【アウトプット大全】人生を変える実践的アウトプット法まとめ

読書 1

はじめに

「勉強しても活かせない」「学んでも行動に移せない」──そんな悩みを解決するヒントが、精神科医・樺沢紫苑先生のベストセラー『アウトプット大全』(サンクチュアリ出版)には詰まっています。本記事では、本書のエッセンスをまとめ、すぐに生活で使えるアウトプット法をご紹介します。

インプット大全についての記事はこちら

※引用は『アウトプット大全』(樺沢紫苑著、サンクチュアリ出版)より。引用部分は出典を明記し、必要最小限にとどめています。


1.アウトプットが必要なわけ

結論

インプットだけでは不十分。つまり、インプットした情報が頭の中にあるだけでは何も変わりません。よって、アウトプットして初めて知識が「自分のもの」になり、人生が変わります。

理由・説明

  • インプット→アウトプットで記憶定着:学んだことを話したり書いたりすることで、記憶が強化されます。
  • 自分のものにできる:知識を使うことで理解が深まり、応用できる力に変わります
  • インプットだけでは情報が頭にあるだけ行動に移してこそ、結果として人生が変化します。

👉 本はこちら

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

学びを結果に変えるアウトプット大全 [ 樺沢 紫苑 ]
価格:1,980円(税込、送料無料) (2025/8/31時点)


👉 読書を快適に

例えば、読んだ本の内容を家族や友人に話してみるだけで、理解度が高まり、記憶も定着します。その後、ブログにまとめれば、より深く自分の知識として使えるようになります。

まとめ

したがって、アウトプットこそが学びを完結させるプロセス。つまり、行動に移すことで人生が変わり始めます。


2.アウトプットのコツ・ポイント

結論

アウトプットを続けるには「時間確保」「ハードルを下げる」「仕組みづくり」「モチベーション維持」がカギです。

理由・説明

  • アウトプットの時間をつくる飲み会やSNSなどの時間を削るだけで本質的な活動の時間が確保できます。
  • 自分の達成ハードルを下げる:100%を目指さず、30%の完成度で始めて徐々に改善していけばOK。
  • がんばらなくていい仕組み作り日常の習慣とセットにしたり、面倒な作業はAIやツールで効率化。
  • モチベーションの維持:目的を明確にし、少しだけ難しい目標を設定することで挑戦意欲が続きます。

もし、ブログを書く時間がないなら、まずは日記に3行書くだけでOK。その習慣ができれば、自然と長文を書く力も付きます。

まとめ

したがって、無理なく続けるためには「仕組み」と「環境」を整えることが大切です。


3.具体的なアウトプット方法

結論

アウトプットには「書く」「話す」の2大方法があります。どちらも手軽に始められ、効果的です。

理由・説明

  • 書く:日記・ブログ・動画台本・本の執筆など。書くことで脳が活性化し、集中力や生産性も向上します。
  • 話す:日常会話で説明する、質問することで目的が明確になり、学びが深まります。

読んだ本の要約を日記に書く、その内容を友人に説明する──これだけでも理解度が飛躍的に高まります。

まとめ

したがって、書く・話すというシンプルな行為こそ、学びを行動へ変える最強のアウトプットです。


まとめ

『アウトプット大全』は、知識を人生に活かすための「行動」にフォーカスした一冊です。今回ご紹介したのはその一部にすぎませんが、

  • 学んだことをすぐに使う
  • 続けるために仕組みを作る
  • 書く・話すことで知識を深める

これらを実践することで、インプットしたことを自分のものにでき、自分をアップデートできます。

🌏 フィリピンセブ島留学で知った日本文化への驚き

豆知識

はじめに

セブ島留学を経験すると、英語力アップだけでなく、現地の人との交流を通して「日本人の特徴」を改めて気づかされる場面がたくさんあります。私自身も、フィリピン人の友人から「日本人って不思議だね」と言われたことが多々ありました。

この記事では、フィリピン人から見た日本人や日本文化の驚きを、留学中の体験談を交えながらご紹介します。文化の違いを知ることで、自分の国を客観的に見つめ直すきっかけになれば幸いです。


体験談紹介:フィリピン人から見た日本人の驚きポイント

★ 日本人は連絡の頻度が少なすぎる?

セブ島 教会

フィリピンでは「今どこにいる?」「ご飯食べた?」といった連絡を、友人や恋人にこまめに送るのが当たり前です。ほぼ行動ごとにアップデートする感覚に近いかもしれません。

一方で、日本人は用件があるときにだけ連絡する人が多いです。これは、フィリピン人からすると「とてもプライベートに生きている」と見えるようです。
また、日本人は連絡を待ってから返信する文化があるかとは思います。しかし、フィリピン人はたとえ相手の連絡がなくても、自分の行動や予定を逐一報告します。私も現地で「日本人は冷たいわけじゃないけど、連絡が少なくて寂しい」と言われたことがありました。文化の違いとして、特に強く感じられる点です。

フィリピン人の恋愛事情について興味ある方はこちらの記事

面白いことに、この違いはSNSの使い方にも表れています。
フィリピン人は、日常のささいな出来事もInstagram、TikTok、Facebookなどに積極的に投稿します。

例えば「今日のランチ」や「通学途中の景色」「友達とちょっとお茶した」など。日本人ならわざわざ投稿しないようなこともシェアして楽しむスタイル。SNSは彼らにとって、生活の一部です。また、友人や家族との大切なつながりのツールになっています。
また、日本がプライベートな文化に対して、フィリピン人はとにかくオープンな文化性があります。

セブ島ITパーク

さらに驚いたのは、視聴しているコンテンツの幅広さ
多くのフィリピン人は英語を話すため、英語圏のコンテンツを普通に楽しんでいます。アメリカ、韓国、ヨーロッパなど、世界中の映像や音楽を当たり前のように見ているのです。

一方で、日本人は比較的「日本のコンテンツ中心」という傾向があり、どちらかといえば内向き。フィリピンの人々の世界に対する好奇心の広さや明るさは、セブ島で暮らしてみてとても新鮮に感じました。

私が強く感じたことは、英語はただの手段です。この手段をもって、世界を知り、自分の価値観を広げる。そして、やりたいことを見つけたり、人生が豊かになることにつながるのではないかと思います。


★ 日本人の「大丈夫」は本当に大丈夫じゃない?

豆知識

日本人がよく使う「大丈夫」という言葉。フィリピン人からすると、この表現がとても不思議だそうです。

なぜなら、日本人は本心では「助けてほしい」と思っていても「大丈夫」と答えてしまうことが多いから。実際、私も体調が悪いときに「大丈夫?」と聞かれて 「大丈夫」と言ったら、「いや、全然大丈夫そうじゃないじゃん!」と指摘されたことがあります。

フィリピン人はとにかく素直に気持ちを表現します。そのため、日本人の「本音と建前」が理解しにくいと感じるようです。

私のフィリピン人の友達はよく私にこう言います。
あなたは時々、気を遣いすぎて、こちらも気持ちよくない。ちゃんと自分の思ってることを言ってほしい。

これ日本人の方、刺さりませんか?
ついつい、本音と建て前を使い分けるうちに自然と自分がしたいこと押し殺しませんか?
フィリピン人と付き合うと、自然と自分の思ってることを伝える習慣がつきます。
私は、かなり自分を犠牲にするタイプだったので、本当にフィリピン人との出会い・交流に感謝しています。


★ 日本人は学びに受け身すぎる

セブ島 ハロハロ

留学生活の中で感じたことのひとつが、学ぶ姿勢の違いです。

フィリピン人学生は「目的をもって学ぶ人」が多く、将来の進学や就職を明確に意識して勉強しています。授業中ではディスカッションやディベートの授業も多いそうで、自然と能動的になれる教育だと感じました。

その背景には、素直な人柄だけでなく、全員が全員進学できるわけではないといった経済的な問題もあるのかもしれません。

一方、日本人学生は受け身で授業を聞くだけやなんとなく進学するという姿勢が多いように見えたそうです。
フィリピン人の友人に「日本人はもっと質問すればいいのに」「もっと自発的に興味のあることを調べないの?」と言われたとき、確かにそうだなと感じました。

なんとなく大学に進学する。なんとなく就職する。当たり前に高校に進学する。
これは、日本が豊かだからかもしれません。
これらの経験は私に当たり前は当たり前ではないということに気づかせてくれるものでした。私の人生観にとても強く影響する価値のある経験です。


