【体験記】セブ島の交通事情と交通費まとめ|バス・タクシー・Grab活用術

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名前:たまちブログ

フィリピン人女性と国際恋愛         半年間のセブ島留学経験
/ 元エンジニア

略歴:
2022年3月 
某国立大学大学院卒業

2022年4月~2025年1月 
エンジニアとして就業

2025年1月〜2025年7月
フィリピン・セブ滞在(6ヶ月)。
通学校:QQEnglish、
履修:マンツーマン/グループ

保有資格: TOEIC 785

      

はじめに

海外滞在で最も悩むポイントのひとつが「交通手段」ではないでしょうか。観光はもちろん、留学や長期滞在をすると日常的に移動が必要になります。そこで、私が実際にセブ島で生活してみて驚いたのは、交通費の安さと、移動方法の多様さでした。
この記事では、私の体験をもとにセブ島で利用できる代表的な交通手段(バス・タクシー・Grabアプリ)と交通事情についてまとめます。あくまで私の個人的な経験や感覚に基づいた内容ですので、場所や時間帯によって状況は変わる可能性があります。


体験談紹介

1. セブ島の移動手段の基本

セブ島の移動は主に次の方法があります。

  • タクシー
  • Grab(配車アプリ)
  • ローカルバス・ジプニー(Jeepney)
  • 自家用車(右側通行・運転ラフ)

私は留学中や観光中に主にGrabとタクシーを使いました。
また、ローカル感を味わいたいときにはバスやジプニーに乗ってみました。自分で運転することも考えましたが、セブ島の交通ルールやドライバーの運転スタイルを見て「私はちょっと無理だな」と感じたのが正直なところです。
(運転するには国際免許が必要ですので、運転を考えている方は取得をお忘れなく。)

また、以下の記事でおすすめ観光地を紹介してます。紹介する交通手段を利用し、ぜひご訪問ください。

セブ島おすすめ観光地をご紹介


2. タクシーとGrabアプリ

セブ島で一番便利だったのが、配車アプリの**Grab(グラブ)**です。
アプリを通して、好きな時間に好きな場所へタクシーを呼ぶことが可能。また、料金は事前にアプリで表示されるため、日本でよくある「タクシーで遠回りされたらどうしよう」という不安がありません。

支払いは現金でもできますが、クレジットカードを登録しておくと自動決済になります。
なので、現金のやり取りも不要。

例えば、セブシティからマクタン空港までGrabを利用したときは、だいたい1,000円〜1,500円程度(私が利用したときの相場感2025年)でした。日本の空港タクシー料金と比較すると、圧倒的に安いと感じました。

使い方は
①まず、基本情報を登録します。
②メニューの「Car」を選択します。
③次に目的地を選択します。文字を打ち込むと候補がでてくるので、正しい住所のものを選択してください。
④目的地を選択後、ピックアップ場所を選択します。地図上でピンを指定したい場所に動かして、「Choose This Pickup」を押します。
⑤すると、タクシーが配車されるので、ピックアップ場所で待機してください。
待っている間、タクシードライバーの位置情報と目安時間、車種とナンバーがわかります。その情報と一致したタクシーに乗りましょう。


ちなみに、英語が苦手な方も安心です。なぜなら、クレジットカードでの支払いを設定しさえすれば、会話なしで目的地に送迎してくれるからです。

ただ、どうせなら会話を楽しむのも良いと思います。私は一度、ビール好きのドライバーさんと酒の話で大変盛り上がりました。とても陽気で気さくな方が多いので、ぜひ会話を楽しんでみてください。

さらに、Grabでは食べ物のデリバリーも注文可能で、レストランの料理をアプリで頼んで自宅や寮に届けてもらえるのも便利です。

例えば、日本にいながらフィリピンにいる恋人に食事を頼んであげることも可能です。
また、滞在中、なかなか野菜がとれないこともあると思います。
そんな時に、Grabの豊富なメニューから野菜料理を宅配してもらうのも良いと思います。

