フィリピンセブ島留学で楽しむ休日!観光スポット&過ごし方6選

はじめに

セブ島留学中の週末観光は、美しい海や文化体験、グルメスポットを楽しめる絶好の機会です。セブ島は留学先としても観光先としても非常に人気があります。しかし、実際に暮らしてみないと分からないローカルな魅力や観光客には知られていない穴場も多いのがセブ島の奥深さです。

本記事では、私がセブ島留学中に訪れて「これぞ週末の過ごし方!」と思ったスポットや過ごし方を、体験談を交えながらご紹介します。ぜひ、次のセブ島訪問の参考にしてみてください。

セブ島留学 週末観光

体験談紹介:休日に行きたいセブ島スポットと楽しみ方

1. Sugbo Market/カルボンマーケット

セブの地元料理を堪能したいなら、週末に開かれる Sugbo Market や日常的に賑わう カルボンマーケット は外せません。屋台が並ぶ様子はまるでお祭りのようで、毎日来たいと思えるほどの活気があります。
基本的にセブ島の屋台料理はビールによくあいます。
BBQ、フライドチキン、フライドポテト、ステーキ、タコス、シシグ。週末の夕方あたりから、ビールと一緒にきめると最高です。

セブ島 BBQ

ここでのおすすめメニューは レチョン(丸焼き豚) と、名前にドキッとするかもしれない トスロブワ(豚の脳みそ料理) です。

レチョンは、フィリピンを代表する料理のひとつで、特にセブ島のレチョンは「フィリピンで一番美味しい」と言われるほど有名です。スペイン語で「子豚の丸焼き」を意味し、豚を丸ごと炭火でじっくりと焼き上げる豪快な料理です。中はジューシー、外は皮がカリッと仕立てられていて、絶品です。

また、トスロブワは豚の脳みそにニンニクや調味料を混ぜて炒めた一品です。味わいはまろやかでクリーミー。まるで豚骨スープのようなコクがあります。さらに、現地の「プソ」と呼ばれるヤシの葉ご飯と一緒に食べると、最高の相性です。「脳みそ?!」と躊躇する方も多いですが、食べてみると驚くほど美味しく、クセになる味です。

これ以外にも、セブ島の絶品料理を下記の記事で紹介しています。
参考までにご覧ください。

セブ島おすすめの食事・お菓子

セブ島トスロブワ

トスロブワ


2. マゼランクロス:歴史とローカル文化のクロスロード

セブ島歴史スポット、マゼランクロスで見るスペイン時代の十字架

歴史を感じながら楽しむセブ島留学 週末観光なら、マゼランクロスもおすすめです。セブの歴史的シンボルとして有名です。スペイン人探検家マゼランが建てたとされる十字架が祀られており、観光客にも地元の方にも人気のスポットです。

私も留学中の散歩ついでに立ち寄りましたが、地元の人たちが信仰を込めてお祈りする姿や、お土産屋で売られるミニ十字架など、セブの日常を感じられる場所だと実感しました。

マゼランクロスはセブシティ(IT Park)からGrabタクシーで約15分。近くにはカルボンマーケット・ヘリテイジ・オブ・セブ・モニュメント(Heritage of Cebu Monument)・フィリピン国立博物館-セブなどの観光地が集まっています。合わせていくといいと思います。

ヘリテイジ・オブ・セブ・モニュメント(Heritage of Cebu Monument)はセブの歴史的な出来事や人物を描いた彫刻群で構成されています。主なシーンは以下の通りです。

マクタンの戦い:ラプ・ラプとマゼランの戦いを描いており、フィリピン人の独立心を象徴しています。
マゼランの到来とキリスト教の導入:ポルトガルの探検家フェルディナンド・マゼランの到来と、セブへのキリスト教の導入を象徴しています。

ここに来ることで、セブの歴史や文化を肌で感じられるのも大きな魅力です。

ヘリテイジ・オブ・セブ・モニュメント(Heritage of Cebu Monument)


