

論文

学生時代の勉強が有意義なものにできるかは具体化と抽象化ができるかに強く依存しています。

「学生時代の数学や歴史の勉強は意味がなかった」と思うこともありましたが、これは単に私が具体化と抽象化ができていなかったからのように思います。

細谷功さんの著書『13歳から鍛える具体と抽象』には他にも書かれていましたが、ここでは具体と抽象を行き来することで見えてくる歴史と数学の勉強する意義をご紹介します。

なぜ歴史を学ぶのか?

歴史の個別の年号や出来事を覚えるだけでは、あまり有意義にはならないかもしれません。なぜなら、今時はAIに聞けばなんでも答えてくれるからです。

しかし、その歴史が起こった背景・理由を理解し、特定の歴史的出来事を「人間生活の教訓」として抽象化することができれば、自分の身近な出来事にも応用でき、有意義になると考えます。

例えば、歴史では領土を拡大しすぎて、民衆をうまく統制できなくなり、国が亡びるというパターンがよくあります。

要するに、「管理しなければならない範囲と管理できる範囲に差があった場合に組織が崩壊するということ」です。

この教訓から、入社後、組織としてプロジェクトを行う際に「管理できる範囲で案件を行うことが重要だ」と言う風に考えられるかもしれません。

したがって、歴史の勉強も単に個別の年号や出来事を覚えるだけでなく、特定の歴史的出来事を「人間生活の教訓」として抽象化することができれば、有意義になるのではないかと思います。

なぜ数学で文字式を学ぶのか?

なぜxと文字を置いて計算してきたのでしょう。それはxと置く事で計算を抽象化し、汎用的な計算方法として、個別の計算に応用するためだと考えています。

例えば、(x+5)^2 = x^2+10x+25 という展開式があります。

この抽象化された計算式を使用すれば、x = 6の個別の場合も

11^2 = 6^2+10*6+25 = 36+60+25 = 121

と解くことができます。11^11を筆算する必要なく、暗算できる範囲で解くことができます。

これは一例ですが、数学を学ぶことは抽象的な構造を見抜き、他の問題に転用するための訓練とも言えます。

具体と抽象を行き来で伝わりやすい会話を構成する

会話をする際に、「例えば」で具体的な話をすることで聞き手の理解を促すことができます。

また、逆に要点を整理して伝える際には抽象化をすることで、シンプルに伝えることができます。

このように、聞き手に合わせて具体化と抽象化を操ることが明瞭な会話をするうえで重要と考えられます。

まとめ:具体と抽象を行き来することの大切さ

本記事では、細谷功さんの著書『13歳から鍛える具体と抽象』を参考に、具体と抽象を行き来することの大切さを解説しました。

結論、具体と抽象を行き来することで以下のようなことができます。

  • 物事が理解しやすくなる
  • 物事を整理して、シンプルに考えられる
  • 物事を比較できる
  • 考え方を他分野への汎用できる

本記事が少しでも読者様のお役に立てば幸いです。ご拝読ありがとうございました。

日本からフィリピンへ荷物を送る方法|彼女へプレゼント

英語
日本からフィリピンへ荷物を送る方法

本記事では、日本からフィリピンへ荷物を送る手順を解説します。今回は日本郵便の国際便で送る方法をご紹介します。

以下のような方にぜひ読んでいただきたく、本記事を執筆しました。

📝 本記事はこんな方に向けて書きました。

  • フィリピンの友人や恋人に荷物を送りたい
  • あるいはフィリピン留学中の友人・子どもに荷物を送りたい
  • だけど、国際郵便の送り方がわからない

また、本記事の信頼性について、以下の事項に留意して執筆しています。

📝 本記事の信憑性について

私は2025年に半年間フィリピンセブ島に留学し、フィリピン人と触れ合いました。そこで、今のフィリピン人彼女と出会い、半年以上交際をしています。

その経験から本記事の信憑性を担保するために以下のポリシーに準拠して執筆しています。


📝 本記事のポリシー

  • 私が2025年12月に日本からフィリピン人彼女へ荷物を送ったときの一次情報ベースで書く
  • 私自身の半年間のセブ島留学で経験した一次情報ベースで書く
  • わかりにくい用語などは必要に応じて、外部サイトを引用し解説する

日本からフィリピンへ荷物を送る方法|彼女へプレゼント

日本からフィリピンへ荷物を送るには以下の手順で荷物を送ります。

  1. 送れる荷物かどうかを判断する
  2. 送り状を発行する(日本郵便オンライン)
  3. 郵便局に荷物を持っていく

1. 送れる荷物かどうかを判断する

国際郵便として送れないものとフィリピンに送れないものがあります。

下の日本郵便公式サイトで、あらかじめ送れる荷物かどうかを確認してください。

例えば、フィリピンでは蒸留酒、ぶどう酒、ビールその他すべての種類の酒精飲料の送付を禁止しています。

「国際郵便として送れないもの」日本郵便公式サイト

「フィリピンに送れないもの」日本郵便公式サイト

2. 送り状を発行する(日本郵便オンライン)

日本郵便ではオンラインで送り状作成の手続きができます。全体の流れは以下のとおりです。

  1. 国際郵便マイページにログイン
  2. 新規送り状を作成
  3. 税関告知の確認
  4. 郵便局へ発行されたURLリンク(スマホ)を持ち込む

1. 国際郵便マイページにログイン

日本郵便の国際郵便マイページの登録・ログインを行います。

2. 新規送り状を作成

本記事では大まかな流れと必要事項について解説します。

より詳細を知りたい方は下記の日本郵便公式サイトをご参照ください。

海外へのお荷物の送り方初心者ガイド」日本郵便公式サイト

国際郵便マイページにログイン後、送り状を作成します。下記からアカウントの作成・ログインができます。

国際郵便マイページサービス」日本郵便公式サイト

論文

ログインすると送り状作成に進みます。送り状作成には以下の情報が必要です。あらかじめ準備しておきましょう。

  • 輸送方法
  • 送付人の英語住所
  • 受取人の英語住所
  • 受け取り人の電話番号(国番号含む:フィリピンの国番号は+63)
  • 内容品の英語表記
  • 内容品の重量
  • 内容品のHS-code
  • 内容品の個数
  • 内容品の価格

