
「セブ島の移動手段ってなに?利用法は?費用はどれくらい?」と思ってる方
「セブ島の主要な観光地までの所要時間と費用を知りたい」と思ってる方
「ついでにセブ島でおすすめの観光スポットを知りたい」と思ってる方
そんな方々のために書いた記事です。
本記事では、信憑性を担保するために以下の事項に留意しています。
・「私自身のセブ島半年間の留学経験ベースで書く」
・「私のフィリピン人彼女の20年以上生活してきた一次情報をもとに書く」
・「必要に応じて関連論文・サイトを引用する」
本記事の構成・要点
1.セブ島の移動手段はなに?おすすめの移動手段と利用法は?
2.セブ島の主要な観光地までの費用と所要時間
3.セブ島のおすすめ観光スポット
4.コラム:セブ島の交通状況とフィリピン人の運転について
5.コラム:Grabのその他の利用
セブ島移動手段と交通費・主要スポットまでの時間まとめ
セブ島の移動手段はなに?おすすめの移動手段と利用法は?
セブ島の移動手段は主に次の方法があります。
- タクシー
- Grab(配車アプリ)
- ローカルバス・ジプニー(Jeepney)
- 自家用車・レンタカー
この中で私が留学中や旅行時に最も使用していて、おすすめな移動手段はGrabとジプニー(Jeepney)です。
理由はGrabが最も利便性が良く、ジプニーが最も安いからです。
ここで、読者の方はGrabもジプニーも聞き馴染みがないと思います。まずは、これらの概要説明・利用法から始めたいと思います。
セブ島移動手段のおすすめ:Grabとは?

Grabとは東南アジアで広く使われている配車サービスアプリです。アプリを通して、好きな時間に好きな場所へタクシーを呼ぶことが可能です。
乗車前にすることは①目的地②ピックアップ場所を選択するだけ。支払いもクレジットカードを登録しておくとできます。(一方、現地のタクシー・バスは基本的に現金のみです。)
・Grabアプリのダウンロード
・Grabアプリ公式Downloadページ
ちなみに、英語が苦手な方も安心です。なぜなら、クレジットカードでの支払いを設定しさえすれば、会話なしで目的地に送迎してくれるからです。
ただ、どうせなら会話を楽しむのも良いと思います。
私は一度、ビール好きのドライバーさんと酒の話で大変盛り上がりました。とても陽気で気さくな方が多いので、ぜひ会話を楽しんでみてください。
Grabアプリで配車する具体的な手順
①Grabアプリをダウンロードし、基本情報を登録します。
②メニューの「Car」を選択します。
③次に目的地を選択します。文字を打ち込むと候補がでてくるので、行きたい住所を選択してください。
④目的地を選択後、ピックアップ場所を選択します。現在地の地図が表示されるので、赤ピンをピックアップしてほしい指定場所に動かし、「Choose This Pickup」を押します。
⑤④まで進めると、タクシーが自動で配車されます。その際、費用も事前に表示されます。「決定ボタン」を押すと配車が確定しますので、ピックアップ場所で待機してください。
⑥配車確定時に、タクシードライバーの位置情報と目安時間、車種とナンバーが通知します。その情報と一致したタクシーに乗りましょう。
セブ島移動手段のおすすめ:ジプニーとは?

ジプニー(Jeepney)とはセブ島のローカルバスです。
費用ははなんと60円程度と驚くほど安いです。交通費を安く済ませたい方・現地感を味わいたい方におすすめです。
私も数回利用しましたが、乗り方が独特です。
まず、ジプニーはバス停に止まりません。自分で手を上げて合図して社内に乗り込みます。
そして、目的地を言い、コインを運転手に渡します。(乗車量は15~20ペソ・現金のみ)
降りる際は、降りたい場所で運転手に声をかけるか車内で合図します。
ジプニー乗車時の注意
乗車中はかなり混雑することもあり、スリ対策としてバッグは必ず前に抱えるようにしていました。
乗り方が独特なため、観光客が乗り慣れるには少しハードルが高いです。また、ルートが複雑なので初めての方には少し難易度が高いのも事実です。
しかし、現地の生活感を味わえるのはジプニーならではです。
おすすめのジプニーの利用の仕方は、はじめは現地の友人と一緒に乗ることです。一回乗ると勝手がわかります。
セブ島の主要な観光地までの費用と所要時間
ここでは移動頻度の高い以下のルートで、それぞれの費用と時間の目安を記載します。この情報は私が2025年セブ島に行った際の一次情報をもとに記載しています。
ルート1:マクタン国際空港~ITPARK
ルート2:ITPARK~TOPS展望台
ルート3:ITPARK~SMシーサイドモール
| 移動手段 | 費用 [円] (片道) | 所要時間 [分] | |
| ルート1 | Grab | 1000 | 35 |
| ルート2 | Grab | 600 | 30 |
| ルート3 | Grab | 400 | 15 |
| ルート2 | バス | 260 | 30 |
| ルート3 | バス(ジプニー) | 50 | 15 |
※1ペソ =2.62円で計算 (2025.11.11)
上記表からわかる通り、バスはGrabの1/2以下で、ジプニーを利用すれば1/8程度に移動費を抑えることができます。
ちなみにレンタカーは2日で3850ペソでした。(2025年10月の一次情報)
ただし、運転には国際免許が必要です。
セブ島のおすすめ観光スポット
「セブ島の移動手段はわかったので、次はセブ島でおすすめの観光スポットを知りたい」と言う方に私が実際に行って勧めたい観光地を以下にまとめました。ご参考になれば幸いです。