★ 日本人は静かに仕事・勉強をする 

フィリピン人から最も多く言われたのがこれです。日本人は「仕事に集中しすぎて余裕がない」と感じるようです。また、仕事や勉強をするときに、静かすぎて怖いと言われました。

実際に、セブ島のファストフード店で働く店員さんは、同僚と談笑しながら楽しそうに仕事をしています。それでも仕事はきちんと回っていて、職場が明るい雰囲気に包まれているのが印象的でした。

日本では「仕事中に私語はNG」という雰囲気がありますが、フィリピンでは「快適で健康的な職場環境」が重視されるのだと思います。この違いは、働き方やライフスタイルに直結する大きな文化の差だと感じました。

この話は、一長一短あると思います。
楽しく働けるのはセブ島かなと思いました。一方、客として店に入ると、提供が遅かったり、違うものが届くことがあります。
つまり、日本の方が質の高い接客であり、満足感は高いです。また日本人の几帳面さ、細部へのこだわりには改めて感心しました

留学や海外旅行を通した異文化交流は、新しい価値観を得られるだけではありません。それを通して、日本のすばらしさにも気づくきっかけになるのだと思います。

私はこれらのブログ記事を通して、読者の方が新しいことに興味を持つきっかけになればと考えています。
私は自分がやりたいことがわからず、なんとなく生きてきました。なので、私は自分の体験を共有し、少しでも読者の生き方の選択肢を豊かにしたいです。

私は生き方を強要する気持ちはさらさらありません。
ただ、そもそも選択肢を知らないと狭い範囲で選ばなければなりません。なので、自分にできることから体験談共有を通して、読者のお役に立てればと思っています。


プチ情報:衝撃のフィリピンの誕生日

日本では、誕生日といえば「祝ってもらう日」というイメージがあります。友人や家族からプレゼントをもらい、美味しいごはんをご馳走してもらうのが一般的ですよね。

ところがフィリピンでは、その逆。誕生日の人が、周りの人をもてなすという文化があります。誕生日会を開いた際には、主役である本人が参加者に料理や飲み物を振る舞い、場合によっては小さなプレゼントを配ることもあるのです。

最初にこの文化を知ったときは「えっ、自分の誕生日なのに?」と驚きました。でも、フィリピンの人々にとっては、自分の幸せを周囲とシェアする日という感覚。誕生日をきっかけに、感謝や喜びを分かち合う文化は、とても温かく素敵だと感じました。

ぶっちゃけフィリピン人もなんで?と思ってる方がいるそうです。私のフィリピン人の友人もそう言ってました(笑)。


まとめ

セブ島留学を通して、私はフィリピン人から見た日本人の特徴をたくさん学びました。

  • 日本人は連絡が少なくプライベート志向
  • 日本人の「大丈夫」が本音ではなく、素直なフィリピン人にとって建前文化が理解しにくい
  • 学びに受け身で、目的意識が弱い
  • 仕事中に余裕がないと感じられる

こうした違いは、決して良し悪しではなく、文化背景によるものです。ただ、フィリピン人の素直さや陽気さに触れることで、「もっと肩の力を抜いてもいいんだ」と学ぶことができました。

セブ島留学は、語学力アップだけでなく、自分自身の生き方や考え方を見直すきっかけになると思います。

🌺 フィリピンセブ島留学で知った恋愛事情と文化の違い

はじめに

フィリピン・セブ島は語学留学や観光で日本人から人気のある地域です。一方、実際に半年間住んでみると「恋愛観の違い」がとても興味深く感じられます。日本にいると気づけない文化的な背景や価値観に触れることで、人間関係に対する考え方まで変わることもあります。

私自身、セブ島での留学生活を通じて、フィリピン人の恋愛事情を身近に知る機会がありました。この記事では、セブ島留学を経て感じたフィリピン人の恋愛観について、体験談を交えてご紹介します。


体験談紹介:セブ島で知ったフィリピン人の恋愛事情

★ フィリピン人はとにかく連絡がまめ

フィリピン人と仲良くなると最初に驚くのは、連絡の頻度です。
InstagramやMessenger(ほとんどのフィリピン人はLINEを使用しません)などで一日に何度も「今何してる?」「ご飯食べた?」と聞かれます。
日本人感覚では「ちょっとしつこい?」と思うかもしれませんが、フィリピンではこれが普通。

彼らは「相手が今どこで何をしているのか」を知ることで安心したいようです。
裏を返せば、それだけ相手を大切に思っている証拠。付き合うことになれば、日々の行動をアップデートすることが大切だと学びました。

特に日本人は連絡頻度がそこまで高くないと思います。そのため、最初は苦労するかもしれません。しかし、最初は予定だけでもあらかじめ伝えておき、徐々に連絡頻度を増やすといいかと思います。

これは衝撃的ですが、フィリピン人カップルによっては、SNSアカウントを交換するカップルもいます。観察しているとフィリピン人はオープンであり、少しやきもち焼きが多いのだと思います。

程度は考える必要がありますが、自分はプライベートすぎたので、フィリピン人の姿勢は本当に参考になりました。
接していると、自分の気持ちを犠牲にしなくても良いんだという気持ちになります。
むしろ、「あなたは時々、気を遣いすぎて、こちらも気持ちよくない。ちゃんと自分の思ってることを言ってほしい。」と言ってくれます。私の人生観はそんなフィリピン人の素直さに強く影響を受けました。


★ 本心に素直な人が多い

セブ島 ビーチ

フィリピン人と接していると、本音をストレートに表現する人が多いと感じます。嬉しいときは大げさなくらい喜び、寂しいときは素直に「会いたい」と言ってくれます。日本では「恥ずかしいから言わない」ような言葉も、フィリピンでは自然に出てくるのです。

特徴的なのは、「I love you (愛しているよ)」の言う回数です。
冗談抜きで、一日に10回以上言います。これは、Instagramでも流れているのを見かけました。
ちなみに、日本人はめったに言わないでフィリピン人やほかの国の方に認知されているそうです。

フィリピン人はとにかく素直に気持ちを表現します。そのため、日本人の「本音と建前」が理解しにくいと感じるようです。

私は、かなり自分を犠牲にするタイプだったので、本当に素直なフィリピン人との出会い・交流に感謝しています。フィリピン人に触れ、自分の気持ちを自然と伝えるようになりました。

日本人とフィリピン人の違いまとめ

これは人間関係を築くうえでとても分かりやすく、コミュニケーションがスムーズに感じられました。
また、本音をちゃんと伝えることが苦手な自分にとってフィリピン人と触れ合うことで、とても勉強になります。


★ 長期間付き合うのがふつう

セブ島 教会

フィリピン人カップルの特徴のひとつは、交際期間がとても長いことです。5年~7年付き合ってから結婚、というケースは珍しくありません。

その背景には、フィリピンの宗教観があります。
カトリックが多いフィリピンでは「離婚制度」がありません。
そのため、結婚する前にじっくり相手を見極める傾向があるのです。

これは日本人にとって新鮮で、「結婚前の交際に対する慎重さ」は大きな学びになりました。
また、単純に日本ではあまり感じない「宗教観が生活に浸透している」という実態はとても新鮮でした。


★ フィリピン人 × 日本人カップル

jolibee

セブ島にいると、日本人とフィリピン人のカップルをよく見かけます。特に多いのはフィリピン人女性と日本人男性の組み合わせです。語学学校や職場を通じて出会うことも多いようです。

また、セブ島はアメリカ人観光客や移住者も多いため、フィリピン人 × アメリカ人カップルも目立ちます。フィリピン人の明るく陽気な性格は、国境を越えて多くの人を惹きつけているのだと実感しました。

個人的に、プライベートな日本人とオープンなフィリピン人は何かしらの化学反応が起こるのが自然だと思います。
特に、気持ちを素直に伝えること。楽観的なことはとても魅力的だと思います。


まとめ

セブ島留学を経て、私はフィリピン人の恋愛事情から多くのことを学びました。

  • 連絡がまめで、常に相手を気遣う文化
  • 本心に素直で、感情表現が分かりやすい
  • 長期交際が普通で、結婚前にしっかり見極める価値観
  • 国際カップルが多いのもセブならではの風景

こうした恋愛観の違いは、日本人の私にとってとても新鮮で、人生観に影響を与えるものでした。セブ島留学は語学だけでなく、人間関係や文化理解にも大きな意味を持つ体験だと改めて感じています。

