はじめに
フィリピン・セブ島は、語学留学や観光、リゾート滞在で多くの日本人が訪れる人気の場所です。美しい海とフレンドリーな人々に囲まれて過ごす時間は最高です。一方で、「日本とは全く違う環境」に驚かされることも少なくありません。
私自身もセブ島に留学していたとき、「これは気をつけなければ…」と感じたことがいくつもありました。よって、事前に知っておくとトラブルを防げることが多いので、今回は体験談をもとに日本人がセブ島で気をつけるべきことをご紹介します。
目次
- 雨季のスコール
- 食中毒について
- トイレについて
- 物乞いについて
- スリや盗難
- 教会に行くときの服装
- 野犬について
体験談紹介:日本人が気をつけるべきこと
1. 雨季のスコール

セブ島の雨季(6月〜11月)は、突然のスコールが日常的に起こります。
本当に「晴れていたのに一瞬で土砂降り」に変わるのです。
私は一度、徒歩で学校から帰る途中に傘を持っておらず、全身ずぶ濡れになった経験があります。特にスマホやパソコンを持ち歩いているときは要注意。そのため、折り畳み傘を常に持ち歩くことをおすすめします。
6月〜11月に渡航の方は気を付けましょう。
2. 食中毒について

セブ島はローカルフードが豊富で美味しいものも多いです。
ただ、日本人はしばしばお腹を壊すことがあります。特にローカル食堂や屋台は、衛生管理が日本ほど徹底されていません。私自身もたびたびおなかの調子が悪くなりました。
また、友人は最初の1週間でお腹を壊し、1週間の入院生活を余儀なくされていました。
アメーバ赤痢という食中毒です。
幸い、この友人は海外保険に入っていました。そのため、入院費用は保険会社が全額負担してくれたそうです。
したがって、私は海外保険には入っておくことをおすすめします。
私は、簡単に申し込みができるので、AIG損保を利用しました。
AIG損保はネットから簡単に見積り・申し込みができ、直前でも5分ほどで手続きが完了しました。
ただし保険料は時期によって変更される可能性があるので、ご興味あれば下記サイトから見積もりだけでも試算してみてはいかがでしょうか?
AIG損保海外保険公式サイトはこちら
また、海外保険も含めてセブ島留学(3か月半)の全額費用(2025年)を公開してます。もしご興味があれば、見てみてください。
セブ島留学にかかった全額費用公開
以下、現地でローカルの人に言われた日本人が食事する際に注意すべき点です。
✅現地の人や先に留学している日本人に「どの店なら安心か」を聞く
✅ 食堂では清潔そうかどうかを目で確認する
✅ 氷入りの飲み物は避ける
このあたりを徹底するだけでリスクはかなり減ります。
また、人によっては歯磨き時の水もをウォーターサーバを利用する人はいました。
自分の胃腸に不安がある方は、上記内容を気を付けてみてください。
3. トイレについて

観光客が利用するレストランやモールは無料で使用できます。
しかし、ローカルエリアに入ると有料トイレが多く、5〜10ペソ程度を支払う必要があります。また、ペーパーが備え付けられていないトイレも珍しくありません。
なので、地方に行く方は、コインを持っておくこと。ペーパーを持参すること。これらに注意しておきましょう。
また、セブ島は思った以上に現金社会です。ローカルのコンビニやレストランは現金が使えないことがほとんど。
ローカルへ行く方。コインだけでなく、現金をおろしておきましょう。
4. 物乞いの子供たち

セブ市内でレストランやファストフードにいると、子供の物乞いが寄ってくることがあります。店内です。(もちろん、外はもっと多いです。)
例えば、マクドナルドでハンバーガーを食べている最中。いきなり、店内に子供がやってきて、物乞いをしてきます。
特に観光客は狙われやすく、私も何度も声をかけられました。
可哀そうだと思って渡したくなりますが、一度あげると他の子供たちが次々に寄ってきてしまいます。現地の人も「安易にあげない方がいい」と言っていました。
5. スリや盗難
セブ島でもっとも注意すべきはスリです。
特に「コロンストリート」や「カルボンマーケット」は人混みが激しく、観光客狙いのスリが多発しています。実際、私の友人もバッグのチャックを開けられてスマホを盗まれました。
現地では、日本人のスリ被害が多いです。追跡するためにも、位置情報共有を設定しておくことをおすすめします。
大体、コロンマーケットを呼ばれるところで、売りに出されます。
また、個人的には「携行品保証付」の海外保険に入っておく方がいいと思います。
本当に、スリ被害が多いです。
もしもすられた場合、まず現地の警察に行くことをおすすめします。
実は私の友人がスマホをすられた際に、警察に行きました。現地の警察官が言うには、まず自分で探しいくのではなく、最初に警察へ連絡してほしいとのことです。
なぜなら、自分でGPS機能を使用して探しに行った場合、明らかに何かを探してうろうろしている姿を犯人が目撃すると、警戒されて売りに出さない可能性があるそうです。
なので、焦る気持ちもわかりますが、まずは警察に相談してみましょう。
少なくとも、以下のことはかならず意識してください。
✅ バッグは必ず前に持つ
✅ 高額な現金や貴重品は持ち歩かない
✅ 必要最小限の荷物にする
6. 教会に行くときの服装

教会は注意があります。
それは、厳格な宗教施設のため、露出の多い服装は避け、肩や膝が隠れる格好で訪れるのがマナーです。
私は一度半袖半パンの恰好で行き、警備員に止められ、中に入ることができなかったことがあります。服装には注意です。
7. 野犬について

おそらく渡航された日本人がまずびっくりするのが野犬の多さです。なので、狂犬病の予防接種はしておくと安心感があると思います。
また、意外に知られてないですが、狂犬病の感染経路は犬に限りません。
ねずみやトカゲからの可能性もあります。もし、予防接種を受けていない方は要注意です。
ただし、町中にいる野犬は基本的に襲ってくることはありませんでした。
私は最初の1~2週間ですっかり慣れました。慣れると、とてもかわいい癒しの存在に昇華されます。
まとめ
フィリピン・セブ島は留学や観光にとても魅力的な場所ですが、日本とは文化や環境が大きく異なります。
- 急なスコールに注意
- 食事は店選びを慎重に
- トイレは有料&ペーパーなしが多い
- 物乞いやスリには毅然とした態度で対応
これらを知っておくだけで、余計なトラブルを避けられ、快適な滞在ができます。私自身、留学生活を通して「日本の当たり前が通用しない」ことを学びました。その経験も含めて、セブ島留学は人生にとって大きな財産になると思います。