はじめに
フィリピンセブ島は語学留学の人気スポットで、英語力を伸ばすだけでなくリゾート気分も楽しめる留学先です。しかし、気になるのは費用面。学費や住まい、また食費など、現地でどれくらい必要なのかは以下の記事で詳細に記載しました。
2025年セブ留学で実際にかかった費用まとめ
本記事では、どうすれば節約できるのかを私の実体験をもとにご紹介します。
目次
- 導入:3か月半のセブ留学でかかった費用
- 航空券の節約術紹介
- ホテル滞在費の節約術紹介
- 生活費の節約術紹介
1. 導入:3か月半のセブ留学でかかった費用
まず、私の体験談で3か月半のセブ留学でかかった費用は133万程度です。
詳細は以下の記事に詳しく書いていますので、ご興味がある方はご覧ください。
2025年セブ留学で実際にかかった費用まとめ
この中で、特に航空券と日常の生活費、ホテル代は情報さえ知っていれば節約できます。以下の章で順に説明していきます。
2. 航空券の節約術紹介

東京・大阪からセブへの往復は 2万円台〜6万円台 が一般的です。基本的にLCCが安いので、LCCを選択するとして、その中でどのような節約術があるかをご紹介します。
節約するための一つめの戦略は滞在時期を調整することです。
基本的に雨季の9〜10月などは、安くなりやすいです。また、曜日でいえば、火・水・木の平日発着は安めになる傾向があります。時間帯は深夜帯が安くなります。
これらを踏まえて、おすすめはフライト比較サイト(Google Flights、Skyscanner)で最安日を検索することです。
節約するための二つめの戦略は経由便を選択することです。
直行便と比べて、経由便は安いです。
例えば、セブマクタン空港に大阪から直行でいくより、マニラ経由の便の方が安くなります。
ただし、当然時間が長くかかってしまいます。
直行便だと大阪からマクタン空港までおよそ4時間程度。一方、マニラ経由だと8時間や10時間以上かかることも多いです。
節約するための三つめの戦略は早めに予約することです。
なぜなら、もし直前に需要が高まると、航空券の値段が高くなるからです。
もし、確実に行くことが決まっている場合は、早めに予約することも手です。
私の場合、経由便は長くて嫌だという理由で、2025年10月に大阪→セブ島の直行便(土曜日)の朝の便を3か月前に予約し、往復4万弱でした。(預け荷物あり(7 kg))
これでも、4万弱で渡航でき、さらに深夜便や平日便、経由便など最適化すればもう少し安く費用を抑えることができます。
3. ホテル滞在費の節約術紹介
ホテルは正直どこまでのランクを許容できるかに依存します。
ホステル/ゲストハウス:1泊500〜2,000円台、節約派におすすめ。
格安ホテル:1泊2,500〜5,000円程度。市内中心部に多い。
中級ホテル(3〜4★):1泊5,000〜15,000円前後。快適さとコスパのバランス。
高級リゾート(5★):1泊15,000円〜。プールやプライベートビーチ付き。
しかし、いくつか節約ポイントはあります。
まず第一に、平日チェックイン/チェックアウトを狙うことです。
航空券と同様、みんなが利用したい土日・祝日はコストが高くなる傾向があります。
また、直前だとこれまた費用が高くなることがあります。そのため、平日・前もっての予約が固いでしょう。
次に、直接予約ではなく、Agodaなどの代理店から予約することです。
これは、私がセブ島で宿泊したホテルの係員に直接言われました。
「今直接予約を受けることもできるけど、代理店を通した方が安くなるよ。」
とても正直だなと感銘を受けました。
ただしキャンセルポリシーが厳しい(返金不可プランが多い)場合があるので、そこは注意してください。
あとは、航空券と同様、繁忙期(12〜2月、夏休み)は値上がりするので避けて、雨季を狙う。また、街中を外すと安くなることは想像に難くないかなと思います。
私の体験談では、街中で好立地なホテルで5000円~6000円(二人で)払えば、快適なホテルに宿泊できます。この値段でWiFi, キッチン付き, ツインベッド, Netflix, Youtube等完備の良い清潔なホテルに宿泊できます。私はAgodaを利用しました。
勿論、時期と場所によって変わるので、上記ポイントを踏まえて比較サイトを検索してみると良いと思います。
ちなみに、身分証(パスポート写し可)の提示と、1000~2000ペソの保証金(チェックアウト時に変換されます。)を求められます。よって、現金を持っておくこと、身分証を持っていくことを忘れないようにしましょう。また、ビザ申請にパスポートを預けている場合は、スマホでパスポートの写真を撮った画面でチェックインできます。
4. 生活費の節約術紹介
結論から言うと、食事は現地の食堂やマーケットが安いです。
下の食事(左写真)は、オクマというIT Park付近にあるローカルの食堂がある場所で食べたものです。値段は100ペソ程度(300円弱)でした。(2025年)
また、豚の脳みそを使ったトスロブワは二人前くらいで、200ペソ程度だったと思います。(1人前、100ペソ)これはIT Park内のSugboマーケットというところで食べました。(右写真)


これらのように、2025年時点で一般的なローカルの食堂やマーケットでは1食100ペソ~200ペソ(約300~600円)が相場です。
また、オシャレなカフェのランチセットで約300ペソ(約900円)程度でした。
ちなみに、カフェでのホットコーヒーは50~150ペソ(約150~450円)が平均。私も現地の友人と毎朝コーヒーを楽しんでいました。(出店スタイルの店だとホットコーヒー1杯約50ペソです。)
中にはパスタクッカーで自炊している人もいました。滞在先に電子レンジがあれば、パスタとソースを買って簡単料理が可能です。また、材料費は日本ほど高くなく、一食100~200円以内で済ませられます。
同じ寮の人が持ってきていてこれは良いなと思いました。また、安いだけでなく、自分で作る安心感もあります。
また、宿泊先にキッチンがある方。現地の焼きそば、パンシットはなんと1食20ペソ未満(約60円)でボリューム満点。辛味と酸味がきいていて、日本人の私には好みの味でした。毎日でも食べたくなる安さです。
パンシットは、下のような袋めんタイプで売っています。日本でも買えるので、ご興味あればぜひお試しください。
Metroなどのスーパーマーケットで材料をまとめて買って、食費を大幅に抑える選択肢もあります。
特に、現地の野菜とフルーツは日本よりも安いです。また、現地の米は5キロで1000円行かなかったと思います。下の写真の右上にあるのが炊飯器で、キッチン付きのホテルには備わっていると思います。
この時は、なす、ブロッコリー、エリンギ、ジャガイモ、ズッキーニ、エビを使用してアヒージョを作りました。冷蔵庫もあるので、3日分くらいはこれで生活できました。
自炊の良い点は、野菜がとれることです。セブ島はファストフード店が多いので、野菜は貴重な存在です。

まとめ
セブ島留学の費用は、学費・住居・食費それぞれ幅がありますが、しっかり対策すれば「リーズナブルかつ快適」な生活が可能です:
- 食費はローカルなら300円程度でも満足の量
- 宿泊費は1泊5,000~6,000円でキッチンとWi-Fi付きが狙える
- 自炊により節約効果大
- 航空券・ホテルは繁忙期や平日を狙い安めにおさえる
留学費用を抑えつつ、現地を楽しむ工夫をすることで、費用対効果の高い留学生活が送れるはずです。ぜひ参考にしてください!



