はじめに
海外滞在で最も悩むポイントのひとつが「交通手段」ではないでしょうか。観光はもちろん、留学や長期滞在をすると日常的に移動が必要になります。私が実際にセブ島で生活してみて驚いたのは、交通費の安さと、移動方法の多様さでした。
この記事では、私の体験をもとにセブ島で利用できる代表的な交通手段(バス・タクシー・Grabアプリ)についてまとめます。あくまで私の個人的な経験や感覚に基づいた内容ですので、場所や時間帯によって状況は変わる可能性があります。
体験談紹介
1. セブ島の移動手段の基本
セブ島の移動は主に次の方法があります。
- タクシー
- Grab(配車アプリ)
- ローカルバス・ジプニー(Jeepney)
- 自家用車(右側通行・運転ラフ)
私は留学中や観光中に主にGrabとタクシーを使い、ローカル感を味わいたいときにはバスやジプニーに乗ってみました。自分で運転することも考えましたが、セブ島の交通ルールやドライバーの運転スタイルを見て「私はちょっと無理だな」と感じたのが正直なところです。(運転するには国際免許が必要ですので、運転を考えている方は取得をお忘れなく。)
2. タクシーとGrabアプリの便利さ
セブ島で一番便利だったのが、配車アプリの**Grab(グラブ)**です。アプリを通して、好きな時間に好きな場所へタクシーを呼ぶことが可能。料金は事前にアプリで表示されるため、日本でよくある「タクシーで遠回りされたらどうしよう」という不安がありません。
支払いは現金でもできますが、クレジットカードを登録しておくと自動決済になるので、現金のやり取りも不要。セブシティからマクタン空港までGrabを利用したときは、だいたい1,000円〜1,500円程度(私が利用したときの相場感)でした。日本の空港タクシー料金と比較すると、圧倒的に安いと感じました。
さらにGrabでは食べ物のデリバリーも注文可能で、レストランの料理をアプリで頼んで自宅や寮に届けてもらえるのも便利です。滞在中に「今日は外に出たくないな」という日には重宝しました。
3. ローカルバス・ジプニーの魅力と注意点
セブ島のローカル交通といえば、ジプニー(Jeepney)やローカルバス。料金はなんと60円程度と驚くほど安いです。私も数回利用しましたが、乗り方が独特でした。
- バス停に止まるのではなく、自分で手を上げて合図して乗る
- 降りたいときは、運転手に声をかけるか車内で合図する
観光客が慣れるまでは少しハードルが高いですが、現地の生活感を味わえるのはジプニーならでは。乗車中はかなり混雑することもあり、スリ対策としてバッグは必ず前に抱えるようにしていました。
一方で、ルートが複雑なので初めての方には少し難易度が高いのも事実です。私は「ローカル体験をしてみたい!」という気持ちで利用しましたが、普段使いはGrabがメインでした。はじめは現地の方と一緒に乗ると心強いです。
4. セブ島の運転事情と注意点
セブは右側通行です。日本の左側通行に慣れていると、横断歩道を渡るときや車線の感覚がつかめず、最初は戸惑いました。
また、現地の運転は日本と比べるとかなりラフです。追い越しは当たり前で、クラクションもよく鳴ります。道も渋滞しやすいので、移動時間は余裕を持ってスケジュールを立てたほうが安心です。特に通勤時間の渋滞はかなりヘビーです。私は自分で運転はしませんでしたが、「もしレンタカーを借りて運転したらかなり神経を使うだろうな」と感じました。
▼役立ちアイテム
セブ島での交通や移動で私が「あってよかった」と感じたアイテムを紹介します。すべて楽天市場で購入可能なので、渡航前にそろえておくと安心です。
- モバイルバッテリー:Grabを多用するのでスマホの充電切れ対策に必須
- セキュリティポーチ(貴重品用):ジプニー利用時や混雑した場所で安心
- 折りたたみ傘:急なスコール対策に必須アイテム
※価格・仕様は変動するため、最新情報は必ず各商品ページでご確認ください。
まとめ
- セブ島の交通手段はタクシー・Grab・ジプニー・バスがメイン。
- Grabは料金が事前にわかる・カード決済できるので旅行者や留学生にとって安心感がある。空港までの移動も1,000円〜1,500円程度で、日本と比べると圧倒的に安い。
- ジプニーは60円ほどで乗れる超ローカル交通。慣れると面白いが、ルートが複雑なので最初は難易度高め。
- 運転は右側通行でラフ。渋滞や追い越しが普通にあるので、移動時間は余裕をもつことが大事。
- 便利に過ごすためには、モバイルバッテリー・セキュリティポーチ・折りたたみ傘などを事前に準備しておくと安心。
セブ島の交通は日本とは大きく異なり、最初はカルチャーショックを受けましたが、慣れてくると「交通費が安くて移動しやすい」と感じました。これから渡航される方は、ぜひ自分のスタイルに合った移動方法を選んで、安全で快適なセブライフを楽しんでください。
—(執筆:2025年8月/個人の体験談をもとに記載。交通費やアプリ仕様は変動する可能性があるため、最新情報は現地または公式アプリでご確認ください)