🌴 フィリピンセブ島留学で日本人が気をつけるべきこと7選

スコール

はじめに

フィリピン・セブ島は、語学留学や観光、リゾート滞在で多くの日本人が訪れる人気の場所です。美しい海とフレンドリーな人々に囲まれて過ごす時間は最高です。一方で、「日本とは全く違う環境」に驚かされることも少なくありません。

私自身もセブ島に留学していたとき、「これは気をつけなければ…」と感じたことがいくつもありました。よって、事前に知っておくとトラブルを防げることが多いので、今回は体験談をもとに日本人がセブ島で気をつけるべきことをご紹介します。

セットでみたい!準備すべきこと一覧

目次

  1. 雨季のスコール
  2. 食中毒について
  3. トイレについて
  4. 物乞いについて
  5. スリや盗難
  6. 教会に行くときの服装
  7. 野犬について

体験談紹介:日本人が気をつけるべきこと

1. 雨季のスコール

スコール

セブ島の雨季(6月〜11月)は、突然のスコールが日常的に起こります。
本当に「晴れていたのに一瞬で土砂降り」に変わるのです。

私は一度、徒歩で学校から帰る途中に傘を持っておらず、全身ずぶ濡れになった経験があります。特にスマホやパソコンを持ち歩いているときは要注意。そのため、折り畳み傘を常に持ち歩くことをおすすめします。

6月〜11月に渡航の方は気を付けましょう。


2. 食中毒について

BBQ

セブ島はローカルフードが豊富で美味しいものも多いです。
ただ、日本人はしばしばお腹を壊すことがあります。特にローカル食堂や屋台は、衛生管理が日本ほど徹底されていません。私自身もたびたびおなかの調子が悪くなりました。

また、友人は最初の1週間でお腹を壊し、1週間の入院生活を余儀なくされていました。
アメーバ赤痢という食中毒です。
幸い、この友人は海外保険に入っていました。そのため、入院費用は保険会社が全額負担してくれたそうです。
したがって、私は海外保険には入っておくことをおすすめします。
私は、簡単に申し込みができるので、AIG損保を利用しました。
AIG損保はネットから簡単に見積り・申し込みができ、直前でも5分ほどで手続きが完了しました。
ただし保険料は時期によって変更される可能性があるので、ご興味あれば下記サイトから見積もりだけでも試算してみてはいかがでしょうか?

AIG損保海外保険公式サイトはこちら

また、海外保険も含めてセブ島留学(3か月半)の全額費用(2025年)を公開してます。もしご興味があれば、見てみてください。

セブ島留学にかかった全額費用公開

以下、現地でローカルの人に言われた日本人が食事する際に注意すべき点です。

✅現地の人や先に留学している日本人に「どの店なら安心か」を聞く
食堂では清潔そうかどうかを目で確認する
氷入りの飲み物は避ける

このあたりを徹底するだけでリスクはかなり減ります。
また、人によっては歯磨き時の水もをウォーターサーバを利用する人はいました
自分の胃腸に不安がある方は、上記内容を気を付けてみてください。


3. トイレについて

トイレ

観光客が利用するレストランやモールは無料で使用できます。
しかし、ローカルエリアに入ると有料トイレが多く、5〜10ペソ程度を支払う必要があります。また、ペーパーが備え付けられていないトイレも珍しくありません。
なので、地方に行く方は、コインを持っておくこと。ペーパーを持参すること。これらに注意しておきましょう。

また、セブ島は思った以上に現金社会です。ローカルのコンビニやレストランは現金が使えないことがほとんど。
ローカルへ行く方。コインだけでなく、現金をおろしておきましょう。


4. 物乞いの子供たち

ペソ

セブ市内でレストランやファストフードにいると、子供の物乞いが寄ってくることがあります。店内です。(もちろん、外はもっと多いです。)

例えば、マクドナルドでハンバーガーを食べている最中。いきなり、店内に子供がやってきて、物乞いをしてきます。

特に観光客は狙われやすく、私も何度も声をかけられました。
可哀そうだと思って渡したくなりますが、一度あげると他の子供たちが次々に寄ってきてしまいます。現地の人も「安易にあげない方がいい」と言っていました。


5. スリや盗難

セブ島でもっとも注意すべきはスリです。

特に「コロンストリート」「カルボンマーケット」は人混みが激しく、観光客狙いのスリが多発しています。実際、私の友人もバッグのチャックを開けられてスマホを盗まれました。

現地では、日本人のスリ被害が多いです。追跡するためにも、位置情報共有を設定しておくことをおすすめします。
大体、コロンマーケットを呼ばれるところで、売りに出されます。

また、個人的には「携行品保証付」の海外保険に入っておく方がいいと思います。
本当に、スリ被害が多いです。

もしもすられた場合、まず現地の警察に行くことをおすすめします。
実は私の友人がスマホをすられた際に、警察に行きました。現地の警察官が言うには、まず自分で探しいくのではなく、最初に警察へ連絡してほしいとのことです。
なぜなら、自分でGPS機能を使用して探しに行った場合、明らかに何かを探してうろうろしている姿を犯人が目撃すると、警戒されて売りに出さない可能性があるそうです。
なので、焦る気持ちもわかりますが、まずは警察に相談してみましょう。

少なくとも、以下のことはかならず意識してください。

バッグは必ず前に持つ
高額な現金や貴重品は持ち歩かない
必要最小限の荷物にする


6. 教会に行くときの服装

セブ島 教会

教会は注意があります。

それは、厳格な宗教施設のため、露出の多い服装は避け、肩や膝が隠れる格好で訪れるのがマナーです。

私は一度半袖半パンの恰好で行き、警備員に止められ、中に入ることができなかったことがあります。服装には注意です。


7. 野犬について

セブ島 野犬

おそらく渡航された日本人がまずびっくりするのが野犬の多さです。なので、狂犬病の予防接種はしておくと安心感があると思います。


また、意外に知られてないですが、狂犬病の感染経路は犬に限りません
ねずみやトカゲからの可能性もあります。もし、予防接種を受けていない方は要注意です。

ただし、町中にいる野犬は基本的に襲ってくることはありませんでした。
私は最初の1~2週間ですっかり慣れました。慣れると、とてもかわいい癒しの存在に昇華されます。


まとめ

フィリピン・セブ島は留学や観光にとても魅力的な場所ですが、日本とは文化や環境が大きく異なります。

  • 急なスコールに注意
  • 食事は店選びを慎重に
  • トイレは有料&ペーパーなしが多い
  • 物乞いやスリには毅然とした態度で対応

これらを知っておくだけで、余計なトラブルを避けられ、快適な滞在ができます。私自身、留学生活を通して「日本の当たり前が通用しない」ことを学びました。その経験も含めて、セブ島留学は人生にとって大きな財産になると思います。

✈️ フィリピンセブ島留学で知る!ベストシーズンはいつ?

セブ島トップス

はじめに

フィリピン・セブ島は日本から近く、英語留学やリゾート観光で人気のあるエリアです。透き通るようなビーチ、美味しい南国フード、そして陽気な人々…。そんな魅力あふれるセブ島ですが、「いつ行くのがベストなのか?」というのは、初めて訪れる人にとって気になるポイントだと思います。

私自身、2025年にセブ島留学を半年経験した中で、季節ごとの違いや現地のイベントに参加した体験から「ベストシーズンはここだ!」と感じた瞬間がありました。本記事では、その体験談を交えながら、**フィリピンセブ島のベストシーズン(いついけばいい?)**について詳しくご紹介します。

セブ島の交通事情について

セブ島これだけ準備すればOK


フィリピン・セブ島の気候の基本情報

セブ島デートスポット

セブ島の気候は「雨季」と「乾季」に分かれます。

乾季(12月〜5月)
観光に最適なシーズン。特に1月〜3月は雨が少なく、気温も比較的安定しています。また、海も透明度が高くなります。

雨季(6月〜11月)
6月ごろから雨季に入り、スコールのような強い雨が降ることがあります。ただし、一日中降り続けることは少なく、晴れる時間も多いです。留学や長期滞在なら、物価や航空券が比較的安い雨季を狙うのもアリです。

私が6月に滞在していたときは、午前中は晴れていて午後に急なスコールが来ることが多かった印象です。そのため、外出予定は少し工夫が必要でした。(折り畳み傘が必須

スコールの他にも注意が必要なことリスト


体験談紹介:セブ島のベストシーズンは「1月」!

