国際恋愛 遠距離で私たちが工夫していること

国際恋愛

本記事では、国際恋愛の遠距離で私たちが工夫していることを紹介します。

以下のような方にぜひ読んでいただきたく、本記事を執筆しました。

📝 本記事はこんな方に向けて書きました。

  • 国際恋愛中で遠距離生活をして難しさを感じている
  • これから国際恋愛で遠距離生活をする

はじめに|私たちの国際恋愛を簡単にご紹介

私は現在、フィリピン人女性と国際恋愛をしています。交際して8か月が経過します。普段は英語を使って会話をしています。

出会いはフィリピンのセブ島で、私が半年間の語学留学をしていた際に出会いました。現在は、彼女がフィリピンセブ島におり、私が日本にいるので、遠距離恋愛となっています。

本記事では、その実体験をもとに、国際恋愛の遠距離についてご紹介できればと思います。

国際恋愛 遠距離で私たちが工夫していること

その不安を感じるのは、あなただけじゃない

不安

国際遠距離恋愛をしていると、不安や迷いを感じるのはとても自然なことです。距離があり、会える回数が限られていて、将来もはっきり見えない。そうした状況で不安を感じない方が、むしろ珍しいと思います。

私自身も、「この関係は本当に続くのだろうか」「相手の気持ちは変わっていないだろうか」と何度も考えました。

この記事を読んでいる方の中にも、不安を感じてらっしゃる方がいるかもしれませんが、決して弱さではありません。同じように悩みながら関係を続けている人は確実にいます。

国際恋愛 遠距離での不安や困難

国際遠距離恋愛には、最初からいくつもの不安がつきまといます。

  • 本当にこの関係は続くのか不安
  • 相手の気持ちが見えにくく、自分のへの気持ちが薄れていないか不安
  • 会えない時間が長すぎて、寂しい
  • 将来、本当に一緒に住めるか不安

特に「先が見えない」、「気持ちが見えづらい」という不安は、心をじわじわ削ってきます。国内の遠距離と違い、簡単に会いに行けない現実があるからです。

国際恋愛 遠距離の具体的な不安や困難エピソード

気持ちがわかりづらく、喧嘩

国際恋愛の遠距離はどうしても簡単に合える距離でも金額でもないです。そのため、連絡手段はテキストかビデオ通話になります。

しかし、連絡が途切れてしまうと、簡単に不安になったり、相手を不安にさせてしまいます。

「もしかして、誰かといる?」
「自分と電話するよりも誰かと遊んだり、一人でなにかしている方が楽しいのかな?」

とついつい考えてしまいます。そのようなことが続くと、ため込んだものがついつい通話中に出てしまいます。

けんかをしても、気持ちが正確に伝えられない

けんかをした時に、国際恋愛だと言語の壁があり、うまく相手に自分の想いを伝えきれない時が多々あります。

また、国際恋愛の遠距離だとどうしても通話になり、けんか中に電波が悪くなるともう最悪です。

特に、相手を怒らしてしまった時に電波が悪いと、弁明もできないし、謝ることもできず、また電波が悪くなるとますます相手を怒らせてしまいます。

「なんて?聞こえない」と言われると、自分のせいで電波が悪いわけではないのにと、泣きたくなります。

言葉のニュアンスをつかめず、喧嘩

また、国際恋愛あるあるだと思いますが、言葉のニュアンスがつかめず、けんかになることもあります。

例えば、私は「どちらにせよ」みたいな意味で「whatever」を使いました。すると、どうやら相手は「どうでもいいわ!」みたいなニュアンスで受け取り、何時間も口をきいてくれませんでした。

このように、言語が違うと、意図しない形で相手に言葉が伝わり、相手の機嫌を損ねることが多々あります。

文化の違いが原因で喧嘩

国際恋愛だと、文化が異なり、喧嘩になることもあります。

例えば、私の彼女はフィリピン人ですが、フィリピンではクリスマスや行事ごとをとても大切にしています。米国やヨーロッパでもそうかもしれません。

クリスマスで言うと、彼女たちは24日と25日の変わり目は必ずカウントダウンするそうで、その後も夜通しゲームなどをして遊ぶそうです。

しかし、日本ではそのような熱狂はあまりないと思います。そのような調子で、私は2025年のクリスマス、25日さえ空けておけばいいかなと考え、24日と25日の変わり目は夜行バスで移動する予定でした。

すると、彼女は発狂です。お前は頭がおかしいのか?くらいの勢いで咎められました。

このように、文化が異なることで、無自覚に相手を傷つけることもあります。

遠距離で電話ごしだからこそ、悪い言葉が言いやすくなることも

直接だとそこまで言わないことも、遠距離で電話ごしだとねじが外れやすく、とても失礼なことを言ってしまうことが正直あります。

時差の問題

国際恋愛の遠距離だと、時差により連絡を取りたいタイミングが合わないことがあるかもしれません。仕事が終わった頃には相手は寝ている、こちらが寝る頃に相手が起きる、のようなことです。