具体的な使い方は、いたって簡単です。

①まず、メニューの「Food」を選択します。
②次に、「Driver To」のタブから住所を登録します。ホテル滞在の方はホテル。学校の寮にいる方は、学校の住所を登録します。
③検索画面から食べたい料理を検索し、選択します。(「Add to Basket」)
④選択が終われば、Basketに行き、支払方法・宅配時間の選択等を行います。その後、「Place order」を押せば手配完了です。
⑤あとは、用意された料理をドライバーが宅配してくれます。この際も、ドライバーの位置情報や基本情報がわかります。登録した住所に着けば電話かテキストが来るので、「I’m coming」と言って指定した場所にいけば受け取り完了です。

個人的にGrabはマストだと思います。ぜひアプリをダウンロードし、利用してみてください。


3. ローカルバス・ジプニーの魅力と注意点

セブ島のローカル交通といえば、ジプニー(Jeepney)やローカルバス。料金はなんと60円程度と驚くほど安いです。私も数回利用しましたが、乗り方が独特でした。

まず、ジプニーはバス停に止まりません自分で手を上げて合図して社内に乗り込みます。
そして、目的地を言い、コインを運転手に渡します。(乗車量は15~20ペソ)
降りる際は降りたい場所で運転手に声をかけるか車内で合図します。

そのため、観光客が慣れるまでは少しハードルが高いです。しかし、現地の生活感を味わえるのはジプニーならではです。
注意としては、乗車中はかなり混雑することもあり、スリ対策としてバッグは必ず前に抱えるようにしていました。

一方で、ルートが複雑なので初めての方には少し難易度が高いのも事実です。
私は「ローカル体験をしてみたい!」という気持ちで利用しましたが、普段使いはGrabがメインでした。

おすすめのジプニーの利用の仕方は、はじめは現地の方と一緒に乗ることです。
一回乗ると勝手がわかります。


4. セブ島の運転事情と注意点

セブ島ITパーク

セブは右側通行です。これは、日本の左側通行に慣れていると、横断歩道を渡るときや車線の感覚がつかめず、最初は戸惑いました。

また、現地の運転は日本と比べるとかなりラフです。アグレッシブさを感じます。
例えば、追い越しは当たり前で、クラクションもよく鳴ります。道も渋滞しやすいので、移動時間は余裕を持ってスケジュールを立てたほうが安心です。

特に、通勤時間の渋滞はかなりヘビーです。私は自分で運転はしませんでしたが、「もしレンタカーを借りて運転したらかなり神経を使うだろうな」と感じました。

大体朝の7時~9時と夕方17時~19時ごろは混雑するイメージです。
また、金曜や祝日前はかなり混みます。
なぜなら、セブ島のフィリピン人は家族との時間を大切にしていて、街で仕事をしていても、毎週のように地方の家族のもとへ帰省するからです。
なので、週末に旅行を立てる際に、行く時間と帰る時間は気を付けた方がいいです。


まとめ

  • セブ島の交通手段はタクシー・Grab・ジプニー・バスがメイン。
  • Grabは料金が事前にわかる・カード決済できるので旅行者や留学生にとって安心感がある。空港までの移動も1,000円〜1,500円程度で、日本と比べると圧倒的に安い。
  • ジプニーは60円ほどで乗れる超ローカル交通。慣れると面白いが、ルートが複雑なので最初は難易度高め。
  • 運転は右側通行でラフ。渋滞や追い越しが普通にあるので、移動時間は余裕をもつことが大事。

セブ島の交通は日本とは大きく異なり、最初はカルチャーショックを受けましたが、慣れてくると「交通費が安くて移動しやすい」と感じました。これから渡航される方は、ぜひ自分のスタイルに合った移動方法を選んで、安全で快適なセブライフを楽しんでください。

—(個人の体験談をもとに記載。交通費やアプリ仕様は変動する可能性があるため、最新情報は現地または公式アプリでご確認ください)

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