セブ島 マクタン空港

★ 理由その1:気候が最高に気持ちいい

1月のセブ島は乾季の真っ只中。雨がほとんど降らず、気温も安定しています。そのため、海や観光を思いっきり楽しめます。この時期にアイランドホッピングに出かけると、海の透明度が抜群で、気候も良く「まさに絵葉書のような景色」です。

KLOOKやVELTRA、HISなど予約サイトはたくさんあるので、事前にアクティビティをチェックして予約しておきましょう。

下の写真はモアルボアルビーチ。セブ市内(IT PARK)から車で3時間強だったと思います。
とても綺麗なことはさることながら、私が行ったときはこのビーチで野外フェスが行われていました。Summer Madnessと呼ばれるフェスに2025年の5月に参加しました。
日本では、ビーチ×フェス×ビールの確勝コンボはなかなかないので、行ってほんとによかったです。
セブ島では、ライブだけでなくフィエスタと呼ばれる祭りがあります。その時期に行けば現地の屋台や祭りの雰囲気を味わえるのでぜひ行ってみてください。

下記のブログ記事でおすすめの観光地を紹介してます。ぜひご覧ください。

セブ島おすすめ観光スポット

セブ島 ビーチ

★ 理由その2:シヌログ祭りで文化を体感できる

1月にセブで最も盛り上がるのが「シヌログ祭り」。フィリピン最大級の宗教的なお祭りで、街全体がダンスやパレードで熱気に包まれます。

シヌログ(Sinulog Festival)は、フィリピン・セブ島最大の祭りで、毎年1月の第3日曜日に開催されます。
シヌログとは「川の流れのように前後に揺れる」という意味を持ち、ダンスのステップに由来します。カトリックの守護聖人「サント・ニーニョ(幼子イエス像)」への信仰を中心にした宗教行事です。また、同時にフィリピンを代表する観光イベントでもあります。

1521年にマゼランがセブを訪れた際、洗礼を受けたセブ女王フアナにサント・ニーニョ像を贈ったことが起源とされます。以来、この像は奇跡を起こすと信じられ、多くの人々が巡礼に訪れるようになりました。現在、この像はサント・ニーニョ教会に安置されているそうです。

マゼランクロス

マゼランクロス:サントニーニョ協会の隣にあり、マゼランが洗礼を行った記念に十字架が納められています。

フェスティバルの見どころ

  • グランドパレード:色鮮やかな衣装を身にまとったダンサーたちが、太鼓や音楽に合わせて「シヌログ・ステップ」と呼ばれる独特の舞を踊ります。
  • 宗教行事:サント・ニーニョ教会(バシリカ・デル・サント・ニーニョ)でのミサや巡礼が行われ、多くの信者が祈りを捧げます。
  • 街全体の熱気:パレードだけでなく、コンサート、屋台、夜通しのパーティーなどが繰り広げられ、セブ市全体が熱狂に包まれます。

私がセブに着いた当日にシヌログが開催されており、地元の人々がカラフルな衣装を身にまとい、太鼓や音楽に合わせて踊る姿が見れます。
観光客も一緒になって踊ったり、顔にペイントをしてもらったりしている人もいました。
国籍関係なく、一体感を味わえるのが魅力です。

★ 理由その3:ニューイヤーの盛り上がりがすごい

日本のお正月は静かな雰囲気です。
一方、セブ島のニューイヤーは花火と屋台で大賑わいだそうです。夜になると街中で爆竹や花火が上がり、地元の人たちと一緒にカウントダウンを楽しめるそう。

まるで夏祭りのような雰囲気を真冬に味わえるのは、日本人にとって新鮮だと思います。

ちなみに私のフィリピン人の友人は、家族で盛大にお祝いをするそうです。
夜中までゲームをして、日付がかわるころには、家族みんなでカウントダウンをするそうです。(ちなみに、その家族は親戚一同が集まり、30人程度集まるそうです。)

日本では味わえない、陽気な正月を楽しんでみるのも良いかもしれません。


まとめ

フィリピン・セブ島は一年を通して楽しめますが、ベストシーズンは1月〜3月。特に1月はシヌログ祭りやニューイヤーのイベントがあります。また、気候も最高なので「観光・文化・体験」のすべてを楽しめる時期です。

私自身、1月にセブを訪れて「またこの時期に戻りたい!」と感じました。留学や旅行を検討している方は、ぜひこのシーズンを狙ってみてください。

フィリピンセブ島留学で体験!おすすめお土産と食べてほしいもの

セブ島トスロブワ

はじめに

フィリピンの中でも人気の留学先といえば「セブ島」。私自身セブ島に留学してみて強く感じたのは、勉強だけでなく 現地の文化や食べ物を体験することこそ思い出になる ということです。
特に、お土産選びや「現地でしか味わえない料理」は留学生活の楽しみのひとつでした。今回は、私がセブ島留学中に実際に買ったお土産や食べて感動した料理をご紹介します。これから留学を考えている方や旅行予定のある方の参考になれば嬉しいです。

セブ島交通事情について

セブ島の食文化についてはこちら


体験談紹介

セブ島で買ってよかったお土産

セブ島には観光地やショッピングモール、地元のマーケットなど買い物スポットが豊富です。実際に自分が買った中で「日本の友人や家族にも喜ばれた」と感じたものをいくつか紹介します。

🥭 ドライマンゴー


セブ島のお土産といえば、やっぱりドライマンゴー。濃厚な甘みとねっとりとした食感は、日本で売られている輸入品とは比べものにならないほどフレッシュな味わいです。私は一度食べてからすっかりハマり、滞在中に何度も買いました。また、スーパー、空港、コンビニとどこでも手に入るので便利。値段は1袋100〜150ペソ(約200〜300円)と手頃で、配りやすいのも魅力です。マンゴー好きな友達には必ず喜ばれる鉄板お土産だと思います。

・気になる方は日本でも試し買いできます


💎 かわいいアクセサリー(シマラ教会のブレスレット)


セブ島南部にある「シマラ教会」は、地元の人からも人気のパワースポット。そこで売られている手作りのブレスレットは、宗教的な意味合いを込めて作られているものが多く、ひとつひとつに温かみを感じます。私は旅の記念に自分用として購入しましたが、身につけるたびにその土地の雰囲気を思い出せる特別なお土産になっています。観光ついでに立ち寄った際には、ぜひチェックしてみてほしいです。


🧲 マグネット・ステッカー


私は旅先でマグネットを集めるのが趣味です。そのため、セブ島でもお気に入りをいくつか見つけました。ジンベイザメや美しいビーチ、トロピカルな南国モチーフなどデザインが豊富で、冷蔵庫やデスクに貼るだけで旅の思い出が蘇ります。また、値段も50〜150ペソ(約100〜300円)とリーズナブルなので、コレクションや友達へのちょっとしたお土産にぴったり。ショッピングモールや観光地のお土産屋さんで気軽に買えます。

・便利アイテムご紹介


🍺 フィリピンのビール(レッドホース・サンミゲル)


現地でぜひ試してほしいのがフィリピンビール。定番の「サンミゲル」は軽くて飲みやすく、暑い日の一杯に最高です。一方、少し度数が高めでガツンとくる「レッドホース」は、現地の若者にも人気。どちらもスーパーやレストランで手に入り、値段は1本40〜80ペソ(約80〜160円)ととても安いです。
ただし、日本へ持ち帰る際は注意が必要です。というのも、航空会社や入国規制でアルコールの持ち込み量に制限があり、一般的には1人あたり1リットルまでとされています。一方、免税店や大型スーパーで購入可能なので、お土産にするなら量に気をつけて買うのが安心です。
個人的にサンミゲルはすっきりしてて飲みやすく、万人受けしそうな味だと思います。(フルーツフレーバーもあります。)

・気になる方は日本でも試し買いできます


セブ島でぜひ食べてほしい料理

留学中は毎日食堂や屋台、レストランをめぐり、日本ではなかなか味わえないフィリピン料理に出会いました。その中でも特に印象に残ったものを紹介します。


🥢 チチャロン


豚の皮をカリッカリに揚げたスナックで、香ばしくて食感はまるでスナック菓子のよう。また、塩気が効いていて、ビールのおつまみにぴったりです。ただし、日本への持ち帰りは動物検疫上の規制があり禁止されています。これは、口蹄疫やアフリカ豚熱など畜産物の病気を持ち込むリスクを防ぐため。現地で楽しむのが一番です。値段は50〜100ペソ(約100〜200円)ほど。