幸い、私たちは時差が1時間(日本とフィリピン)なので、特別時差を感じることはありません。

国際恋愛 遠距離での不安や困難を乗り越える工夫

自信 成功

以上のエピソードトークで、国際遠距離恋愛の不安や工夫に関して解説しました。

主な要因を分析すると、結局は

  • コミュニケーション不足
  • 言葉の壁
  • 文化の壁

です。本章ではそれぞれに対して、私たちが行っている工夫を記載します。特別なことではありません。

コミュニケーション不足に対する私たちの工夫

  • 連絡頻度をなるべく高くする
  • 連絡できなくなる時や用事があるときは必ず事前に伝えておく
  • どちらか一方だけが発信しないように、お互いで電話をかけあう
  • 毎朝起きたとき、毎晩寝る前は必ず「I love you」と伝える
  • 将来について定期的に話す

言葉の壁に対する私たちの工夫

  • お互いの言語を少しずつ勉強する
  • 一緒に映画やSNS視聴などで楽しみながら勉強する
  • すぐに結果を求めない
  • お互いの言語レベルを理解して、伝える努力と理解する努力を徹底

私が陥りやすいのが、「ちっとも英語が話せるようになってない」とすぐに結果を求めて落ち込んでしまうことです。

必死で勉強している中で、「なんて?」「ごめん、理解できない」と言われると、とても悲しく、落ち込んでしまいます。

ただ、言語は本当にマラソンのようなもので、すぐに結果はでるものではありません。しかも、パートナーはそのことをわかってくれます。

なので、すぐには結果を求めないことが長く国際恋愛を継続するのに大切だと思います。

文化の壁に対する私たちの工夫

  • お互いに文化について興味を持って、質問したりする
  • 自分の文化が当たり前と思わない
  • 違う文化の場合は、しっかりどう違うか説明して相手に伝える

以上が工夫していることです。

特に大事なのは、「相手を安心させる言葉を意識的に使うこと」です。遠距離では、安心は自然に生まれません。意識して作るものだと感じました。

国際恋愛 遠距離での失敗談

フィリピン

以上のように、いろいろ書きましたが、正直に言うと失敗もたくさんありました。

  • 不安を我慢しすぎて突然爆発した
  • ついつい連絡することを忘れてしまった
  • 電話中、他のことをしていて、相手の話をあまり聞いていなかった

私個人の意見を言うと、不安を一気に爆発させるよりも、すこしずつちゃんと伝えていく方がいいと思います。遠距離だと、爆発の勢いで本当に言いたくなかったこともぽろっと出てしまいます。

また、日本人はあるあるだと思いますが、連絡のアップデートが苦手だと思います。また、ついつい返信を待ってから返す人が多いと思います。

しかし、必ずしも相手国の人が同じスタイルとは限りません。特に私の彼女の住むフィリピンでは連絡頻度が驚くほど高く、向こうはそれが普通だと思っています。

合わせるのか、理解してもらうかは話し合いで決めればいいと思いますが、個人的に国際恋愛で遠距離の場合は、無理のない範囲で相手に合わせて少しでも連絡頻度を高めるほうが長続きしやすいのかなと思います。

失敗談から学んだこと

失敗から学んだ一番の教訓は、

「遠距離では、相手の安心感を自分で作る」

ということです。物理的な距離があることで、人間はすぐに不安になったりします。

そこで、その不安を自分の手で摘み取り、相手に安心感を与える努力が必要だと思います。

不安があっても、関係はちゃんと前に進んでいる

正直に言うと、不安が完全になくなったことは一度もありません。それでも、話し合いを重ね、少しずつ信頼を積み上げることで、関係は確実に前に進んできました。

私たちは完璧な遠距離恋愛をしているわけではありません。そもそも無理です。将来に迷うこともあります。それが普通の反応です。

それでも無理のない範囲で、ふたりで安心や信頼できる関係を作り上げていくことが重要だと思っています。

実体験を経て分かった国際遠距離恋愛において大切なこと

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実体験を通して感じた大切なポイントは以下です。

  • 信頼は「積み重ね」でしか作れない
  • 不安は悪いものではない。改善案をふたりで話し合えばむしろ良いもの
  • 将来の話を避けない
  • 相手をコントロールしようとしない

国際恋愛の遠距離は、相手を信じる力と、自分自身を保つ力の両方が試される関係だと思います。

コラム:遠距離恋愛中、海外にいる彼女へのプレゼントについて

国際恋愛の遠距離では、プレゼントが「気持ちを形にする」大切な手段になります。

ただ、国際郵便だとどうやって渡すか、何を渡すか少しハードルになると思います。

下の記事では、日本郵便の国際郵便を利用して、プレゼントを送付する方法をまとめています。フィリピンへ実際に送った例を解説していますが、他の国でも同じ方法を利用するので、ご参考までにどうぞご拝読ください。

日本からフィリピンへ荷物を送る方法_thumbnail

日本からフィリピンへ荷物を送る方法|彼女へプレゼント

日本からフィリピンへどうやって荷物を送る?本記事では2025年12月、実際に日本からフィリピン人彼女へ荷物を送ったときの手順を解説

また以下のリンクから、日本郵便の国際郵便の送り方ガイドが見れます。ご参考までに。

海外へのお荷物の送り方初心者ガイド」日本郵便公式サイト

まとめ:国際恋愛 遠距離で私たちが工夫していること

国際恋愛の遠距離は決して楽な恋愛ではありません。不安や寂しさを感じるのは自然なことです。

それでも、

  • 丁寧なコミュニケーション
  • 相手を思いやる行動
  • 将来を一緒に考える姿勢

これらを大切にすれば、距離を超えて関係を深めることは十分に可能だと感じています。

この記事が、国際遠距離恋愛に悩む誰かの背中を、少しでも押せたら嬉しいです。

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