はじめに
フィリピン・セブ島留学を経験して、持ち物で「これは本当に持って行ってよかった」と思うアイテムがいくつかありました。また、留学先では環境も食事も日本とは大きく違うため、事前準備次第で滞在の快適さが大きく変わります。
この記事では、私がセブ島滞在中に実際に役立った必需品を体験談を交えて紹介します。あくまで私の個人的な主観なので、参考程度に読んでいただければと思います。
体験談紹介
大前提
パスポート・航空券(往復)・語学学校の入校証明書は必ず用意しておきましょう。航空券・語学学校の入校証明書はスマホがあれば、データでOK。
またどこに泊まるかの情報もデータでもっておくと良いです。(予約完了画面・領収書など)
これらをもっていっておく+eTravelの登録(出発の3日前から登録可能)をしていれば、少なくとも入国は問題ないでしょう。以下、それ以外の主に生活していて感じた必需品を記載します。
1. 虫よけ・折り畳み傘・汗拭きシート・日焼け止め
セブ島は年中暑く、蚊も多いです。夜に外出する場合は必ず虫よけスプレーやジェル、汗拭きシートを持っていくと安心です。私も滞在中に毎日外出しましたが、事前に用意していたおかげで大事には至りませんでした。
また、マーケットによく行かれる方。意外と忘れがちですが、ウェットシートやアルコール除菌を持っていく方が良いです。
例えば、BBQ、フライドポテト、チキン。手を汚さずに食べることは至難の業です。
また、アルコール材もないところがほとんどです。持参で持ち運び型を持っていくことを強くお勧めします。(もちろん、現地でも買えるので持参できない方もご安心ください。)

フィリピン料理トスロブワ
豚の脳みそとスープ、ガーリック、ソースを混ぜたものをごはんと一緒にいただきます。ごはんを手に取って、スープに浸して食べます。この際にウェットシートがマストでした。(トスロブワなどフィリピン料理をまとめた記事はこちら)
また、セブ島の雨季は突然スコールが降ることが多いので、軽量の折り畳み傘があると便利です。日本の折り畳み傘をそのまま持っていけばOKですが、コンパクトで鞄に入るものがおすすめです。
ちなみにセブ島の雨季は6~11月、乾季は12月~5月と言われています。
雨季に滞在予定の方は急にスコールが来るので、折り畳み傘を持参ください。
(セブ島のベストシーズンについて書いた記事はこちら)
2. 常備薬と健康管理
海外に長期滞在すると、食事や環境の違いで体調を崩すことがあります。私も最初の1週間はお腹の調子を崩しました。また、6か月の滞在で2, 3度体調を崩しましたが、自分に合った常備薬を持っていたので安心でした。
- 胃腸薬、解熱鎮痛薬、目薬、バンドエイドなど
- 食事や気候に合わせて少しずつ対応

体調管理は全人類にとって時間がかかるため、自衛策としての常備薬は必須です。
ちなみに、もし持参を忘れた方。
勿論、現地の薬局(Watsons, Rose Pharmacyなど。)で購入できます。
私はのどが痛いときはStrepsils。頭痛がするときはSaridonを飲んでました。現地の人に聞いた効果的な薬です。実際効果抜群です。
店員さんに聞けばすぐ出してくれると思います。購入は身分証も保険証も特に必要ありませんでした。
3. スマホ防水カバーケース
セブ島と言えば、ビーチです。潜ればとても綺麗な景色が広がっています。
またどうせなら、友人やカップルでピーチの中を撮りたくないでしょうか?
そこで、スマホ防水カバーケースはおすすめです。あって損はないと思います。
現地でも買えると言えば買えます。
しかし、観光地価格で高いです。事前に買っておく方が安く済むかと思います。
4. 食関連アイテム(出汁・日本の調味料)
セブ島ではファストフードが多く、野菜が手に入りにくいこともあります。そこで、日本の出汁が飲みたくなります。私は出汁や味噌汁、どん兵衛、お茶漬けを持参し、日本食を簡単に楽しめました。また、久しぶりに飲むと涙がちょちょぎれます。
個人的に出汁、味噌汁、うどんは恋しくなりました。現地のスーパーMetroでもないことが多く、見つけたとしてもかなり高く売られています。大体日本の1.5倍くらいで売ってます。
また、現地でうどんを食べましたが、何か違います。日本の出汁の味がないのが一つ。あとはうどんがコシがなく、触感が柔らかく違和感があります。
個人的に外でうどんを食べるより、どん兵衛の方がはるかに安くおいしかったです。
- 出汁:味噌汁やどん兵衛、お吸い物はやはり最強
- 調味料:柚子胡椒やしょうゆ、めんつゆなど、日本食の味を再現
5. セキュリティ関連
外出時の安全対策としてセキュリティポーチやクレジットカードガードは必須かと思います。
特にセキュリティポーチは必須だと思います。
私の友人は、人ごみでスマホ・財布をすられていました。大前提、荷物は前に抱えてください。
- セキュリティポーチ:必要なものだけを入れ、前に抱えて持ち歩く(スリがおおいです)
- クレジットカードガード:情報漏洩防止
これらを使うことで、貴重品を安心して持ち歩けました。
ちなみに、スマホをすられた方。
すられたスマホはだいたい、コロンマーケットに集まります。運がよければ、売りにだされたスマホを取り返せるかもしれません。
私が通っていた英語スクールで私が知っている限り10人くらいスマホをすられています。そのほとんどがこのコロンマーケットに集まっていたそうです。
渡航前に自分のPCからスマホの位置がわかるように位置情報共有を行っておくことを強くおすすめします。
6. 吊り下げ式収納
これは個人的持って行ってよかったものです。寮やホテルに滞在していると、収納スペースが限られていることが多いです。そこで役立ったのが吊り下げ式収納。個人的には最も重宝しました。
- 旅行先でも家のように収納可能
- 服を折りたたんで入れ、そのまま吊り下げて使える
- つまり、服の出し入れの手間がほぼゼロ
私はこの収納を使うことで、狭い寮でも部屋をすっきり保てました。荷物整理のストレスが減るだけで、滞在の快適さが格段に上がります。また、ズボラな私にとって、服を入れたまま折りたたんで旅行先に持っていけるのはかなりありがたく、普段から使用してます。そのため、旅行時のパッキングは衣服にほぼ時間がかかりません。
まとめ
- セブ島留学では虫よけ・折り畳み傘・吊り下げ式収納・常備薬・英語フレーズブックがあると快適
- また、日本食が恋しくなったときは出汁・調味料が重宝
- 外出時はセキュリティポーチ・クレジットカードガードで安心
- 個人的には、小さな準備が滞在中のストレスを大幅に減らすと感じました
留学準備は荷物を軽くしたい気持ちもありますが、「必要最低限+あると便利」アイテムを事前に揃えておくと、快適で安心なセブ生活が送れます。