・気になる方は日本でも試し買い


🍲 トスロブワ(豚の脳みそ料理)


名前を聞くと驚きますが、実際には豚の脳みそを煮込み、ガーリックや玉ねぎ、ネギなどを加えて炒めた料理。味はまろやかでクリーミー、豚骨スープに似た旨味があります。また、現地では「プソ」と呼ばれるヤシの葉で包んだご飯をちぎりながら一緒に食べるのが定番。ローカル食堂では50〜100ペソ(約100〜200円)ほどで気軽に食べられます。

セブ島トスロブワ

🥬 シニガン


タマリンド(酸味のあるフルーツ)を使った酸っぱいスープ。具材は豚肉やエビ、魚といったタンパク源に、空芯菜・ナス・トマトなどの野菜がたっぷり。爽やかな酸味が食欲を刺激し、暑い気候でもさっぱり食べられます。日本人にも馴染みやすい味で、栄養バランスが良いのも魅力。個人的には少し梅のような味に感じました

・気になる方は日本でも試し買い


🔥 シシグ


鉄板の上でジュージューと音を立てながら出てくる、豚肉の細切れ炒め。また、刻んだ玉ねぎ、唐辛子、卵が絡んで香ばしく、ジューシーで少しスパイシー。ご飯にも合います。また、ビールとの相性は抜群で、私は友人とよく夜にシェアして食べていました。

・気になる方は日本でも試し買い


🥥 ココナッツウォーター


道端で荷車に積まれたココナッツをその場で割り、ストローを刺して飲むスタイル。ほんのり甘くてすっきりとした味わいで、炎天下の水分補給に最高です。また、飲み終わった後は中の白い果肉をスプーンで削って食べるのも楽しみのひとつ。


🥧 ブコパイ


「ブコ」とは若いココナッツのこと。ブコを甘く煮て、カスタードのようなクリームと一緒にパイ生地に包んだフィリピン定番スイーツです。サクサクのパイ生地と、ほんのり甘いココナッツのハーモニーは日本にはない味。スーパーやベーカリー、空港のお土産ショップなどでも購入できます。また、友達への手土産にもぴったりです。


まとめ

セブ島留学では、英語の勉強はもちろん大切ですが、 現地のお土産や食文化を体験することで、より深くフィリピンを理解できる と感じました。
ドライマンゴーやアクセサリーなどは日本に帰ってからも旅を思い出させてくれます。また、現地で食べる料理は忘れられない思い出になります。

これからセブ島に行く方は、ぜひ勉強と同じくらい「現地の体験」を大切にしてください。

フィリピンセブ島留学で知ったフィリピン人の性格と暮らし方

セブ島 ケンタッキー

はじめに

フィリピンセブ島留学を経験して一番印象に残ったのは、「フィリピン人ってどんな人たちなんだろう?」ということでした。はじめ南国でフレンドリーな国民性というイメージは持っていました。しかし、実際に現地で出会った人々はその想像以上に明るくてユーモアにあふれていました。

この記事では、私が留学中に感じたフィリピン人の性格や日常生活の特徴について体験談を交えて紹介します。これから留学や旅行を考えている方にとって、現地の人々を理解するヒントになれば幸いです。

体験談紹介

フレンドリーでおもしろい国民性

セブ島ソグボマーケット

セブ島で生活してまず驚いたのは、フィリピン人のフレンドリーさです。
初対面でも気軽に声をかけてくれます。そのため、ちょっとした買い物が、思いがけない会話の場になることもありました。

例えば、私が英語で少し苦戦していたときでも、「日本人?」「コーヒー好き?またきてね」と笑顔で話しかけてくれることが多く、その気さくさに何度も救われました。

彼らは冗談を交えながら会話を楽しむのが得意です。なので、こちらも自然とリラックスして話すことができるのです。

Instagramのreelでフィリピン人のユーモアあふれた動画がよくあります。とてもおもしろいので、ぜひ見てみてください。

またフィリピン人の恋愛事情について以下の記事でまとめました。
ご興味あればぜひご覧ください。

フィリピン人の恋愛事情

オープンな文化!SNSで楽しいことを共有する日常

セブ島 野犬

フィリピン人はとにかく「楽しいこと」が大好きです。そしてそれを共有するオープンな性格です。特にSNSの利用率はとても高いです。友人の多くがほぼ毎日のようにFacebookやTikTok、Instargramに何かしらの投稿をしていました。

しかも投稿内容は、日本人が「わざわざアップするほどでもないかな」と思うような日常の小さな出来事。例えば「今日のランチ」「友達と遊んだ様子」「家族と過ごした日曜日」「かわいい猫を見つけた」「夕日がきれい」など、本当に生活の一部をオープンにしているのです。

このオープンさがあるからこそ、人との距離が近く、楽しさをみんなで共有する文化ができているのだと思います。
特に若い世代はTikTokで面白い動画を作ったり、日本のアニメキャラクターやアイドルのダンスを真似して投稿することも多く、SNSを通じて日本文化が受け入れられているのも感じました。

日本のアニメが大人気

フィリピンで驚いたのが、日本のアニメの人気ぶりです。
私が日本人だとわかると、「ナルト好き?」「ワンピース知ってる?」「わたし鬼滅の刃(demon slayer)がすき」と話しかけられることがしょっちゅうありました。

アニメを通じて会話が広がり、友達になるきっかけになることもありました。英語が不安でも、共通の話題があることでスムーズにコミュニケーションが取れるのは大きな安心感でした。

とにかくお米が好き

フィリピン人にとって、どんな食事にもライスが必須。フライドチキン+ライスの組み合わせは国民的定番メニューで、沖縄でKFCとご飯を一緒に食べるようなイメージに近いです。

セブ島 ケンタッキー



私も最初は違和感がありましたが、慣れると意外と合うんですよね。
帰国した今、結構恋しく感じてます。

最初に驚いたのはフィリピンのマクドナルドには、なんとライスが普通に売られています。メニューに「フライドチキン+ライス」というコンボが当たり前のように存在していて、日本人としては「え?ファストフードでライス?」と衝撃。

また、コンビニでもライス文化は健在。セブンイレブンのホットスナックコーナーには、フライドチキンと一緒に「白ごはん」がセットで販売されていることに驚きました。

小腹が空いたとき、チキン+ライスを買ってさくっと食べるのが現地流。日本だとおにぎり感覚でパンや麺類を選ぶことが多いですが、セブではとにかく「ライス」

このライス好きは、酒文化にも表れていると思いました。
というのも、日本のように仕事帰りに居酒屋、という文化はあまり見かけませんでした。
フィリピン人はどちらかというとお酒より食事(ライス)中心の生活スタイルに見えます。

もちろんバーはありますが、日常的に飲む人は少なめに感じました。また、バーの中には日本人をはじめとした外国人の方が多いように感じました。
これはあくまで私の主観ですが、「お酒で楽しむ」というより「食事と会話を楽しむ」文化が強い印象を受けました。

セブ島 ビール

ファストフードが好き(店が多い)

jolibee

街を歩くと、ジョリビー、マクドナルド、チョーキン、KFCなど、ファストフード店がそこら中にあります。価格も手頃で、冷房完備の店舗が多いので、暑いセブでは休憩スポットとしても人気。

地元の人にとって、ファストフード=日常食。日本のように「たまに食べる特別な外食」というより、日常に溶け込んだ存在でした。

そのため、栄養管理がしづらい環境でもありました。
なので、適宜サプリメントや、自炊で意図的に野菜を取ることをおすすめします。

家族が大好き!大家族文化

愛

フィリピン人を語るうえで欠かせないのが「家族愛」です。兄弟が多い家庭が一般的で、親戚も含めて大家族で暮らすことが多いです。そのため、集まると自然にパーティのような雰囲気になります。

特に印象的だったのは、週末に実家へ帰る人が多いこと。
友人の一人は「平日はセブ市内で働いて、土日は必ず実家に帰る」と話していました。

家族と一緒に過ごす時間をとても大事にしています。笑い声や音楽が絶えない賑やかな光景は、私にとっても温かい記憶です。

さらに、クリスマスや新年の行事はまさに盛大そのもの。
親戚一同が集まり、プレゼント交換やゲーム、歌や踊りで盛り上がります。祖父母から孫まで世代を超えて楽しむ姿は、日本にはあまり見られないスタイルで、文化の違いを強く感じました。