3. フィリピン国立博物館-セブ

この博物館は、セブとフィリピン全体の歴史、文化、自然をテーマにした多彩な展示を行っています。また、マゼランクロスから徒歩10分圏内にあります。なので、個人的におすすめなのは、マゼランクロスと合わせて訪れることです。

そして、気になる入場料はなんと無料です。また、火曜日から日曜日の午前9時から午後5時まで開館しています。(2025年時点)

個人的に無料で入れること・セブ島の歴史知れるということでかなりおすすめです。
周回する際は、混雑を防ぐために10 ~ 20人のグループに分けられるので、快適に見て回れます。

主な展示物は以下になります。ご興味があればぜひご訪問ください。

1. 歴史的な絵画とアート作品

スペイン植民地時代の出来事や、ラプ=ラプとマゼランの戦いなど、フィリピンの歴史的な瞬間を描いた絵画が展示されています。

2. 考古学的遺物と民族資料

セブの先住民文化や伝統的な漁具、船舶の残骸など、地域の歴史を物語る貴重な遺物が展示されています。

3. 自然史の展示

フィリピンの動植物、特にセブ島固有の種に焦点を当てた展示があり、自然環境への理解を深めることができます。


4.Tops(トップス)

セブ島留学中に訪れたTops展望台からの夜景

絶景を満喫する週末観光プランとして、Tops展望台は欠かせません。山の上に位置する展望台 Tops(トップス) は、夕焼けや夜景を楽しむには最高のロケーションです。セブシティの灯りや海を一望でき、ビールを片手に友達と語らう時間は、まるで映画のワンシーンのようでした。

自分は大体、1か月~2か月に一回訪問し、6か月の滞在で5回程度訪れました。勿論、異なる観光名所を巡回するのも良いと思います。しかし、旅先でも自分が大好きなスポットを一つつくり、何回も訪れるというのも旅の楽しみ方の一つだなと感じました。

ただし、夜は風が強く肌寒いです。そのため、上着を1枚持って行くことを強くおすすめします。薄手のウインドブレーカーでも十分役立ちました。さらに、天気が良ければ昼間の景色も美しく、昼と夜で異なる楽しみ方ができます。


5. セブ島1のパワースポット:シマラ教会

セブ島1のパワースポット・シマラ教会
正式には The Monastery of the Holy Eucharist と呼ばれるカトリックの聖地です。白亜の城のような壮大な外観から「城の教会」とも呼ばれ、多くの観光客や巡礼者が訪れます。

セブ市内から車で約2時間〜2時間半。私はレンタカーで行きましたが、(国際免許が必要。)ツアーでの参加やGrabタクシーを利用するのが一般的です。
日本では味わえないカトリックの宗教観を味わえ、とても興味深い体験でした。私はシマラ教会に限らず、カトリックの教会に行き、実際にミサを体験しました。ぜひご検討してみてください。

セブ島の交通事情についてはこちら

ただし、教会は注意があります。厳格な宗教施設のため、露出の多い服装は避け、肩や膝が隠れる格好で訪れるのがマナーです。私は一度半袖半パンの恰好で行き、警備員に止められ中に入ることができなかったことがあります。
服装には注意です。


6. ショッピングモール(SMモール・アヤラモール)

セブ島 ショッピングモール

セブ島で週末ショッピングを楽しむなら、SMモールとアヤラモールが定番です。
SMシティ・セブは午前10時~午後9時まで営業で、IT ParkからGrabタクシーで約15分。ファッション、家電、映画館が揃い、丸亀製麺などの日本食レストランも充実しています。
また、ダーツや卓球、ボーリングを楽しめるスポーツ施設もあります。なので、友人やカップルで週末にでかけるのがおすすめです。

一方、IT Park内にあるアヤラモールは午前10時~午後9時まで営業。私の通っていたQQENGLISHの校舎から徒歩約5分の便利な立地
ユニクロやオールジャンルのレストランやカフェが揃い、落ち着いた雰囲気でゆったりショッピングできます。また、週末は家族連れや学生で賑わい、映画館もあります。