セブ島観光ガイド!観光スポット&過ごし方6選
グルメ・歴史・絶景スポットを体験談付きで紹介。週末の過ごし方の参考に最適です。
セブ島の交通状況とフィリピン人の運転について

セブ島の交通状況
旅行計画を立てる際に、「混雑する・渋滞する」時間帯は気を付けた方がいいです。
具体的には以下の時間帯です。
- 朝の7時~9時ごろ
- 夕方17時~19時ごろ
- 金曜日の夕方~晩
- 日曜日の夕方~晩
金曜日と日曜日の晩が特に混雑するのは、帰省ラッシュです。
セブ島のフィリピン人は家族との時間を大切にしていて、街で仕事をしていても、毎週のように地方の家族のもとへ帰省するからです。
セブ島のフィリピン人の運転スタイル
フィリピン人の運転は日本と比べるとかなりラフです。アグレッシブさを感じます。
例えば、追い越しは当たり前で、クラクションもよく鳴ります。道も渋滞しやすいので、移動時間は余裕を持ってスケジュールを立てたほうが安心です。
また、日本とは違い右側通行です。そのため、運転が慣れていない方は控えるほうが無難かもしれません。
コラム:配車アプリGrabのその他の利用

実はGrabでは食べ物のデリバリー可能です。レストランの料理をアプリで頼んで自宅や寮・ホテルに届けてもらえます。
あらかじめ指定した目的地付近になると配達ドライバーからテキストメールが来ます。
確認後、目的地に取りに行きましょう。
(配達目的地を指定すれば良いので、自宅や寮・ホテルでなくても問題ありません。)
フィリピンではファストフード店が多く、中々野菜が取りづらいことがあります。そのような方にGrabの豊富なメニューから野菜料理を宅配することがおすすめです。
また、国際恋愛をしている方で遠距離恋愛の方におすすめな利用法があります。
それは、日本にいながらフィリピンにいる恋人に食事を配達することです。仕事で疲れている時やお祝い時におすすめです。
Grabアプリでフードを宅配する具体的な手順
①まず、メニューの「Food」を選択します。
②次に、「Driver To」のタブから住所を登録します。ホテル滞在の方はホテル。学校の寮にいる方は、学校の住所を登録します。
③検索画面から食べたい料理を検索し、選択します。(「Add to Basket」)
④選択が終われば、Basketに行き、支払方法・宅配時間の選択等を行います。その後、「Place order」を押せば手配完了です。
⑤あとは、用意された料理をドライバーが宅配してくれます。この際も、ドライバーの位置情報や基本情報がわかります。登録した住所に着けば電話かテキストが来るので、「I'm coming」と言って指定した場所にいけば受け取り完了です。
まとめ:セブ島移動手段と交通費・主要スポットまでの時間まとめ
- セブ島の交通手段はタクシー・Grab・ジプニー・バスがメイン。
- Grabは料金が事前にわかる・カード決済できるので旅行者や留学生にとって安心感がある。空港までの移動も1,000円〜1,500円程度で、日本と比べると圧倒的に安くておすすめ。
- ジプニーは60円ほどで乗れる超ローカル交通。慣れると面白いが、ルートが複雑なので最初は難易度高め。
セブ島の交通は日本とは大きく異なり、最初はカルチャーショックを受けましたが、慣れてくると「交通費が安くて移動しやすい」と感じました。これから渡航される方は、ぜひ自分のスタイルに合った移動方法を選んで、安全で快適なセブライフを楽しんでください。
—(個人の体験談をもとに記載。交通費やアプリ仕様は変動する可能性があるため、最新情報は現地または公式アプリでご確認ください)