まとめ

フィリピン人について一言で表すなら「フレンドリーでオープン、そして家族思い」。楽しいことが大好きで、SNSで日常をシェアする姿はとてもエネルギッシュですし、日本のアニメをきっかけに話しかけてくれるなど、日本人にとっても親しみやすい存在だと感じました。

フィリピンセブ島留学を考えている方は、ぜひ現地の人々と積極的に交流してみてください。英語力に自信がなくても、彼らの温かさに触れることで、自然と会話を楽しめるようになると思います。そして、留学生活を快適にするために役立つアイテムを準備しておくことで、より充実した滞在になるはずです。

【必需品まとめ】フィリピンセブ島留学で持って行ってよかったもの

cough

はじめに

フィリピン・セブ島留学を経験して、持ち物で「これは本当に持って行ってよかった」と思うアイテムがいくつかありました。また、留学先では環境も食事も日本とは大きく違うため、事前準備次第で滞在の快適さが大きく変わります
この記事では、私がセブ島滞在中に実際に役立った必需品を体験談を交えて紹介します。あくまで私の個人的な主観なので、参考程度に読んでいただければと思います。

セブ島実際の費用についてはこちら

セブ島交通事情についてはこちら


体験談紹介

大前提

パスポート・航空券(往復)・語学学校の入校証明書は必ず用意しておきましょう。航空券・語学学校の入校証明書はスマホがあれば、データでOK
またどこに泊まるかの情報もデータでもっておくと良いです。(予約完了画面・領収書など)

これらをもっていっておく+eTravelの登録(出発の3日前から登録可能)をしていれば、少なくとも入国は問題ないでしょう。以下、それ以外の主に生活していて感じた必需品を記載します。

eTravel登録がまだの方はこちら(公式サイト)

1. 虫よけ・折り畳み傘・汗拭きシート・日焼け止め

セブ島は年中暑く、蚊も多いです。夜に外出する場合は必ず虫よけスプレーやジェル汗拭きシートを持っていくと安心です。私も滞在中に毎日外出しましたが、事前に用意していたおかげで大事には至りませんでした。

また、マーケットによく行かれる方。意外と忘れがちですが、ウェットシートやアルコール除菌を持っていく方が良いです。
例えば、BBQ、フライドポテト、チキン。手を汚さずに食べることは至難の業です。
また、アルコール材もないところがほとんどです。持参で持ち運び型を持っていくことを強くお勧めします。(もちろん、現地でも買えるので持参できない方もご安心ください。)

セブ島トスロブワ

フィリピン料理トスロブワ
豚の脳みそとスープ、ガーリック、ソースを混ぜたものをごはんと一緒にいただきます。ごはんを手に取って、スープに浸して食べます。この際にウェットシートがマストでした。(トスロブワなどフィリピン料理をまとめた記事はこちら

また、セブ島の雨季は突然スコールが降ることが多いので、軽量の折り畳み傘があると便利です。日本の折り畳み傘をそのまま持っていけばOKですが、コンパクトで鞄に入るものがおすすめです。

ちなみにセブ島の雨季は6~11月、乾季は12月~5月と言われています。
雨季に滞在予定の方は急にスコールが来るので、折り畳み傘を持参ください。
(セブ島のベストシーズンについて書いた記事はこちら


2. 常備薬と健康管理

海外に長期滞在すると、食事や環境の違いで体調を崩すことがあります。私も最初の1週間はお腹の調子を崩しました。また、6か月の滞在で2, 3度体調を崩しましたが、自分に合った常備薬を持っていたので安心でした。

  • 胃腸薬、解熱鎮痛薬、目薬、バンドエイドなど
  • 食事や気候に合わせて少しずつ対応
cough

体調管理は全人類にとって時間がかかるため、自衛策としての常備薬は必須です。

ちなみに、もし持参を忘れた方。
勿論、現地の薬局(Watsons, Rose Pharmacyなど。)で購入できます。
私はのどが痛いときはStrepsils。頭痛がするときはSaridonを飲んでました。現地の人に聞いた効果的な薬です。実際効果抜群です。
店員さんに聞けばすぐ出してくれると思います。購入は身分証も保険証も特に必要ありませんでした。


3. スマホ防水カバーケース

セブ島と言えば、ビーチです。潜ればとても綺麗な景色が広がっています。
またどうせなら、友人やカップルでピーチの中を撮りたくないでしょうか?
そこで、スマホ防水カバーケースはおすすめです。あって損はないと思います。

現地でも買えると言えば買えます。
しかし、観光地価格で高いです。事前に買っておく方が安く済むかと思います。


4. 食関連アイテム(出汁・日本の調味料)

セブ島ではファストフードが多く、野菜が手に入りにくいこともあります。そこで、日本の出汁が飲みたくなります。私は出汁や味噌汁、どん兵衛、お茶漬けを持参し、日本食を簡単に楽しめました。また、久しぶりに飲むと涙がちょちょぎれます。

個人的に出汁、味噌汁、うどんは恋しくなりました。現地のスーパーMetroでもないことが多く、見つけたとしてもかなり高く売られています。大体日本の1.5倍くらいで売ってます。

また、現地でうどんを食べましたが、何か違います。日本の出汁の味がないのが一つ。あとはうどんがコシがなく、触感が柔らかく違和感があります。
個人的に外でうどんを食べるより、どん兵衛の方がはるかに安くおいしかったです。

  • 出汁:味噌汁やどん兵衛、お吸い物はやはり最強
  • 調味料:柚子胡椒やしょうゆ、めんつゆなど、日本食の味を再現

5. セキュリティ関連

外出時の安全対策としてセキュリティポーチクレジットカードガードは必須かと思います。
特にセキュリティポーチは必須だと思います。
私の友人は、人ごみでスマホ・財布をすられていました。大前提、荷物は前に抱えてください。

  • セキュリティポーチ:必要なものだけを入れ、前に抱えて持ち歩く(スリがおおいです)
  • クレジットカードガード:情報漏洩防止

これらを使うことで、貴重品を安心して持ち歩けました

ちなみに、スマホをすられた方。
すられたスマホはだいたい、コロンマーケットに集まります。運がよければ、売りにだされたスマホを取り返せるかもしれません。

私が通っていた英語スクールで私が知っている限り10人くらいスマホをすられています。そのほとんどがこのコロンマーケットに集まっていたそうです。

渡航前に自分のPCからスマホの位置がわかるように位置情報共有を行っておくことを強くおすすめします。


6. 吊り下げ式収納

これは個人的持って行ってよかったものです。寮やホテルに滞在していると、収納スペースが限られていることが多いです。そこで役立ったのが吊り下げ式収納。個人的には最も重宝しました。

  • 旅行先でも家のように収納可能
  • 服を折りたたんで入れ、そのまま吊り下げて使える
  • つまり、服の出し入れの手間がほぼゼロ

私はこの収納を使うことで、狭い寮でも部屋をすっきり保てました。荷物整理のストレスが減るだけで、滞在の快適さが格段に上がります。また、ズボラな私にとって、服を入れたまま折りたたんで旅行先に持っていけるのはかなりありがたく、普段から使用してます。そのため、旅行時のパッキングは衣服にほぼ時間がかかりません。


まとめ

  • セブ島留学では虫よけ・折り畳み傘・吊り下げ式収納・常備薬・英語フレーズブックがあると快適
  • また、日本食が恋しくなったときは出汁・調味料が重宝
  • 外出時はセキュリティポーチ・クレジットカードガードで安心
  • 個人的には、小さな準備が滞在中のストレスを大幅に減らすと感じました

留学準備は荷物を軽くしたい気持ちもありますが、「必要最低限+あると便利」アイテムを事前に揃えておくと、快適で安心なセブ生活が送れます。

【体験記】セブ島の交通事情と交通費まとめ|バス・タクシー・Grab活用術

はじめに

海外滞在で最も悩むポイントのひとつが「交通手段」ではないでしょうか。観光はもちろん、留学や長期滞在をすると日常的に移動が必要になります。そこで、私が実際にセブ島で生活してみて驚いたのは、交通費の安さと、移動方法の多様さでした。
この記事では、私の体験をもとにセブ島で利用できる代表的な交通手段(バス・タクシー・Grabアプリ)と交通事情についてまとめます。あくまで私の個人的な経験や感覚に基づいた内容ですので、場所や時間帯によって状況は変わる可能性があります。