個人的にアヤラモールはダイソーや日本城と呼ばれる日本のホームセンターがあり、日本を感じられる場所でした。そこでは、日本製の商品が並んでいます。コアラのマーチや明治のチョコなどが並んであり、日本のお菓子が恋しい方は行ってみてください。

私はアヤラモールは日常の買い物。SMモールはデートスポット的な使い方をしていました。


まとめ

セブ島には地元の息遣いを感じる魅力的なスポットがたくさんあります。特に週末の過ごし方としておすすめしたいのが:

  • Sugbo/カルボンマーケットでのローカルグルメ体験
  • マゼランクロス博物館での歴史散策と地元文化への扉
  • Tops展望台での絶景と語らいのひととき

これらの場面を通して、ただ語学を学ぶだけでは味わえない、セブ島ならではの暮らしと文化を体験できます。これから留学や旅行される方は、ぜひこうした体験も予定に加えてみてください。心に残るセブ島の思い出になるはずです。

フィリピンセブ島留学で体験!おすすめお土産と食べてほしいもの

セブ島トスロブワ

はじめに

フィリピンの中でも人気の留学先といえば「セブ島」。私自身セブ島に留学してみて強く感じたのは、勉強だけでなく 現地の文化や食べ物を体験することこそ思い出になる ということです。
特に、お土産選びや「現地でしか味わえない料理」は留学生活の楽しみのひとつでした。今回は、私がセブ島留学中に実際に買ったお土産や食べて感動した料理をご紹介します。これから留学を考えている方や旅行予定のある方の参考になれば嬉しいです。

セブ島交通事情について

セブ島の食文化についてはこちら


体験談紹介

セブ島で買ってよかったお土産

セブ島には観光地やショッピングモール、地元のマーケットなど買い物スポットが豊富です。実際に自分が買った中で「日本の友人や家族にも喜ばれた」と感じたものをいくつか紹介します。

🥭 ドライマンゴー


セブ島のお土産といえば、やっぱりドライマンゴー。濃厚な甘みとねっとりとした食感は、日本で売られている輸入品とは比べものにならないほどフレッシュな味わいです。私は一度食べてからすっかりハマり、滞在中に何度も買いました。また、スーパー、空港、コンビニとどこでも手に入るので便利。値段は1袋100〜150ペソ(約200〜300円)と手頃で、配りやすいのも魅力です。マンゴー好きな友達には必ず喜ばれる鉄板お土産だと思います。

・気になる方は日本でも試し買いできます


💎 かわいいアクセサリー(シマラ教会のブレスレット)


セブ島南部にある「シマラ教会」は、地元の人からも人気のパワースポット。そこで売られている手作りのブレスレットは、宗教的な意味合いを込めて作られているものが多く、ひとつひとつに温かみを感じます。私は旅の記念に自分用として購入しましたが、身につけるたびにその土地の雰囲気を思い出せる特別なお土産になっています。観光ついでに立ち寄った際には、ぜひチェックしてみてほしいです。


🧲 マグネット・ステッカー


私は旅先でマグネットを集めるのが趣味です。そのため、セブ島でもお気に入りをいくつか見つけました。ジンベイザメや美しいビーチ、トロピカルな南国モチーフなどデザインが豊富で、冷蔵庫やデスクに貼るだけで旅の思い出が蘇ります。また、値段も50〜150ペソ(約100〜300円)とリーズナブルなので、コレクションや友達へのちょっとしたお土産にぴったり。ショッピングモールや観光地のお土産屋さんで気軽に買えます。

・便利アイテムご紹介


🍺 フィリピンのビール(レッドホース・サンミゲル)