HS-codeとは荷物を送る際に使用される世界共通の品目分類番号です。税関が関税計算に使う番号で、必須ではありませんが、税関で止まる可能性を下げたいのであれば、記載しておくと良いでしょう。

下に参考として、日本郵便公式サイトの品目とHS-code一覧表を載せておきます。

内容品のHSコード類の例」日本郵便公式サイト

3. 税関告知の確認

記載した内容に虚偽はないか、内容物に危険物はないかの確認です。

記入内容を確認するとともに、国際郵便として送れないものとフィリピンに送れないものに該当しないかを再確認する必要があります。

4. 郵便局へ発行されたURLリンク(スマホ)を持ち込む

1~3の内容が終了すれば、登録したメールあてに送り状のURLリンクが届きます。

そのURLリンクと梱包した荷物をもって、郵便局に行きましょう。

※注意:送り状URLリンクには有効期限があります。詳細日時は送付されたメールをご参照下さい。

3. 郵便局に荷物を持っていく

フィリピン

郵便局に郵送する荷物を持っていきます。

2で得られた送り状URLを開くと、QRコードが表示されます。郵便局に設置されているバーコードにかざすと、送り状が発行されるので、それと送る荷物を郵便局職員に預けましょう。

あとは、職員さんが計量など行ってくれます。指示に従って、支払を完了させて送付の手続き終了です。

日本からフィリピンへ荷物を送る際の費用について

荷物を送る時にかかる費用は

  • スピード便・船便・航空便いずれを使用するか
  • 内容物の重量

で決まります。

詳しくは以下の日本郵便の「国際郵便早見表」に記載されていますので、ぜひご参照ください。

国際郵便早見表ダウンロードページ」日本郵便公式サイト

ちなみに、今回私は日本からフィリピンのセブ島へスピード便(EMS便)を依頼し、内容物の重量が2.5 kg以上3.0 kg未満だったので、5750円でした。(2025年12月)

また、2025年9月にも送っており、その際もスピード便(EMS便)を依頼し、内容物の重量が1.5 kg以上1.75 kg未満だったので、4200円でした。

日本からフィリピンへ荷物を送る際の配送所要時間について

セブ島 移動手段

荷物を送る時にかかる費用は

  • スピード便・船便・航空便いずれを使用するか
  • 内容物の重量

で決まります。

詳しくは以下の日本郵便の「国際郵便の料金・日数を計算する」サイトで

  • 内容物の重量
  • スピード便・船便・航空便いずれを使用するか
  • 差し出す都道府県
  • お届け先の国

を入力すると、かかる料金と時間が算出できます。ぜひご参照ください。

国際郵便の料金・日数を計算する」日本郵便公式サイト

参考:スピード便・船便・航空便の料金・日数の比較

参考までに、上記サイトを用いて、以下の条件でスピード便・船便・航空便の料金・日数を計算してみましたので、共有します。

条件

  • 内容物の重量が3.0 kg
  • 差し出す都道府県:東京
  • お届け先の国:フィリピン

比較結果

EMS便航空便船便
日数12日15日2~3か月
料金5750円4900円3100円
国際郵便の料金・日数を計算する」日本郵便公式サイト参照

比較すると、EMS便は航空便よりも3日ほど早く到着し、料金は850円ほど高いという結果となりました。一方、船便は最も料金が安い代わりに、日数が2~3か月とEMS便や航空便に比べて、4倍以上かかるということがわかりました。

参考:算出された日数の妥当性

また、実際この計算の妥当性を評価するために、上記サイトでの計算値と実際にかかった日数を表でまとめました。

条件としては、日本(兵庫県)からフィリピンセブ島へ送付したものです。

依頼日到着日計算値実測値誤差
2025.9.172025.10.112日14日2日

結果として、2日程度計算値よりも長く日数がかかりました。これはおそらく届け先がフィリピンのセブ島であったことが考えられます。

フィリピン・セブ島へ荷物を届ける際に、本配達の場合

日本ー>マニラー>セブ島

とマニラを経由したため、計算値よりも長く日数がかかったと考えられます。逆に、マニラへは確かに計算値通り、12日程度で到着していました。

結論として、フィリピン・セブ島やその他の離島の際は計算値+2~3日程度かかるものと考えられます。

まとめ:日本からフィリピンへ荷物を送る方法|彼女へプレゼント

本記事では、日本からフィリピンへ荷物を送る手順を解説しました。

まとめると、日本からフィリピンへ荷物を送るには以下の3stepを行う必要があります。

  1. 送れる荷物かどうかを判断する
  2. 送り状を発行する(日本郵便オンライン)
  3. 郵便局に荷物を持っていく

本記事によって、読者さんがフィリピンの友人や家族へ荷物を送る際の一助となれば幸いです。

また以下にフィリピン人への誕生日プレゼントは何をあげればいいか?について執筆した記事を載せてます。ぜひご覧ください。

誕生日プレゼント

フィリピン人に聞いた誕生日プレゼントのこと|喜ばれる・タブー

フィリピン人への誕生日プレゼントは何をあげればいい?本記事では実際にフィリピン人に聞いて喜ばれる誕生日プレゼントやタブーを解説