体験談紹介

1. セブ島の移動手段の基本

セブ島の移動は主に次の方法があります。

  • タクシー
  • Grab(配車アプリ)
  • ローカルバス・ジプニー(Jeepney)
  • 自家用車(右側通行・運転ラフ)

私は留学中や観光中に主にGrabとタクシーを使いました。
また、ローカル感を味わいたいときにはバスやジプニーに乗ってみました。自分で運転することも考えましたが、セブ島の交通ルールやドライバーの運転スタイルを見て「私はちょっと無理だな」と感じたのが正直なところです。
(運転するには国際免許が必要ですので、運転を考えている方は取得をお忘れなく。)

また、以下の記事でおすすめ観光地を紹介してます。紹介する交通手段を利用し、ぜひご訪問ください。

セブ島おすすめ観光地をご紹介


2. タクシーとGrabアプリ

セブ島で一番便利だったのが、配車アプリの**Grab(グラブ)**です。
アプリを通して、好きな時間に好きな場所へタクシーを呼ぶことが可能。また、料金は事前にアプリで表示されるため、日本でよくある「タクシーで遠回りされたらどうしよう」という不安がありません。

支払いは現金でもできますが、クレジットカードを登録しておくと自動決済になります。
なので、現金のやり取りも不要。

例えば、セブシティからマクタン空港までGrabを利用したときは、だいたい1,000円〜1,500円程度(私が利用したときの相場感2025年)でした。日本の空港タクシー料金と比較すると、圧倒的に安いと感じました。

使い方は
①まず、基本情報を登録します。
②メニューの「Car」を選択します。
③次に目的地を選択します。文字を打ち込むと候補がでてくるので、正しい住所のものを選択してください。
④目的地を選択後、ピックアップ場所を選択します。地図上でピンを指定したい場所に動かして、「Choose This Pickup」を押します。
⑤すると、タクシーが配車されるので、ピックアップ場所で待機してください。
待っている間、タクシードライバーの位置情報と目安時間、車種とナンバーがわかります。その情報と一致したタクシーに乗りましょう。


ちなみに、英語が苦手な方も安心です。なぜなら、クレジットカードでの支払いを設定しさえすれば、会話なしで目的地に送迎してくれるからです。

ただ、どうせなら会話を楽しむのも良いと思います。私は一度、ビール好きのドライバーさんと酒の話で大変盛り上がりました。とても陽気で気さくな方が多いので、ぜひ会話を楽しんでみてください。

さらに、Grabでは食べ物のデリバリーも注文可能で、レストランの料理をアプリで頼んで自宅や寮に届けてもらえるのも便利です。

例えば、日本にいながらフィリピンにいる恋人に食事を頼んであげることも可能です。
また、滞在中、なかなか野菜がとれないこともあると思います。
そんな時に、Grabの豊富なメニューから野菜料理を宅配してもらうのも良いと思います。

具体的な使い方は、いたって簡単です。

①まず、メニューの「Food」を選択します。
②次に、「Driver To」のタブから住所を登録します。ホテル滞在の方はホテル。学校の寮にいる方は、学校の住所を登録します。
③検索画面から食べたい料理を検索し、選択します。(「Add to Basket」)
④選択が終われば、Basketに行き、支払方法・宅配時間の選択等を行います。その後、「Place order」を押せば手配完了です。
⑤あとは、用意された料理をドライバーが宅配してくれます。この際も、ドライバーの位置情報や基本情報がわかります。登録した住所に着けば電話かテキストが来るので、「I’m coming」と言って指定した場所にいけば受け取り完了です。

個人的にGrabはマストだと思います。ぜひアプリをダウンロードし、利用してみてください。


3. ローカルバス・ジプニーの魅力と注意点

セブ島のローカル交通といえば、ジプニー(Jeepney)やローカルバス。料金はなんと60円程度と驚くほど安いです。私も数回利用しましたが、乗り方が独特でした。

まず、ジプニーはバス停に止まりません自分で手を上げて合図して社内に乗り込みます。
そして、目的地を言い、コインを運転手に渡します。(乗車量は15~20ペソ)
降りる際は降りたい場所で運転手に声をかけるか車内で合図します。

そのため、観光客が慣れるまでは少しハードルが高いです。しかし、現地の生活感を味わえるのはジプニーならではです。
注意としては、乗車中はかなり混雑することもあり、スリ対策としてバッグは必ず前に抱えるようにしていました。

一方で、ルートが複雑なので初めての方には少し難易度が高いのも事実です。
私は「ローカル体験をしてみたい!」という気持ちで利用しましたが、普段使いはGrabがメインでした。

おすすめのジプニーの利用の仕方は、はじめは現地の方と一緒に乗ることです。
一回乗ると勝手がわかります。


4. セブ島の運転事情と注意点

セブ島ITパーク

セブは右側通行です。これは、日本の左側通行に慣れていると、横断歩道を渡るときや車線の感覚がつかめず、最初は戸惑いました。

また、現地の運転は日本と比べるとかなりラフです。アグレッシブさを感じます。
例えば、追い越しは当たり前で、クラクションもよく鳴ります。道も渋滞しやすいので、移動時間は余裕を持ってスケジュールを立てたほうが安心です。

特に、通勤時間の渋滞はかなりヘビーです。私は自分で運転はしませんでしたが、「もしレンタカーを借りて運転したらかなり神経を使うだろうな」と感じました。

大体朝の7時~9時と夕方17時~19時ごろは混雑するイメージです。
また、金曜や祝日前はかなり混みます。
なぜなら、セブ島のフィリピン人は家族との時間を大切にしていて、街で仕事をしていても、毎週のように地方の家族のもとへ帰省するからです。
なので、週末に旅行を立てる際に、行く時間と帰る時間は気を付けた方がいいです。


まとめ

  • セブ島の交通手段はタクシー・Grab・ジプニー・バスがメイン。
  • Grabは料金が事前にわかる・カード決済できるので旅行者や留学生にとって安心感がある。空港までの移動も1,000円〜1,500円程度で、日本と比べると圧倒的に安い。
  • ジプニーは60円ほどで乗れる超ローカル交通。慣れると面白いが、ルートが複雑なので最初は難易度高め。
  • 運転は右側通行でラフ。渋滞や追い越しが普通にあるので、移動時間は余裕をもつことが大事。

セブ島の交通は日本とは大きく異なり、最初はカルチャーショックを受けましたが、慣れてくると「交通費が安くて移動しやすい」と感じました。これから渡航される方は、ぜひ自分のスタイルに合った移動方法を選んで、安全で快適なセブライフを楽しんでください。

—(個人の体験談をもとに記載。交通費やアプリ仕様は変動する可能性があるため、最新情報は現地または公式アプリでご確認ください)

【体験記】フィリピンで感じたカルチャーショック5選

はじめに

本記事は、私個人がフィリピン・セブ島で生活・留学した際に感じたカルチャーショックを体験談としてまとめたものです。また、地域や時期、学校や滞在先によって状況は大きく異なります。あくまで私の主観的な気づきとして読んでいただければ幸いです。宗教・文化・食習慣に関する記述も、特定の価値観を優劣づける意図はまったくありません。


体験談紹介

1. シャワーについて

セブ島 ビーチ

フィリピンの多くの地域は一年を通して気温が高く、朝から汗をかくのが日常でした。
私の周囲では、“どうせ汗をかくから朝シャワー”という流れが自然。寮やシェアハウスでも、朝の時間帯はシャワー室の稼働率が高いです。
そのため、朝シャワー→日中はボディペーパーでリフレッシュ→夜はさっと流すというリズムに落ち着きました。

ただ、水圧や水温は施設によってまちまちで、タンク給湯の物件では温水量に限りがあることも。急にお湯がでなくなることも多々あります。
なので、シャワーを浴びる前に以下の手順を踏むことをおすすめします。
①できるだけ混雑する時間帯を避ける。(寮なら大体朝授業の直前と夕飯終わりが混みます。)
②シャワーを浴びる前に、一定時間水を出してみて、お湯がでることを確認する。

私の体験では、朝早めの時間あるいは夕方の早い時間が人が少ない+お湯も出ると快適でした。

また、シャワーについてフィリピン人の驚く習慣も見られました。それは、髪を乾かさない人が結構います。人にもよるとは思いますが。
私は英語の語学学校に通っていました。そこで、フィリピン人の先生と毎日交流する機会がありました。
そこで、濡れた髪でそのまま教室に来る先生が何人もいました。
これは、気候や文化が関係しているのかもしれません
例えば、フィリピンは熱帯気候で1年中蒸し暑く、特に雨季は湿度が高いです。なので、髪を乾かしてもすぐに汗や湿気で湿るため、そもそも乾かす意味があまりないと感じる人が多いのかもしません。
また、そもそも暑いので、ドライヤーをしたくないのかもしれません。