現地でぜひ試してほしいのがフィリピンビール。定番の「サンミゲル」は軽くて飲みやすく、暑い日の一杯に最高です。一方、少し度数が高めでガツンとくる「レッドホース」は、現地の若者にも人気。どちらもスーパーやレストランで手に入り、値段は1本40〜80ペソ(約80〜160円)ととても安いです。
ただし、日本へ持ち帰る際は注意が必要です。というのも、航空会社や入国規制でアルコールの持ち込み量に制限があり、一般的には1人あたり1リットルまでとされています。一方、免税店や大型スーパーで購入可能なので、お土産にするなら量に気をつけて買うのが安心です。
個人的にサンミゲルはすっきりしてて飲みやすく、万人受けしそうな味だと思います。(フルーツフレーバーもあります。)

・気になる方は日本でも試し買いできます


セブ島でぜひ食べてほしい料理

留学中は毎日食堂や屋台、レストランをめぐり、日本ではなかなか味わえないフィリピン料理に出会いました。その中でも特に印象に残ったものを紹介します。


🥢 チチャロン


豚の皮をカリッカリに揚げたスナックで、香ばしくて食感はまるでスナック菓子のよう。また、塩気が効いていて、ビールのおつまみにぴったりです。ただし、日本への持ち帰りは動物検疫上の規制があり禁止されています。これは、口蹄疫やアフリカ豚熱など畜産物の病気を持ち込むリスクを防ぐため。現地で楽しむのが一番です。値段は50〜100ペソ(約100〜200円)ほど。

・気になる方は日本でも試し買い


🍲 トスロブワ(豚の脳みそ料理)


名前を聞くと驚きますが、実際には豚の脳みそを煮込み、ガーリックや玉ねぎ、ネギなどを加えて炒めた料理。味はまろやかでクリーミー、豚骨スープに似た旨味があります。また、現地では「プソ」と呼ばれるヤシの葉で包んだご飯をちぎりながら一緒に食べるのが定番。ローカル食堂では50〜100ペソ(約100〜200円)ほどで気軽に食べられます。

セブ島トスロブワ

🥬 シニガン


タマリンド(酸味のあるフルーツ)を使った酸っぱいスープ。具材は豚肉やエビ、魚といったタンパク源に、空芯菜・ナス・トマトなどの野菜がたっぷり。爽やかな酸味が食欲を刺激し、暑い気候でもさっぱり食べられます。日本人にも馴染みやすい味で、栄養バランスが良いのも魅力。個人的には少し梅のような味に感じました

・気になる方は日本でも試し買い


🔥 シシグ


鉄板の上でジュージューと音を立てながら出てくる、豚肉の細切れ炒め。また、刻んだ玉ねぎ、唐辛子、卵が絡んで香ばしく、ジューシーで少しスパイシー。ご飯にも合います。また、ビールとの相性は抜群で、私は友人とよく夜にシェアして食べていました。

・気になる方は日本でも試し買い


🥥 ココナッツウォーター


道端で荷車に積まれたココナッツをその場で割り、ストローを刺して飲むスタイル。ほんのり甘くてすっきりとした味わいで、炎天下の水分補給に最高です。また、飲み終わった後は中の白い果肉をスプーンで削って食べるのも楽しみのひとつ。


🥧 ブコパイ


「ブコ」とは若いココナッツのこと。ブコを甘く煮て、カスタードのようなクリームと一緒にパイ生地に包んだフィリピン定番スイーツです。サクサクのパイ生地と、ほんのり甘いココナッツのハーモニーは日本にはない味。スーパーやベーカリー、空港のお土産ショップなどでも購入できます。また、友達への手土産にもぴったりです。


まとめ

セブ島留学では、英語の勉強はもちろん大切ですが、 現地のお土産や食文化を体験することで、より深くフィリピンを理解できる と感じました。
ドライマンゴーやアクセサリーなどは日本に帰ってからも旅を思い出させてくれます。また、現地で食べる料理は忘れられない思い出になります。

これからセブ島に行く方は、ぜひ勉強と同じくらい「現地の体験」を大切にしてください。