2. 食文化:豚の“脳”や“血”を使う料理がある

日本ではなじみの薄い部位や食材を使った料理に出会うのも、大きなカルチャーショックでした。私が印象に残っているのは、豚の脳みそ(トスロブワ)や豚の血を使う料理(血の塊のように見えるもの)。どれも伝統的な家庭料理やローカルの味として大切にされており、現地の友人に教えてもらって初めて知る世界観でした。


トスロブワは実際には豚の脳みそを煮込み、ガーリックや玉ねぎ、ネギなどを加えて炒めた料理です。味はまろやかでクリーミー、豚骨スープに似た旨味があります。また、現地では「プソ」と呼ばれるヤシの葉で包んだご飯をちぎりながら一緒に食べるのが定番。ローカル食堂では50〜100ペソ(約100〜200円)ほどで気軽に食べられます。

セブ島トスロブワ

トスロブワ

味はお店やレシピによって幅があり、私には“濃厚でコクがある”と感じるものが多かったです。衛生管理に配慮している店舗を選びつつ、体質やアレルギーに注意してトライするのがおすすめ。
慣れない方は無理せず、食べる/食べないの選択は自由でOKです。特に、現地の食堂は場所によっては現地の方でもおなかを壊す方がおおいので、注意が必要です。

私は、IT Parkに学校があったので、近くにあるSugbo Marketでトスロブワを食べていました。ここでは、店員さんが作ってくれたので、初めての方におすすめです。
Sugbo Marketでは、他にもBBQ、レチョン(豚の丸焼き)、マンゴーシェイクなどおいしいグルメがたくさんあります。
ご興味がある方ぜひ行ってみてください。

セブ島のおすすめ食事について

また、留学初日から驚いたのは、とにかくファストフードと揚げ物が多いこと。
ジョリビー(現地大手チェーン)のフライドチキンをはじめとして、そこら中で、フライドチキン・ポテト・ハンバーガーなどのファストフードが売っています。
なので、野菜を摂取するのが意外と難しいです。勿論、新鮮な野菜はスーパーにいけば入手できます。しかし、外食で見つけるのは結構難しいです。
そこで私は健康管理のため、日本からサプリメントを持参することのも良いかと思います。

jolibee

ジョリビー

また、フィリピン人はとにかく米が大好き。フライドチキンと一緒にお米を食べます。
衝撃だったのは、マクドナルドやKFC(ケンタッキーフライドチキン)にお米が売ってます。また、セブンイレブンのホットコーナーにもお米が売ってます

想像してみてください。フィリピンでのマクドナルドの定番セットはビックマックではありません。フライドチキン+ライスのセットです。

KFCフライドチキン+ライス


3. 「教会が生活の近くにある」— キリスト教の国ならではの週末

シマラ教会

私の滞在先周辺では、教会が生活導線の中に普通にあるのが印象的でした。
週末にはミサに参加する家族連れをよく見かけました。宗教行事がコミュニティの大切な時間になっている雰囲気。

旅行者や留学生でも、見学可能な場面はあります。入場の可否や撮影の扱いは場所ごとのルールに従い、露出の少ない服装静かな振る舞いを心がけるのがマナーだと感じました。


私が参加したミサでは、聖歌のハーモニーに驚きました。合唱が自然にそろうというか、子どもからお年寄りまで声を合わせることが生活に溶け込んでいる印象です(あくまで私の主観です)。宗教は個人の信仰にかかわる繊細な領域なので、敬意をもった態度で向き合うことが大切だと学びました。

ただし、教会は注意があります。厳格な宗教施設のため、露出の多い服装は避け、肩や膝が隠れる格好で訪れるのがマナーです。私は一度半袖半パンの恰好で行き、警備員に止められ中に入ることができなかったことがあります。
服装には注意です。

また、教会での歌でも思いましたが、とにかくフィリピン人は歌がうまいです。
その理由はカラオケがたくさんあることです。一般家庭にもあります。
私が最も楽しかったカルチャーショックのひとつが、歌が身近にある日常歌が上手いと感じる人に多く出会ったのは事実ですが、それ以上に「歌うのが好き」という空気が好きでした。

教会の聖歌はもちろん、カラオケ(KTVを含む)は街のあちこちで見かけ、ビーチや野外レストランでも堂々と歌う人たちがいます。観光客でも拍手や口ずさみで参加すれば、場の一体感にすぐ入れるのが心地よい。
なお、施設によって年齢制限・利用規約・料金体系が異なるため、各店舗のルールに従うのが前提。音量や時間帯への配慮はお互いさまです。

セブ島 教会

4. 野犬がとても多い

セブ島 野犬

フィリピンを歩くと、路上や市場周辺で多くの犬を目にします。これは偶然ではなく、社会的背景があります。
第一に、飼い犬を放し飼いにする文化が根強く、家の外で自由に歩かせる家庭が多いことが挙げられます。

加えて、行政の捕獲・保護体制は十分ではなく、シェルターや譲渡制度が整っていない地域も多いそうです。
また、経済的事情から犬を完全に世話できない家庭もあり、放棄や半野良状態が続きます。熱帯気候で寒さによる淘汰が少なく、生存環境が比較的良いことも数を増やす要因です。

渡航者の方、狂犬病のワクチン接種をしておくことをおすすめします。
私はIT Park内にいましたが、その街中ですら、大量の野犬がいます。そのため、打っておくほうが安心です。
また、意外に知られてないですが、狂犬病の感染経路は犬に限りません
ねずみやトカゲからの可能性もあります。もし、予防接種を受けていない方は要注意です。

ただし、街中にいる野犬は基本的に襲ってくることはありませんでした。(あくまで私の体験です。)
私は最初の1~2週間ですっかり慣れました。慣れると、とてもかわいい癒しの存在に昇華されます。

ワクチン接種のほかに準備しておくべきことまとめ


5. トイレ事情について

トイレ

セブ島では、IT Parkなどの街中ではモール内やレストランでトイレを利用します。
一方、地方都市にいくと、日本のように無料で使える場合は少ないです。トイレの入り口で係員に利用料を支払うシステムまたは置いている箱にコインを入れるのが一般的です。
その金額は5〜10ペソほどですが、観光客にとっては思わぬ落とし穴になることがあります。特に紙幣しか持っていないと断られる場合や、係員が釣り銭を用意していないこともあり、実際に「小銭がなくて入れず困った」という声も耳にします。

この利用料は単なる料金ではなく、清掃やトイレットペーパーの補充、水道代の維持費などにあてられており、利用者が快適に使えるよう支える仕組みでもあります。場所によっては、支払い後にトイレットペーパーを少量だけ手渡される形式もあるので、衛生面で安心するためには自分でティッシュやウェットティッシュを持参するとさらに便利です。

旅行者にとって最も大切なのは、常に小銭を持ち歩くことです。セブ島は思ったよりも現金文化です。基本的にマーケットやローカルのコンビニはカードが使えません。
観光や買い物で大きな紙幣を崩す機会が限られることも多いので、先を見越してコインを用意しておきましょう。
公衆トイレだけでなく、ジプニートライシクルといった交通機関の運賃支払いでも小銭が必須です。旅をスムーズに進めるための基本的な心構えとも言えるでしょう。

ペソ

まとめ

  • 年中暑いフィリピンでは、朝シャワー中心の生活リズムに自然と移行(私の体感)。
  • 食文化は新鮮な驚きの連続。豚の脳や血を使う料理など、日本ではレアな一皿に出会うことも。衛生と体質に配慮しつつ、挑戦は自分のペースで
  • キリスト教は生活に近く、教会やミサは静かな敬意を持って接すれば、文化理解の良い機会に。
  • 日常に**“歌う”楽しさ**があるのが魅力。教会の聖歌、KTV、ビーチの歌声まで、音楽がコミュニケーションの橋渡しに(私の主観)。
  • 街中にも野犬がたくさんいます。渡航者の方は狂犬病のワクチン接種をしておきましょう
  • セブ島の地方ではトイレが有料。地方へ行く際はコインを持ち運んでおきましょう。